──現在、営業職とサッカー選手を両立しているとのことですが、サッカーを始めたきっかけは?
鬼京:サッカーを始めたのは小学校1年生の時、兄がサッカーする様子に憧れて始めました。そこからずっと、“もっとうまくなりたい”という繰り返しで、今もサッカーを続けています。
【鬼京 大翔 サッカー経歴】
小学校1年生:サッカーを始める
中学校3年生:U15愛知県リーグ1部 優勝
高校1年生:U16関東サッカーリーグ(ルーキーリーグ)優勝
高校3年生:インターハイ全国優勝/高円宮杯プレミアリーグ昇格/全国高校サッカー選手権大会 全国準優勝
社会人1年目:品川CC入団(※)
※現在、リクルートスタッフィングで派遣営業職としても活躍中
──将来の道はどのように決めたのでしょうか?
鬼京:高校も大学もサッカー強豪校に進学し、朝から晩までサッカー漬けの毎日を送っていました。有名大会で全国優勝など結果を残せていたこともあり、学生の時から「将来、選手として生きていきたい」という気持ちが強かったです。
しかし、大学4年生の時に大きなケガを負ってしまい、コンディションをなかなか取り戻せなかったことをきっかけに、将来について悩む時期がありました。
「選手をあきらめて就職する?」「他に何かしたいことはあるのか?」など……本当に悩みましたね。自分からサッカーをとったら何ができるのか、不安でいっぱいでした。でも、「立ち止まっているよりは今できることをやろう」と気持ちを切り替え、将来像について徹底的に向き合いました。
その結果、「選手だとしても、いつかは就職するだろう。それなら早いほうがいい」という思考になり、就職することを決心しました。