鬼京 大翔
INTERVIEW

仕事があるから、サッカーももっと頑張れる。競技との両立を果たした先にめざすもの

元アスリート系

鬼京 大翔

営業

現在、品川CCの現役サッカー選手として活躍しながら、リクルートスタッフィングの営業職も務める鬼京 大翔。アスリートの競技人生と仕事人生を同時進行する“デュアルキャリア”を選択したきっかけ、その先にめざすものとは──鬼京の想いに迫ります。

CHAPTER 01
人の希望を結果につなぐアシストがしたい──困難の中、見つけた答え
人の希望を結果につなぐアシストがしたい──困難の中、見つけた答え

──現在、営業職とサッカー選手を両立しているとのことですが、サッカーを始めたきっかけは?

鬼京:サッカーを始めたのは小学校1年生の時、兄がサッカーする様子に憧れて始めました。そこからずっと、“もっとうまくなりたい”という繰り返しで、今もサッカーを続けています。

【鬼京 大翔 サッカー経歴】
小学校1年生:サッカーを始める
中学校3年生:U15愛知県リーグ1部 優勝
高校1年生:U16関東サッカーリーグ(ルーキーリーグ)優勝
高校3年生:インターハイ全国優勝/高円宮杯プレミアリーグ昇格/全国高校サッカー選手権大会 全国準優勝
社会人1年目:品川CC入団(※)

※現在、リクルートスタッフィングで派遣営業職としても活躍中

──将来の道はどのように決めたのでしょうか?

鬼京:高校も大学もサッカー強豪校に進学し、朝から晩までサッカー漬けの毎日を送っていました。有名大会で全国優勝など結果を残せていたこともあり、学生の時から「将来、選手として生きていきたい」という気持ちが強かったです。

しかし、大学4年生の時に大きなケガを負ってしまい、コンディションをなかなか取り戻せなかったことをきっかけに、将来について悩む時期がありました。

「選手をあきらめて就職する?」「他に何かしたいことはあるのか?」など……本当に悩みましたね。自分からサッカーをとったら何ができるのか、不安でいっぱいでした。でも、「立ち止まっているよりは今できることをやろう」と気持ちを切り替え、将来像について徹底的に向き合いました。

その結果、「選手だとしても、いつかは就職するだろう。それなら早いほうがいい」という思考になり、就職することを決心しました。

CHAPTER 02
仕事でも早く成長したい。求める結果がつかめる場所がリクルートスタッフィングだった
仕事でも早く成長したい。求める結果がつかめる場所がリクルートスタッフィングだった

──仕事とサッカー選手を両立することとなった経緯を教えてください。

鬼京:就職活動に励む中で、大学のコーチから「仕事をしながらサッカーを続ける道もある」と、品川CCという、仕事とサッカー双方を頑張れる「1.5キャリア」を推進する社会人サッカークラブを紹介いただき、入団が決まりました。そのため、就職は行うものの、サッカー選手の道も引き続き残すことができたんです。

品川CCでは、元プロ選手含むメンバーが、仕事と両立しながら勢力的に活動していました。「仕事を行いつつ、サッカー選手としても頑張れる道があるんだ!」と嬉しかったですね。

──それで競技と仕事の両立をめざすことになったのですね。現在のリクルートスタッフィングへ入社したきっかけは?

鬼京:人材派遣会社のリクルートスタッフィングへは2023年1月に中途で入社しました。前職でも人材派遣営業を行っており、サッカーとの両立について悩んでいたころ、品川CCのマネジャーさんに、「良い企業を知っている。フレックス制だしスケジュールのコントロールもしやすいかもよ」と勧めてもらったことがきっかけです。

はじめは、大企業だし、サッカーと両立しようとしている自分が受かるにはハードルが高いのでは……と思い「受かったらいいな」ぐらいの気持ちだったので、まさか入社が決まるとは思っていませんでした。

入ってみたら、自分と同じアスリートや、営業未経験の人も多くいて、それぞれ自分らしさを大切に働きたいという方が多く受け入れられていることがわかりました。

──現在の派遣営業という仕事は、鬼京さんの望むキャリアとマッチしていますか?

鬼京:はい。というのも、就職する道を決めた際に、自分のなりたい姿・やりたいことについて突き詰めた結果、「仕事するなら、サッカーと同じで、“自分がアシストする”ことで、人に喜んでもらいたい。人の希望を、結果に、ゴールにつなげる仕事がしたい」という答えを見つけました。現在の人材派遣営業という仕事は、人々のキャリアに寄り添いアシストできる仕事でやりがいを感じています。

──鬼京さんは、入社1年未満ですでに月間のVP(Valuable Player)賞で表彰されたそうですね。

鬼京:ありがたいことに入社して5カ月目に受賞しました。早期に結果を残せたのは、質問しやすく、積極的にノウハウをインプットできる学びやすい環境をつくってくれたチームの方々のおかげだと考えています。

リクルートスタッフィングには、相手のことも自分事として考える文化があって、個人の成果を追うだけではなく、ワンチームで常に寄り添ってくれる存在がいるのが心強いです。

また、成長していける環境としては、Will Can Mustのマネジメントが行われていることが大きいように感じます。これは、“自分が実現したいこと(Will)”を起点に、“自分が生かしたい強みや克服したい課題(Can)”を抽出、そして“業務目標や能力開発につながるミッション(Must)”が設定されます。これにより、自分が実現したいことと接続されたミッションを設定することができるので、モチベーションを持って仕事ができます。

ちなみに、私の“Will”は、自分だけではなく組織全体の目標達成も意識して貢献できている状態になること。今はまだ自分で精いっぱいになっているときも多いですが、少しでもたくさんの方の就業機会を創れるように頑張ります。

CHAPTER 03
チームメイトの成長は、自分の成長。横並びで導いてくれるリーダーの存在
チームメイトの成長は、自分の成長。横並びで導いてくれるリーダーの存在

──つづきまして、鬼京さんのチームリーダーである西村さんにも一緒にお聞きしていきます。

西村:よろしくお願いします。

鬼京:西村さんも中途入社で、前職ではフットサルのコーチをしていたそうです。なので、私のキャリアも理解してくれて、親身に寄り添ってくれるのでありがたいです。たまにサッカー面でもアドバイスをもらうことも……(笑)。

西村:鬼京が入社したての半年はチームは別で、鬼京は他の先輩についてもらっていました。チームは違えど、自分もフットサルのコーチ経験を経てリクルートスタッフィングに入社していますし、鬼京は気になる存在でしたね。

鬼京が仕事で苦戦している時期、上長に僕のほうから「鬼京をサポートしたい」とお願いし、現在鬼京のグループのリーダーとして並走しています。隣で見ていて、鬼京が伸び悩んでいる理由が想像できたので、少しでも自分がサポートすることで成長スピードを加速できたらなと思い、指導を担当することにしました。

──元フットサルコーチ経験のある西村さんから見て、鬼京さんはどんなメンバーですか?

西村:これまで接してわかったことですが、鬼京はやっぱり根っこがアスリートだなと。根性だったりメンタルキープだったりが、人並み以上に感じます。自分も仕事する上で良い影響を受けています。

ちなみに余談ですが、プライベートでは、一緒にサッカーをしたり、キャンプに行ったりすることもあります。

鬼京:ラーメンも食べに行ったり……(笑)

──では、鬼京さんから見て、西村さんはどんなリーダーですか?

鬼京:はじめは、私の成長を自分のことのように捉え、一緒に並走してくれるリーダーがいるんだと驚きました。西村さんは毎日30分程度、1on1ミーティングをオンラインでしてくれます。そこでは、タスクの確認や業務に関してのフィードバックをもらえたり、前日わからなかったことを質問できる場になっていたりと、ありがたいです。

また、競技と仕事のバランスで悩むときも親身になってアドバイスをくれます。サッカーで思うような結果が出ないとき不安になることもあるのですが、出社してリーダーと話すと安心しますね。

西村:自分も意識しているところですが、後輩メンバーからのアクションに対しては基本すぐに連絡をするとか、ちょっと返すとか。いつも見守っているよという気持ちが伝わるようにはしています。僕も、今こうして今未経験でもリーダー職へステップアップできているのは、入社当初に並走してくれた先輩がいたからなので。

また、僕はフットサルのコーチからリクルートスタッフィングに入社しました。営業未経験だったこともありますし、社会人までスポーツを続けてきたので、鬼京の気持ちがよくわかります。そのため共感できることも多く、仕事と両立するための必要なポイントをフラットにアドバイスすることもできました。

もちろん鬼京の成長だけではなく、こちらもいろいろとアドバイスすることで、新たな発見や得るものがあり、僕自身の成長にもつながっています。お互いもっともっと成長できるように、一緒に頑張りたいと考えています。

CHAPTER 04
仕事があるからサッカーももっと頑張れる。デュアルキャリアの良さ
仕事があるからサッカーももっと頑張れる。デュアルキャリアの良さ

──最後になりますが、今後の目標を教えてください。

鬼京:“今”に集中しているので、何十年後とかのビジョンはまだはっきりはしていないのですが、体が動く限りは、サッカーを続けていきたいなと思っています。サッカーあっての自分なので。これからも初心と変わらず、上をめざしていくという軸は変えずに、続けていきたいなと思っています。

もちろんサッカーだけではなく、仕事とも両立していきたいと考えています。サッカーの調子が悪いなと思った時に、仕事で結果が出てくると、サッカーも上向いてくるんです。これはデュアルキャリアならではかなと思います。

──過去の鬼京さん同様、就職について悩んでいるアスリートの方にメッセージをお願いします。

鬼京:これから就職を考えているアスリートの方にお伝えしたいのは、競技と仕事の両立に悩んだ時、どちらかに絞らず“両方やる”という選択肢もあるということ。

私の場合は、仕事も頑張ることで、経済面だけでなく「自分はサッカー以外でも活躍できる」という安心感が持てるほか、サッカーにも集中しやすくより続けやすい環境を手にいれられている実感があります。

そんなとき、リクルートスタッフィングのように、自分らしさを大切にすることを応援してくれる会社もあります。環境がない、時間がない……とあきらめるのではなく、まずは“自分らしく生きていくためには、どんな道があるのか”をフラットに考えてみることをオススメします。

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