奥山 希
INTERVIEW

この働き方が、私らしい。人に寄り添う軸を持ちながら仕事を通じて”なりたい自分”を叶える

元ブライダル系

奥山 希

営業

エステティシャンとして3年、ウエディングプランナーとして5年。いつも人の“こうありたい”に寄り添い伴走しながら、“どんな自分でありたいか”にも向き合ってきた奥山 希。「人が好き、人に伴走する自分でいたい」そう掲げながら、派遣営業を選択するまでの道のり・派遣営業に挑戦してからの想いを語ります。

CHAPTER 01
小学生で駅伝に出場、バイトでは推進リーダー。目標と共に前に歩み進み続けた学生時代
小学生で駅伝に出場、バイトでは推進リーダー。目標と共に前に歩み進み続けた学生時代

──学生の頃、打ち込んでいたことはありますか?

昔からスポーツがとても好きで夢中になっていました、得意なこともあって。幼少期から「1位になりたい」「こんな風になりたい」というイメージをもつことが多かったのですが、特に印象に残っているのは、中学生の頃の一大イベントでもある、年に一度のマラソン大会です。私は足が速いほうだったこともあり、毎年「これはもう1位を狙っていくしかない!」と、負けないためには何をすべきかを考えていました。

当時バドミントン部に所属していましたが、部活の練習を終えて帰ってきたあとも、マラソン大会に向けタイムを上げるために自宅の周りを1時間くらい走りこむなど、目標をたててやりきってきました。

やるからには負けたくない思いが強くて、自分でどうすればトップを目指せるかを考えて行動していましたね。今思えば、その負けず嫌いっていう気持ちが今の仕事でもいきている気がします。

結果的に1位にはなれなかったのですが、学年が上がるにつれ10位、6位、5位と順位を縮めることができ、学校を代表する駅伝選手にも選ばれました。すごく嬉しかったことを覚えています。自分で目標を定めて努力し続けると成果にちゃんとつながることがわかりましたし、結果1位はとれなかったのですが、自信にもなりました。

そこから高校、大学と進んでからも、目標をみつけては達成に向けて頑張るということが続きました。例えば、大手コーヒーチェーンでバイトを始めた頃。当時の店長がコーヒーにすごく詳しいコーヒーマスターに任命されていて、それがすごくかっこよく見えた。

「私もかっこよくなりたい。コーヒーマスター目指そう!」というシンプルな動機からですが、大学の勉強と両立しながら、自主的に勉強を始めました。一杯のコーヒーでも、こんなに種類・特徴があったり、ストーリーがあったり……知れば知るほど、コーヒーの奥深さに気付くと同時に仕事も好きになっていきました。

結果、コツコツ身に着けてきた知識が店長からも評価され、コーヒーの知識習得を推進するリーダーという役割をいただきました。自分のために努力したことが、誰かのために発揮できることは嬉しかったですね。

CHAPTER 02
こうありたいという希望を持つ人に伴走したい。お客様と共に理想の状態を目指す日々
こうありたいという希望を持つ人に伴走したい。お客様と共に理想の状態を目指す日々

──社会人になってからはどのような仕事に就きましたか?

いざ就職活動となって、自分が何をやりたいんだろうと思ったときに、人のために何かしたいという気持ちが強いのだなと気づきました。最初に選んだのはエステの仕事。綺麗になりたい、痩せたいという理想を持ったお客様がいらっしゃる場所です。

施術を重ねるごとに、お客様の理想に近づくお手伝いができている実感があり、とても楽しかった。お客様の喜ぶ姿も自分のことのように嬉しく思って仕事をしていました。しかし、手荒れにより仕事にも支障をきたすようになってしまったのをきっかけにエステティシャンの仕事を辞め、兼ねてから興味があったブライダル業界に転職することにしました。

2社目にブライダルの仕事を選んだ理由は、エステの仕事をしてた時に、「結婚式のために綺麗になりたい」というお客様がたくさんいらしてくださっていたことがきっかけです。施術の最中にいろいろな話をするのですが、「今はドレス選びをしている」とか「司会の方との打ち合わせが来週ある」といったことを、お客様がワクワクしながらお話をしてくださることが多くて。それで、ブライダルのお仕事に興味をもつようになっていきました。

それからは、雑誌やいろんなサイトを調べたりして、「こういうウェディングプランナーになりたい」という姿が浮かんできたので、自分のイメージにマッチする会社を受けて入社しました。

ウェディングは、お客様にとって人生のなかの大切なイベントになるので、希望に精一杯寄り添いつつも、一方でプランナーとして時間等に制約があるなかでプランを練り上げていくといったことを行ってきました。大変なこともありましたが、新郎新婦様と一緒に想いを形にしていくことがとても楽しかった。

ただ、仕事内容は充実していたものの、自分の理想とする働き方を考えたときに、もっとプライベートの時間を確保したいと感じ、一度環境を変えてみようと決意しました。

CHAPTER 03
中長期的に人に寄り添い・伴走したいという想いから人材派遣会社の営業へ
中長期的に人に寄り添い・伴走したいという想いから人材派遣会社の営業へ

──エステ・ブライダルの次に、人材業界のリクルートスタッフィングに入社したのは何故ですか?

次の仕事を考えたときに、今までと同様の業界や他のサービス業など幅広く検討しましたが、希望とする働き方(ex.土日休み・拘束時間の程度)や自分のやりたい(ex.人が好き、人に向き合いたい)を考えて、人材業界に興味をもちました。

「1回で終わりではなく、中長期的に人に寄り添い・伴走していく仕事がしたい」そう思って見つけたのが人材派遣会社での営業のお仕事です。派遣営業は、派遣スタッフのお仕事が始まった後も、派遣スタッフと派遣先の企業に伴走して関係を築くことができるので、私の興味ややりたいことに近いと感じたのです。

派遣会社を中心に複数社選考を受けましたが、ワークライフバランスが整っており、女性社員の管理職比率も高く*、成長できる環境があると感じたリクルートスタッフィングを選びました。働き方もフレックスタイム制で自分の裁量でスケジュールを組み立てて働くことができる環境に魅力を感じました。

あと、これは個人的に重視していたことでもあるのですが、給与面での条件も自分の希望とマッチしていました。営業なので個人目標があるのですが、目標達成によるインセンティブがあったり、表彰に選ばれるとさらに追加でインセンティブが発生します。全社で通期目標を達成したときに支給されるインセンティブ(通称GIB=Goal in Bonus)もあり、頑張ったことがみえる形で還元されるのは嬉しいですし、やる気にもつながりました。

最終面接前に人事の方とお話する機会があったのですが、そこでよくも悪くもリアルな話を聞けて、より働くイメージがでたので、入社後に大きなギャップは感じませんでした。行動計画を自分で立てることができて、裁量をもって働けるから休みもとりやすい。

だけど、自分ですべて組み立てなければならないわけでなくて、困ったことがあればリーダーがサポートしてくれたり、同じチームの子に気軽に相談できる雰囲気があります。どんなに忙しくても、教えてや助けてに誰かが必ず手を伸ばしてくれる。安心感の中で仕事ができるから、個人でもチームでも成果が上がりやすいのだと、すごく感じています。

周りの同僚や先輩は、私が悩みや相談をする際、自分の仕事を進めながらではなく、必ず手を止めて話を聞いてくれます。その姿から、こちらに向き合ってくれるのが伝わってきますし、自分もそうあるようにしています。派遣営業が初めての私ですが、順調なことばかりではなく、苦しいことも大変なこともたくさんありました。今も壁にぶち当たることがありますが、それでも続けて頑張れているのは、周りの同僚や先輩たちの人のよさだと感じています。

入社前もエージェントや人事の方から、「RSはいい人が多い」と聞いていましたが、入社後、私だけではなく周りのメンバーからも同じような話を聞きます。「RSのおせっかい文化」(笑)。それが嘘ではなかったと実感しています。

*女性管理職比率39.1%(2023年4月1日時点)

CHAPTER 04
人に寄り添い共に成長を感じながら、RSで描く自身の未来とこれから
人に寄り添い共に成長を感じながら、RSで描く自身の未来とこれから

──未経験から営業職にチャレンジした現在、どのように過ごしていますか?

平日は目まぐるしい日々を過ごしていますが、周りの人にもめぐまれていますし、前職とは異なり土日休みで連休もあったりとオンオフのメリハリを付けて働けています。

仕事では、担当する派遣スタッフの数が多く、即レス即対応を心がけているのでスピード感が求められます。対応の漏れや遅延が発生して信頼を失うことがないように、優先順位をつけて業務を進めることを心がけ、緊張感をもって仕事をしています。

また、前職のブライダルの時に感じたことと同じく、貢献できていると感じることもあり、それがやりがいに繋がっています。未経験で入社した当初も現在も変わらず、進め方や判断に迷ったときは、メンバーや上長にすぐ相談するようにしています。自分の中にはない視点や考え方をサポートしてくれてとてもありがたいです。

「人と関わりながら成長していく自分」を目指して、もっと良くなるにはどうしたらいいかを考えながら仕事を頑張れている、今の働き方が好きです。また、それをちゃんと周りがみていて、評価してくれるのも嬉しい。もちろん、仕事に取り組む上では大変なこともありますが、「人が好き」という前提があるので乗り越えられています。

私みたいに未経験でも、人と関わることが好きな方、頑張りを認めてくれる環境で働きたい方が活躍できる場がリクルートスタッフィングにはあります。この先も、なりたい自分になっていくということを軸に進んでいきたいです。

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