──いままでされてきたお仕事についてお聞かせください。
大学卒業後、新卒1社目ではじめた仕事は、昔から憧れていたファッション関係の販売員でした。学生時代から「いつか自分のブランドを立ち上げたい」という目標があって、念願の第一歩でしたね。配属は、アクセサリーや靴、バッグなどの小物を扱う店舗でした。
店舗は3名という少人数体制で担当しており、一人ひとりの動きが大切です。そのため、当時から当事者意識を強くもっていたのを覚えています。とくに意識していたのは、お客様の様子を伺いながら、何を求めているのかを常に考えること。小さなサインを見逃さず、適切なタイミングで声掛けし、礼儀正しく丁寧なコミュニケーションを心がけること。当時先輩から教えてもらったことで、いつも心がけていました。
当時は気づかなかったのですが、営業職をやっている今でもそこで培ったスキルが活きていると感じています。また、働いている内に「このお客様は、こういうアイテムを身につけたら似合いそう……」と考えるようになり、いつか自分でブランドを立ち上げたいという気持ちが大きくなっていましたね。