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「働き方は自分が決める。」——CMで表現できたのはモデルとしての道のりと重なったから

2月13日より全国配信されたリクルートスタッフィングのCMを、ご覧いただけただろうか。見入ってしまうのは、松山ケンイチさんとモデルのHesuiさんから受ける、その印象が大きいだろう。今回、特別インタビューとして、お二人にそれぞれご自身の「らしさ」について伺った。第一弾は、モデルのHesuiさん。あの一瞬で見せた、あの笑顔に込められたものは、なんだったのだろうか。

まるで霧がかかるように、自分を出せずにいた当時

CMを見て、「あの女性は誰だろう」と思われた方も多いだろう。実際、リクルートスタッフィングにも、彼女についての問い合わせが多数寄せられた。Hesuiさんは、ファッションショーや雑誌などで活躍するモデルだ。ほんの一瞬しか映らなくても、気になってしまう。それは、Hesuiさんの存在感が、そうさせる。

しかし、モデルとしてのキャリアは決して長くなく、はじめたのはつい3年前だという。

周りのモデル仲間は、みな中学や高校くらいまでには活動をはじめており、遅いスタートを切ったHesuiさん。当初、無知な上になにかと比較して落ち込むこともあった。オーディションに着ていく服はこうして選ぶといいよ——。一度誰かにアドバイスされたら、自分の意思はどうであろうと、従うことしかできなかった。ようやく憧れのモデルになれたのに、周囲の話に耳を傾けすぎて、何をしても自分らしくなかったと、当時を振り返る。

「なんとなく、目の前に霧がかかっているような、そんな気持ちでした」

それから、3年が経ち、今はようやく自分らしさをつかめてきたという。霧は、少しはれてきた。

夢をかなえ、モデルとして活動する自分を支えていたもの

普段は雑誌など静止画の撮影が多いので、映像の仕事はHesuiさんにとっても新鮮だったようだ。自宅のテレビで、動いている自分を見ることが不思議だと思った。でも、出演して一番驚いたのは、周りから、たくさんの連絡をもらったことだ。

「親戚や疎遠になっていた友人からも、連絡をもらいました。『CM見たよ!』って、自分ごとのように喜んでもらえたことが、一番嬉しかったです。雑誌だと、わざわざ紙面を探さないとなかなか見てもらう機会はないですが、CMだと普段の生活でふれる機会がある。たくさんの人に応援されていたことに改めて気づくことができました」

CMの印象について聞くと、「働き方は自分が決める。」という最初のメッセージが、Hesuiさんにとっては自分と同じだと感じたという。それは、彼女が、モデルになるまでの道のりと重なるからだ。

実は、Hesuiさんは高校生のころに、モデル事務所にスカウトされた経験がある。当時からモデルの仕事に興味はあったが、家族の反対で断念。ありふれた高校・大学生活を送っていたが、モデルへの想いは諦めきれず、増すばかり——。大学卒業間近、両親を再度説得し、Hesuiさんはモデル事務所を訪ねてまわった。周りの友達は企業への就職活動をしていたが、まるで就職するように、モデルとして事務所への所属が決まったという。

今の事務所に決めたのは、Hesuiさんが素敵だと思うモデルがたくさん所属していたから。有名・大手など規模にこだわらず、無知な自分をイチから育ててくれる、きめ細かなケアをしてくれそうなところを選んだ。

あのとき、夢を諦めず、自分でモデルへの道を切り開くことができた。その経験が、CMのメッセージ性を高めているのかもしれない。

求められるものに近づける、それは派遣スタッフも似ている

モデルの仕事は楽しいことばかりではない。仕事をはじめて、体型維持や健康管理には気を付けるようになった。友人と一緒にご飯を食べに行っても、同じ量は食べられないこともあるし、付き合いが悪くなったと思われないか、不安になることもある。それでも、モデルとして、表現者としてあり続ける。

クライアントに求められるイメージに近づけるよう、自分でも事前に考えて勉強する。そのなかで自分らしさを出せるように、人と比べず、あくまで自分のペースを保つ。話を聞いていると、なんだか派遣スタッフの働き方と、少し近い気がする。

「そうかもしれません。派遣スタッフの方がいろんな会社で働くように、私もモデルとして、仕事ごとに演じ方を変えて働いています。そのなかで大事にしているのは、『人とのつながり』。どうしても現場ごとにスタッフが変わるので、短い付き合いになってしまいがちですが、出会いは大切にしたい。出会いをコツコツと積み重ねていくと、それはやがてつながりになると信じています」

霧がかかったような、自分らしさを見失っていたという以前のHesuiさんの写真を見せてもらった。今と比べると、まるで別人のようだ。最近の写真は、自信がにじみ出ていて、どんな仕事でどんな表現をしても、「Hesui」だとわかる、そんな存在感があるものばかりだった。きっと、自分と真剣に向き合い、道を選んできたことが、今の彼女の世界をつくる礎となっているのだろう。

リュックの紐が切れるほど。その重さが経験を物語る

普段、インタビューで聞くように、Hesuiさんに愛用品を聞いてみた。

身に付けているリングは、以前親友と一緒に買ったもの。「願いがかなうリング」だそう。
「モデルになりたいって、親友に相談していたんです。そのときにたまたま見つけて購入したもの。その夢がかなったので、今も願掛けのように、大事なオーディションや、仕事のときに身に付けるようにしています」

かわいい猫のポーチのなかには、飴やキャラメルが入っている。ミルク味が好きで、1日に5~6個は食べるという。甘いものが大好きだというHesuiさんには必須アイテムだ。

また、大きなファイルのなかには、これまでの作品やプロフィールなどが入っている。Hesuiさんにとって名刺代わりのようなものだが、たくさんの仕事をしてきただけに、とても重く、持ち歩くリュックの紐が切れてしまったこともあるほど。クライアントとイメージを伝え合うものとして、毎日大切に持ち歩いている。

インタビュー:サカタ カツミ
ライター:伊集院 妃芳(いじゅういん ひめか)
カメラマン:上澤 友香(うえさわ ゆか)
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