振り返ると、自分のキャリアチェンジには苦い思い出がつきものでした。
「服が好き」という思いから、新卒で入社したのはアパレル会社。好きなものに携われる喜びでいっぱいだったのですが、半年ほど経った頃には、毎日の激務にすっかり挫折して「辞めたい」と思うようになってしまいました。
なんとか3年間働き続け、転職しようと会社を辞めたものの、当時はリーマンショックの真っただ中。アパレル以外のお仕事にもチャレンジしてみたいと思ったのですが、いくら企業に書類を送っても全く通らず、就職活動に苦戦しました。
結局、数ヶ月後に別のアパレル会社でアルバイトとして働き始めることにしたのですが、会社の経営方針なども色々変わってしまい…再び転職を考えましたが、仕事がなかなか決まらなかった苦しい時期を思い出しては「またあんなにつらい思いをしなきゃいけないのかな……」と悩んでいました。
リクルートスタッフィングに出会ったのは、そんなときでした。ある日たまたま開いた求人サイトで、アパレル業界向けの営業職の募集を見かけました。未経験でしたが、アパレル店舗で派遣スタッフの方と一緒にお仕事をしたこともあり「これなら私にできるかも」と感じて、すぐに応募。ご縁があり、入社の運びとなりました。
初めての営業職は苦労もたくさんありましたが、試行錯誤するうちにだんだんと結果もついてくるようになり、すぐに楽しさを覚えました。また同時期に入社した同僚や当時の上司、周りの人たちと支え合えたからこそ、がんばってこられたと思います。入社してから1年半後の2012年の10月に正社員登用試験に合格し、現在に至ります。