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前川 顕志朗
INTERVIEW

人のために働きたい。
父の背中から学んだ「誠実さ」を
胸に、奢らず努力し続ける。

フルタイム 営業職 採用面接の様子 未経験入社 仕事のやりがい・成長 1年目の苦労

前川 顕志朗

営業職

大手衣料品メーカーからリクルートスタッフィングに転職した前川 顕志朗。未経験ながら営業職として採用され、クライアントと派遣スタッフの仲介役を担っています。父から学んだ「人のために働く」ことを大切にしながら、日々の仕事に向き合う前川。自身の原点や営業職の魅力、今後の展望を語ります。

CHAPTER 01
警察官である父が教えてくれた「人のために働く」尊さ
警察官である父が教えてくれた「人のために働く」尊さ

私のキャリアの原点を遡ると、父の存在にたどり着きます。

幼少期の私は好奇心旺盛な子どもで、小学生時代は空手、ピアノ、水泳、陸上、塾……と多くの習い事に通っていました。

私の父は警察官だったのですが、真っ直ぐな性格をした人で、嘘をついたり、ごまかしたりすることが大嫌いな人でした。小さい頃、怒られないためにちょっとした嘘をついたことがあるのですが、ものすごく叱られたことを今でも覚えています。そんな父の働く姿をずっと見てきたので、将来は『誰かのためになる、誰かの役に立つ仕事』がしたいと考えていました。

大学生になったときも、多くの人に関わり、役に立てるような仕事がしたいと思い、結婚式場でアルバイトをしていました。結婚式場であれば、その方の人生における大切なシーンに間近で立ち会い、支えることができるからです。

私の担当は、新郎新婦の両親のエスコート役や配膳係だったのですが、毎回感動していましたね。最後に行われる新婦の方のスピーチを聞いて、式場の裏で泣きそうになったことも何度もありました(笑)。

就職活動の際にも「人のためになること」という軸は変わらなかったのですが、アルバイトの経験から、接客業やサービス業に興味を持っていました。そのため、全国に店舗を持つ大手衣料品メーカーに入社しました。服だけでなく生活雑貨も扱っていて、身近な領域で商品を提供することで、人の役に立てる点に魅力を感じたんです。

入社2年目からは店長を任され、売り場づくりや在庫管理、パート従業員と連携して接客の強化に取り組むなど、店舗全体の運営に携わることができました。お店にはいろいろなタイプのお客様がいらっしゃるので、その方に合わせて対応することが大事だと学ぶこともできました。この経験が、今の営業の仕事にも活きていると思います。

CHAPTER 02
自ら動き、より多くの人に価値を与えられる営業職へのチャレンジ
自ら動き、より多くの人に価値を与えられる営業職へのチャレンジ

前職では、店長だけでなく本社勤務も経験し、幅広いキャリアを積むことができました。

ただ、お客様のために施策を考え、従業員を巻き込んで接客に力を入れても「サービスを提供できるのは実際に店舗を訪れた方だけになりがち」という点に、もどかしさを感じるようになりました。自分で動き、より多くの人に価値を与えられる仕事に就きたい──そう考え、転職活動を始めました。

転職活動をする際も、父のように「人のためになる仕事がしたい」という気持ちは変わりませんでした。そんな中で頭に浮かんだのが、人材業界だったんです。なかでも、多くの企業や人と関わり、お仕事のご紹介からご就業後も長く関わることができる派遣会社の営業職に惹かれました。

リクルートスタッフィングに入社を決めたのは、面接の印象ですね。一般的な採用面接だと、質問と回答を淡々と繰り返すようなスタイルが多いのに対し、リクルートスタッフィングの面接は、どちらかというとヒアリングに近かったんです。志望動機などを伝えると、面接官が『こういうことかな?』と改めて言語化してくれて、深堀りしてくれる。人材のプロ、人の話を聞くプロってこうあるべきなんだという感銘を受けました。

また、営業職は未経験でしたが、仕事のイメージもしっかり持つことができました。仕事を選んで働くことは、ある意味人生を決める選択のひとつでもあります。そこに自分が介在することで、派遣スタッフの方がよりよい選択ができるようにサポートしたい。そんな想いが生まれ、入社を決めました。

CHAPTER 03
入社2年目の成功体験。前例に捕らわれない中途採用ならではの視点
入社2年目の成功体験。前例に捕らわれない中途採用ならではの視点

2020年3月にリクルートスタッフィングに入社をしたのですが、翌月から新型コロナウイルスの感染拡大の影響でリモートワークが始まりました。

入社したばかりだったので聞いた時は不安を感じたのですが、『ブラザーシスター制度』があったおかげで、大きな問題もなく業務をキャッチアップすることができました。これは、1人の新人に1人の先輩が指導役としてつく制度で、いつでも相談・質問できるようになっています。新人のときって、誰に何を聞けばいいか迷うことが多いですが、この制度があることで、初めての営業職でもすぐに先輩に相談できるのがとても心強かったです。新入社員に対してこうしたサポート制度が整っているところも素敵だなと感じました。

入社してから一番記憶に残っているのは、あるクライアントから「約40名の派遣スタッフの方をすぐにお願いしたい」というご相談を受けたことです。

すぐにアポイントを取りお話を聞いてみると、社内で急きょプロジェクトが立ち上がったとのことで非常にお忙しくされていました。と同時に、通常のご紹介方法ではクライアントが希望するスタート日に、必要な人材を集めることは難しいだろうと瞬時に感じました。この時もブラザー・マネジャーにすぐに相談しましたね。その日は今までに経験したことのない大規模な採用に携われることにワクワクすると同時に、期待に応えられるのかという不安もあり、終日このことを考えていたのを覚えています(笑)。

そしてスタッフの方から業務確認の希望を受けた場合には、その実施方法として、オンラインそして映像を活用した方法にて実施するご提案を行いました。クライアントは人材確保にかかる時間を短縮できたこと、また派遣スタッフの方からも業務内容のイメージがつきやすく、不安解消に繋がるとご好評をいただくことができました。アイデアを練れば業務効率化につながること、ひらめき一つで工数が劇的に変わることを実感できた経験でした。

こうした新たな提案が社内でも評価され、2021年6月に入社して初めて月間優秀者として表彰をいただきました。入社当初は自分の業務をこなすことで精一杯でしたが、派遣スタッフやクライアントが困っていることに気付き、提案できるようになったことが、自身の変化だと感じています。

小さなことでも改善案を考えることが元々好きなのですが、キャリアが浅くてもクライアント・スタッフのためになると思えば、社内でフラットに相談できるところもリクルートスタッフィングの魅力ですね。周囲が僕を信じて新しいことにチャレンジさせてくれる環境に本当に感謝しています。

CHAPTER 04
人にも仕事にも「正直に」向き合いたい。それこそが「三方満足」に繋がる
人にも仕事にも「正直に」向き合いたい。それこそが「三方満足」に繋がる

2022年現在、私は東京都品川区を中心としたエリアを担当し、新規顧客の開拓や派遣スタッフ・クライアントに伴走しながら就業支援をしています。

仕事をする上で大切にしていることは、スタッフ、クライアント、当社の『三方満足』を常に意識することですね。以前は営業職に対し『いかに物を売るか』『頭を下げて泥臭く仕事を得る』というイメージを持っていました。しかし、当社のサービスは『人材』を扱う仕事。決して独りよがりになってはいけないビジネスだと思っています。

たとえば、仕事内容や職場に不安を持っている派遣スタッフの方には、時間をかけて丁寧な説明を心がけています。それでも不安が残るようであれば、無理に契約を進めず、別のお仕事をご紹介することもあります。

一方でクライアントには、求人を頂いた背景や課題をしっかり確認し、どんな人材が適切なのかを一緒に考えます。能力やスキルが合う人が見つからない場合、正直にその旨を伝え、『この業務なら、こういう経験のある方でもマッチするのでは?』という別の提案をします。

ごまかしたり、曖昧にして、何としてでも業績をつくることも、やろうと思えばできるのかもしれません。でも、それでは誰も満足はしないんです。私は正直でありたいし、人にも仕事にも誠実に向き合っていきたいと思っています。

また、コロナ禍の現在、派遣という雇用形態について、スタッフから不安の声を頂くこともあります。だからこそ長期就業できる案件を作りたいですし、直接雇用の切り替えも積極的に提案していきたいと思っています。

自分のできることの幅を広げながら、ゆくゆくはリーダーやマネジャーといった役割を任されるよう、営業としてスキルアップをしていきたいと思っています。既存の方法だけでなく、自分が考えた新しいアイデアで、スタッフやクライアント、社内のメンバーに良い影響を与える──そんな成功体験を増やしながら、より多くの介在価値を発揮できる営業に成長していきたいです。

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