私は現在、BPO部の事務領域チームのプロジェクトマネジャー(以下、PM)を務めています。BPO(Buisness Process Outsourcnig)とは、業務プロセスの企画・設計から運用までを一括して外部委託すること。生産性向上、人材不足の解消など、企業が抱える課題へのソリューションとしても、近年注目されています。
BPOを導入されるお客様の業態、職種、またそのきっかけは多種多様。どれひとつとして同じプロジェクトはありません。お客様は社風も文化も違いますし、その時々に応じて目指すものや目標も変わります。そこに私たちが介在することでどんな価値を生み出せるのか──それを考えることはすごく大変ですが、おもしろさでもあります。
リクルートスタッフィングのBPO事業では、まずプロジェクトの管理者であるSVが、クライアントの課題やニーズをしっかりとキャッチ。そして、私たちPMはもう少し大きい視点で、事業として進むべき方向性などを把握します。
この2段構えにすることで、業務の改善、効率化、可視化、マネジメントという個別の課題の解決にとどまらず、顧客が目指す方向に進むのを手助けする──すなわち、「組織のビジョン」を後押しすることができる。これこそ、当社のBPOが評価される理由だと思っています。