RSに入社をする前、最も長く勤務したのは航空会社。約9年にわたり、グランドスタッフとして空港で働いていました。
航空会社への憧れは、幼いころから持っていました。大人になるにつれ海外旅行が好きになり、私にとって空港は、ワクワクを与えてくれる特別な場所になったんです。航空会社の制服を初めて着た時に感じた心躍る感動は、今でも忘れられません。
やがて、ふたりの子どもに恵まれ、およそ6年間の産育休をいただきました。夢を叶えた職場であり、仕事内容も人間関係も申し分なく、時期が来たら当然のように復帰するつもりでした。
しかし、いざ復帰しようと自分の環境を俯瞰してみると、長い通勤距離や不規則な勤務など現実的なハードルがたくさん……このまま復帰しても子どもたちを幸せにする姿がどうしても想像できず、退職を決めました。
その後は、自宅近くでアルバイトしていたのですが、「子どもたちも少し手も離れたので、もう一度自分の可能性を探したいな」という気持ちが湧いてきて。そんな時に出会ったのが、RSでした。プライベートに合わせて仕事の予定をスケジューリングできるところに惹かれ、「ここなら、子育てと自分がやりたいことを両立できるかも」と感じ、入社を決意しました。
また、未経験で応募できるのも大きなポイントでした。私は航空会社時代も含めて、恥ずかしながら名刺交換の経験もなく……。自分のビジネススキルに不安があることを、RSの面接で正直に伝えたんです。すると、面接をしていただいた当時の上司である恵比壽 朋子から「空港の仕事は、日々さまざまな人に会い、その人その人に合わせて臨機応変な対応を求められる、とても素晴らしい仕事。人と関わる仕事が好きであれば、パソコンスキルなどは、後から覚えられるから安心してね」と言ってもらえて、とても心が軽くなったのを覚えています。