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中西 麻里
INTERVIEW

航空業界から人材業界へ。自ら体現していく、誰も何も諦めることがない働き方

パートタイム キャリアサポーター 採用面接の様子 未経験入社 仕事のやりがい・成長 リモートワーク / 在宅勤務

中西 麻里

キャリアサポーター

航空会社での勤務を経て「未経験でも、子育てをしながらでも働ける」ことに惹かれ、リクルートスタッフィング(以下、RS)を選んだ中西 麻里。多様な人生を歩むメンバーに刺激をうけつつ、成長できる場所に出会えたという中西が、仕事にかける想いを語ります。

CHAPTER 01
憧れの職を手放した自分。子育てとやりたい仕事を両立できる仕事に出会う
憧れの職を手放した自分。子育てとやりたい仕事を両立できる仕事に出会う

RSに入社をする前、最も長く勤務したのは航空会社。約9年にわたり、グランドスタッフとして空港で働いていました。

航空会社への憧れは、幼いころから持っていました。大人になるにつれ海外旅行が好きになり、私にとって空港は、ワクワクを与えてくれる特別な場所になったんです。航空会社の制服を初めて着た時に感じた心躍る感動は、今でも忘れられません。

やがて、ふたりの子どもに恵まれ、およそ6年間の産育休をいただきました。夢を叶えた職場であり、仕事内容も人間関係も申し分なく、時期が来たら当然のように復帰するつもりでした。

しかし、いざ復帰しようと自分の環境を俯瞰してみると、長い通勤距離や不規則な勤務など現実的なハードルがたくさん……このまま復帰しても子どもたちを幸せにする姿がどうしても想像できず、退職を決めました。

その後は、自宅近くでアルバイトしていたのですが、「子どもたちも少し手も離れたので、もう一度自分の可能性を探したいな」という気持ちが湧いてきて。そんな時に出会ったのが、RSでした。プライベートに合わせて仕事の予定をスケジューリングできるところに惹かれ、「ここなら、子育てと自分がやりたいことを両立できるかも」と感じ、入社を決意しました。

また、未経験で応募できるのも大きなポイントでした。私は航空会社時代も含めて、恥ずかしながら名刺交換の経験もなく……。自分のビジネススキルに不安があることを、RSの面接で正直に伝えたんです。すると、面接をしていただいた当時の上司である恵比壽 朋子から「空港の仕事は、日々さまざまな人に会い、その人その人に合わせて臨機応変な対応を求められる、とても素晴らしい仕事。人と関わる仕事が好きであれば、パソコンスキルなどは、後から覚えられるから安心してね」と言ってもらえて、とても心が軽くなったのを覚えています。

CHAPTER 02
自由な働き方が心地良い。入社することで得た、新たな生活スタイル
自由な働き方が心地良い。入社することで得た、新たな生活スタイル

私が担当するのは、キャリアサポート職(以下、キャリサポ)です。主な業務は、RSに登録をしていただいた派遣スタッフが契約満了されるまでの最大3年間を気持ち良く働けるよう支援すること。スタッフの方々に寄り添いながらご活躍いただき、派遣先企業の人材活用に貢献していくのが私の大切なミッションです。

2022年12月現在、ふたりの子育て中であるため、勤務形態としては週4日、10時から16時までの時短勤務をしています。その日の予定に合わせて、在宅と外出を一日ごと、あるいは半日単位で組み合わせたりしながら、無理なく仕事を楽しめていると思います。

子育てしながら働いているので、学校行事、子どもの体調によって、日々の仕事にさける時間って、少し変わってくるんですよね……。あとは私が「仕事とプライベートのメリハリをつけて働きたい」と思っているので、自分である程度スケジュールをコントロールできる今の働き方は、すごく魅力的です。

職場見学や派遣先企業との商談は、対面で行うケースが多いですね。スタッフの方とのコミュニケーションは、そのときの状況に応じて使い分けています。スピードを優先するときには、気軽にコミュニケーションがとれるTeams・電話・メール連絡。その場の空気感を大切にして、相手のお顔を見て話したいときには、対面しに行きます。こんなにも、状況に応じてコミュニケーションツールをうまく活用して働けるなんて、すごいと感じました。

私が選考を受けたときにも、コロナ以前からテレワークが可能だったと聞いて。「さすがリクルートグループだな……」と関心しました。RSは働き方を創造し、その人「らしさ」を尊重する企業なので、当然のことかもしれません。しかし、入社前の私からすると、仕事のやり方は画期的で最先端と感じました。そして、会社が従業員一人ひとりを信用してくれるからこそ、成り立つしくみだと思いましたね。

CHAPTER 03
キャリサポの介在価値。自分の働きかけで、労働環境をより良くできることを実感

RSの自由度を感じる一方、世間では多様な働き方を柔軟に受け入れられないケースもまだ多いと感じています。就業中の派遣スタッフの方から「職場環境について相談したいことがあるが、自分が職場に対して思っていることを伝えたり、意見したりするのは気が引ける……」といった声を聞くこともしばしば。そんなときには、自分が派遣先企業とスタッフの方の間に入って、中立な立場で介在価値の発揮を試みます。

数年前、コロナ禍になり一気にテレワーク化が進む中、担当したある企業では派遣スタッフのテレワークが思うように進んでいませんでした。次第に、私は「派遣スタッフの方にもテレワーク環境をつくりたい」と強く感じるようになり、先方の担当者に相談することにしました。しかし、思った以上にさまざまな壁があり、何度も打ち合わせを重ねることに。親会社の担当者と調整したり、現場や派遣スタッフの方にも意見を聞いたりして、さまざまな人たちへ働きかけました。

結果、時間は要しましたが、派遣スタッフもテレワークを選べるようになったんです。その結果、スタッフの方から感謝していただけて嬉しかったですね……。自分の働きかけによって、誰かが働く環境をより良いものにできると実感しました。

今後、さらに自分のできることを増やしていきたいと考えると、働き方や労働者派遣法についての知識の習得も必要と感じます。正しい知識を身に着けることで、派遣スタッフの方はもちろん、派遣先企業の担当者様にも、今よりも自信を持って対話できるようになると思うからです。

CHAPTER 04
今も日々、成長している私。働き方の多様性を、身をもって示したい
今も日々、成長している私。働き方の多様性を、身をもって示したい

現在、一緒に働いているキャリサポのメンバーは、育児やWワークをしている人、趣味を充実させている人、年齢を重ねてさらなる経験してきた人など、十人十色。毎日、生き生きと働く皆さんにたくさんの刺激を受けていますね。

そして、日々相談を受ける派遣スタッフの方も、同年代、40代、50代の方が多いんです。だから、同じような悩みを持っているので共感できる点も多い。さまざまなバックグラウンドを持つスタッフの方々に寄り添いサポートできるのは、人生経験を積んだキャリサポのメンバーならではの強みだと思います。

私はまだ入社から日も浅く、今はまだ目の前の仕事に追われてばかりです。しかし、これからもスタッフの方と派遣先企業の間で介在価値を発揮するために、自己研鑽を続けていきたいです。

RSでは、派遣先企業やスタッフの方とのコミュニケーションをより円滑にするための社内研修も充実しています。営業の基礎が学べるStaSyudyという営業研修や、法律や人材ビジネスの動向を学べる動画コンテンツなども豊富にあります。「派遣スタッフの方によりご活躍いただくには、どうしたら良いのか」「何が日本の課題なのか」なんて、思考をめぐらせている自分に、驚きさえ感じますね。

こうして刺激を常に受けながら、伸び伸びと働く姿を世の中に広められたら、ライフイベントに左右されがちな女性の意識を変えていけますよね。

一度大好きな仕事を辞めた経験がある私だからこそ、サポートするスタッフの方々に対しても、何かを犠牲にするような働き方はしてほしくないと思っているんです。「誰も何も諦めることがない人生にしてほしい」。働き方の多様性について、これからも身をもって提示していきたいです。

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