私はITスタッフィング営業部で大手SIerや通信会社などのクライアントを担当しています。クライアントに対してエンジニアスタッフをご紹介し就業決定につなげた後、就業いただいているスタッフの方が働きやすいようにサポートやフォローも行うのが営業としての主な業務です。
現在の転職市場では、エンジニアは常に人材不足で採用が非常に難しいと言われています。正社員や業務委託などたくさんの求人案件がある中で、求職者にとって派遣で働く魅力──それは、勤務地や勤務時間など、自分の希望するライフスタイルに合わせてお仕事を選べること。そのため、クライアントには「こうしたら希望する人材が見つかりやすくなります」と働きかけて、求人案件の勤務条件を調整するようにしています。
地道なすり合わせは大変ではありますが、それによってクライアントとスタッフのベストなマッチングが実現できる。双方に介在価値をもたらせる点がこの仕事の楽しさですね。
もともと営業職は未経験で、エンジニアや人材派遣についてもまったく知識はありませんでした。昔から食に興味があったことから、大学の農学部で果物の生産や流通について学び、新卒で入社したのは果物の卸会社。フルーツジュースの店舗運営に携わり、販売や店長業務を3年ほど経験しました。
事業方針の変更などがあり、販売職から新しい職種にチャレンジしてみたいと、転職活動をする中で出会ったのがリクルートスタッフィングです。とにかく「面接っぽくない」選考だったのが印象的でした。
今、思い返しても、よくある形式ばった職歴の説明はほとんどしていません。未経験の私に対して「こういう仕事なんですが、イメージつきますか?」「IT系の求人案件を担当するので、専門用語が多いけど大丈夫ですか?」など、こちらの意志や気持ちを尊重しながらコミュニケーションを取ってもらえて安心感がありましたね。
面接でお話する従業員の方がフラットで仕事を楽しんでいる雰囲気が伝わり、「この人たちと一緒に仕事ができたら楽しそうだな」と純粋に思えたことがきっかけで、契約社員として入社を決めました。
入社後も、本当に「人」が良い会社だなと感じています。私は2018年8月に入社したのですが、同じ年の4月に新卒入社したメンバーからもたくさん業務を教わりました。年次に関わらず尊敬できる人に囲まれているからこそ、居心地よく仕事ができています。