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島村 恵美子
INTERVIEW

結婚、出産、子育て──ライフステージに合わせて、自分が輝ける場所へ

パートタイム キャリアサポーター 未経験入社 ブランク有入社 OGOBの再入社 仕事のやりがい・成長 ワーキングマザー 職場・上司との人間関係

島村 恵美子

キャリアサポーター

株式会社リクルートスタッフィング(以下、RS)で働く島村 恵美子は、二児の母。結婚、出産後に専業主婦の期間を経て、2022年12月現在はライフステージに合わせた働き方にたどり着きました。仕事と子育てとの向き合い方、女性のライフステージに応じた働き方についてお話します。

CHAPTER 01
専業主婦の自分も「もう一度、社会で働きたい」そんなときに出会った、RS
専業主婦の自分も「もう一度、社会で働きたい」そんなときに出会った、RS

私の性格を一言で表すと「自由奔放」。東京で生まれ育ち、今思い返しても幼いころから頑固でわがままな性格だったと思います。誰にも指示されず、縛られず、自分の好きなことだけに夢中になっている女の子でした。

大学生のときには、ボディボードにハマり、海にばかり行っていましたね。波を待っているときの穏やかな時間、美しい景色、波にうまく乗れたときの爽快感……朝から一日海で過ごし、良い波が来たら海に入って、疲れたら休憩する。こうした気ままな時間が好きでした。

就活をした時期はいわゆる就職氷河期。当初は親を安心させたい気持ちで大手企業ばかり見ていましたが、「エネルギッシュに働きたい」という気持ちが高まり、新卒でベンチャー企業への入社を決めました。1年目から営業部門に配属され、とても忙しい毎日でしたね。仕事に情熱を注ぐメンバーに囲まれながら、刺激を受ける日々でした。その後、インターネットやWEB広告の分野に興味を持ち、 ECサイトの会社に転職したのですが、結婚を機に退職をしました。

今は共働きも一般的になりましたが、私の母が専業主婦だったこともあり、当時の私には、子育てをしながら営業を続けるイメージがどうしても持てませんでした。それからは、10年ほど子育てに専念していました。

RSに入社をしたのは、下の子が小学校に入学するころ。当時、テレビをつけると連日のように「一億総活躍社会」のスローガンを目にするような時代でした。そんな影響もあったのか、周りのママさんたちが一斉に仕事を探しはじめたんです。そして、ふと私も「もう一度、社会に出て働いてみたいな」と、思うようになりました。そんなときに出会ったのが、RSのキャリアサポーターの仕事です。今までの営業経験を活かしながら、週3日勤務で家庭とのバランスをとれる仕事。当時の自分にはとても魅力的で、「これならチャレンジできるかもしれない」と、心に火がつきました。

CHAPTER 02
win-win-winを築くために。信頼の積み重ねることの大切さ

あっという間に時間が過ぎ、RS歴は3年ほどになりました。入社以来、私が担当しているキャリアサポーターの仕事は、派遣スタッフと派遣先企業に寄り添うパートナーのような役割です。いわゆる営業職に近いものの、個人の業績目標はなく、新規拡販等のミッションもありません。以前従事していた営業職と比べても、落ち着いた環境で無理なく仕事ができており、少しの余裕をもてているからこそ派遣スタッフの方と派遣先企業とタッグを組み、伴走させていただけている感じがします。

もちろん、ときには迷うこともあります。とくに入社直後は、派遣スタッフの方の想いと派遣先企業の希望の間に立ち、だれの要望をどう反映したらいいのか、どこを落としどころにするかがわからず、悩んだこともありました。

けれど、さまざまなケースに立ち会うたびに、派遣スタッフ、派遣先企業、私たち営業の3者みんながwin‐win‐winになるように、その構図を築くことが大切だと気づきました。どこか一方に偏っていると必ず歪みが生じます。もちろん、自分の利益だけを求めていると、信頼を失ってしまう。3者が話し合いながら一致点を見出し、納得できる答えは何か、それだけを常に考え続けています。

そのためには、派遣スタッフが就業する前に派遣先企業とのコミュニケーション、信頼を積み重ねておくことが重要だと感じています。

派遣先企業からいただく案件に対して、どのようなスキルや経験が必要なのか、どんな仕事内容なのかを私自身がしっかりと理解した上で、派遣スタッフの人選をする。ここをしっかりと抑えておけば、適任者を選ぶことができますし、結果的に、スタッフの方も長期的に安定して就業することにつながります。

また、時間をかけて信頼関係を築くことも欠かせません。信頼って、本当にコツコツ積み重ねていくしかない。だからこそ、派遣先企業の担当者様との会話の中で「自分が信頼されている」と感じる瞬間が、この上なく嬉しいですね。

たとえば、派遣先企業から、まだ他社に伝えていない情報をRSだけに教えてもらったとき。派遣先企業のご担当者様が積極的に協力してくださると、「コミュニケーションは一方向ではなく、双方向だからこそ成果につながるのだな」と実感します。自分自身、今までは自由気ままに仕事をやってきましたが、双方向のやりとりがあるからこそ、互いの信頼が積み重ねられることを実感。自分の言葉の投げかけや行動が、相手に与える影響に気づいたんです。

CHAPTER 03
仕事での学びが、子育てにも好影響。人として親として成長を感じる瞬間
仕事での学びが、子育てにも好影響。人として親として成長を感じる瞬間

RSに入社して、自分の中でいくつもの変化がありました。一番大きく変わったのは、“あれだけ我の強かった自分が、さまざまな意見や価値観を受け入れられるようになった”こと。

自分の考えが正しい。全面的にそう押し出すことはなくても、心の中ではそう信じて疑わない部分がありました。でも、今の仕事をするようになって、自分基準で考えを進めることが良くないと感じるようになりました。

やはり、一人ひとり価値観が違えば、物の見方も物差しも違います。そういった違いを認め、受け入れられるようになりましたね。たくさんの方と接しているからこそ、学べた部分です。

そんな私自身の価値観の変化が、子育てにも良い影響を与えていると感じます。どうしても親の目線で「これが正しい」と言い切ってしまいがちですが、子どもには子どもの価値観があります。私が中学生だったころとは時代も違うので、当然考え方だって違うんですよね。

だから、親の意見に反発するときは、それ相応の理由があるわけです。一方的に意見を押し付けるのではなくて、子どもの意見に耳を傾ける。しっかり話し合って、子どもの思いに寄り添う。

我が強かった私が、相手の気持ちを推し量って寄り添えるようになったのは、間違いなく今の仕事をしたからこそ。人として、親として、すごく成長させてもらっていると感じます。

CHAPTER 04
ライフステージが変わっても、私らしく働ける場所がここにはある
ライフステージが変わっても、私らしく働ける場所がここにはある

実は子どもの中学受験期に、せっかくなので全力で子どもをサポートしてあげたいという想いから、RSを一度退職しているんです。その後、無事受験が終わり中学校に入学したころ、当時の上司である猪鼻 寛子から再度声をかけてもらい、2022年の4月に戻ってきました。

やはり人材サービスの会社だからこそ、人と人とのつながりを大切にする方が多い気がします。猪鼻は入社当時から一緒に仕事をしていました。つい不安で「この難題を乗り越えるのは、ちょっと無理かもしれない……」と伝えたときも、「大丈夫だよ、ひとりで乗り越えるわけじゃなくて、みんなで乗り越えるものだから」と言ってもらえました。そんな絶対的な安心感があるのは、今でも心の支えになっています。

RSは社員一人ひとりの人生に寄り添い、働きやすい環境作りをサポートしてくれる。時短勤務やリモートワークなど、時代の変化に応じて働き方を一緒に考えてくれる、そんな会社です。

かつての私と同じように、ライフステージの変化に応じて、“仕事を離れる”という選択をする女性は多いと思います。ただ、そこで完全に諦めなくても、時間を調整すれば働くことができたり、携帯さえあれば場所を問わず仕事の対応ができたり……家庭とうまく両立しながら仕事をする方法は、意外とあるんです。私にとって、それを叶えてくれる場所が、RSでした。少しでも働きたいと思っている人であれば、本当におすすめの職場です。

今後の目標としては、いかに効率良く生産性を上げて仕事をしていくか。時短という限られた時間内で、少しでもチームの目標数字に貢献していきたいと考えています。もちろん、家庭も大切にしながら。

RSであれば、この先またライフステージが変わっても、私らしく働いていける。そう確信しています。

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