リクルートスタッフィングには「窓口JC」と「マッチングJC」の2種類のジョブコーディネーターが在籍しています。窓口JCは、社内の営業担当と連携して、企業の依頼を求人案件化し、人選を開始するところまでを担当。
その後、私が担当しているマッチングJCがそのポジションに合った候補者の方を探します。求職中のスタッフの方とお話しながら、ご経歴の確認や処遇面などのご希望をヒアリングし、求人にマッチする派遣スタッフの方を探すことが私のミッションです。
現在私は札幌のオフィスで働いていますが、担当しているのは福岡県の北九州市と広島県。現地の交通機関やオフィスの周辺のランチ事情など細かな情報でも常に更新し続け、両県でお仕事を希望される派遣スタッフの方に合うお仕事をご紹介することが私の使命です。
コロナ禍の影響もあり、これまでとは別の業界や職務にチャレンジされる方も増加傾向にあります。未経験からスタートできる仕事が多いのも派遣で働くメリットだと思うんですよね。「このスタッフの方にはこの案件」と最初から決めつけずに、まずは話を聞くことを大事にしています。
入社直後は「話を聞くことなんて簡単でしょ」と思っていたのですが、決してそうではありませんでした。希望職種、希望勤務地、ご家庭の事情など、限られた時間で求職者の方が特に重きを置かれている点を探り出し、じっくりと耳を傾けています。そうすると、「実はこうなんです」とか「こういうスキルを身につけてこれからはやっていきたいんです」といった、本当の気持ちを引き出すことができるんですよね。多い時で50名くらい、おひとり長いと30分~1時間くらいじっくりと腰を据えてお話を伺うこともあります。
また信頼を獲得する姿勢も、大切にしていることのひとつです。派遣スタッフの方は「リクルートスタッフィング」という会社と話している感覚なので、会社としての信頼を得られるように意識しています。私も経験があるからわかるのですが、転職活動って不安ですよね。福利厚生や社会保険など担当領域外の質問にも社内で連携し合うなど、派遣スタッフの方の不安に寄り添うことを大切にしています。
仕事をしていて最もやりがいを感じるのは、求職者の方に社内選考を通過したことを伝え、喜んでいただける瞬間。社内選考が一回で通らず何回もやりとりを行うスタッフの方も中にはいらっしゃるため、社内選考を通過することは私にも派遣スタッフの方にとっても大きな喜びなのです。人生の岐路に立つ求職者の皆さんの後押しをできていることを、本当に嬉しく感じます。