仕事をするなら一番になりたい。向き合う相手に対して、誰よりも価値を提供したい。
私の仕事に対する姿勢は、もともとの負けず嫌いな性格から来ていますが、それ以上に母から大きな影響を受けていると感じます。いつも夜遅くまで仕事に打ち込み、自分の好きなことをしながら生き生きと働く母。そんな母を見て、家で一緒に過ごせない寂しさよりも、憧れの気持ちを抱いていました。「私もいつか、母のように仕事をがんばりたい」「母のようにかっこいい社会人になりたい」、自然とそう考えるようになったんです。
実を言うと、就職活動の際、リクルートスタッフィングは第一志望ではありませんでした。でもそんな私に対して、当時の人事担当は真正面から向き合ってくれて。私のやりたいことがリクルートスタッフィングでどのように実現できるのか、変に繕わず真摯に伝えてくれたんです。一人ひとりに徹底的に向き合ってくれる会社だと感じ、「人」に惹かれて入社を決めました。
入社1年目はとにかく目の前の仕事に必死で、あっという間に過ぎていきました。今でも印象に残っているのは、2年目に尊敬する先輩から担当クライアントを引き継いだときのこと。私に担当が代わったからといって会社の評判を落としてはいけないと、並々ならぬプレッシャーを感じました。同時に、必ず前任の先輩を超えたい、歴代の営業で一番になりたいと心から思ったんです。
それからは、自分に何ができるだろうと試行錯誤の日々。担当者の方には「どうしたら御社にとって一番になれますか?」と商談の度に聞いたり、プレゼン資料を自作して毎回持ち込んだり。クライアントの役に立ちたい。そしてスタッフの就業機会を少しでも増やしたい。自分の目標に向かって突き進んでいくうちに、業績も自然と上がっていきました。