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吉村 侑子
INTERVIEW

メンバーの個性が発揮できる組織づくりを。
マネジメントで感じるやりがいと楽しさ

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吉村 侑子

営業職 ユニット長

入社8年目で、部長クラスであるユニット長に抜擢された吉村 侑子。プレーヤー時代から表彰の常連だった吉村は、「管理職になるまでは、自分が結果を出すことが第一だった」と語ります。そんな彼女が、人を活かすマネジメント職を経験することで得た変化や成長とは、どのようなものだったのでしょうか。

CHAPTER 01
とにかく「一番」であることにこだわったプレーヤー時代
とにかく「一番」であることにこだわったプレーヤー時代

仕事をするなら一番になりたい。向き合う相手に対して、誰よりも価値を提供したい。

私の仕事に対する姿勢は、もともとの負けず嫌いな性格から来ていますが、それ以上に母から大きな影響を受けていると感じます。いつも夜遅くまで仕事に打ち込み、自分の好きなことをしながら生き生きと働く母。そんな母を見て、家で一緒に過ごせない寂しさよりも、憧れの気持ちを抱いていました。「私もいつか、母のように仕事をがんばりたい」「母のようにかっこいい社会人になりたい」、自然とそう考えるようになったんです。

実を言うと、就職活動の際、リクルートスタッフィングは第一志望ではありませんでした。でもそんな私に対して、当時の人事担当は真正面から向き合ってくれて。私のやりたいことがリクルートスタッフィングでどのように実現できるのか、変に繕わず真摯に伝えてくれたんです。一人ひとりに徹底的に向き合ってくれる会社だと感じ、「人」に惹かれて入社を決めました。

入社1年目はとにかく目の前の仕事に必死で、あっという間に過ぎていきました。今でも印象に残っているのは、2年目に尊敬する先輩から担当クライアントを引き継いだときのこと。私に担当が代わったからといって会社の評判を落としてはいけないと、並々ならぬプレッシャーを感じました。同時に、必ず前任の先輩を超えたい、歴代の営業で一番になりたいと心から思ったんです。

それからは、自分に何ができるだろうと試行錯誤の日々。担当者の方には「どうしたら御社にとって一番になれますか?」と商談の度に聞いたり、プレゼン資料を自作して毎回持ち込んだり。クライアントの役に立ちたい。そしてスタッフの就業機会を少しでも増やしたい。自分の目標に向かって突き進んでいくうちに、業績も自然と上がっていきました。

CHAPTER 02
組織づくりの難しさに直面。助けてくれたのは、やはり「人」
組織づくりの難しさに直面。助けてくれたのは、やはり「人」

自分自身が結果を出すことに人一倍こだわっていたゆえに、マネジャーに昇格したいとはあまり思っていませんでした。最初に上司から打診されたときは、断ってしまったくらいです。ただ、マネジャーとなった周りの先輩たちを見ていると、新たな立場で新たな視点を得ることにより、ものすごいスピードで成長していると気づいて。上司に「やっぱりマネジャーに挑戦させてください」と願い出て、入社7年目でマネジャーに昇格しました。

マネジャーになった当初こそ、メンバーに対して「自分だったらもっと上手くできるのに」と感じてしまったこともあります。ただ、どうしたらメンバーが楽しく働けて、かつ成果を上げられるかを必死に考えるうちに、私の中で大きな変化が起こりました。

メンバーが目標を達成したり、アポイントに同行した際にクライアントやスタッフから褒められたりする姿に、心から喜びを感じるようになったんです。マネジメントのやりがいや楽しさは、愛すべきメンバーたちから教えてもらいました。

ユニット長の打診を受けたのは、マネジャー2年目が終わろうとする頃。まさかこんなに早いタイミングでお話をいただけるなんて、と驚きましたね。リクルートスタッフィングは、在籍年次にかかわらず意欲があればどんどん新しい仕事を任せてもらえる環境だと感じます。

私の可能性を信じてくれた上司に感謝するとともに「マネジャーを断ってしまったときのように、成長の機会を自ら失うことはもうやめよう」と、前向きにお話を受けることができました。

とはいえ、ユニット長になった初年度は、私にとって入社以来一番の試練となる期間でした。40~50人ものメンバーが在籍する組織を動かす難しさに直面し、結果も全くついてこない。当時はどうすればよいかわからず、途方に暮れていました。

CHAPTER 03
自分ひとりではなく、メンバー全員で組織をつくる楽しさ
自分ひとりではなく、メンバー全員で組織をつくる楽しさ

1年半の産休・育休期間を経て、現在は人材派遣のご活用が多い大手クライアントを担当する営業部のユニット長を務めています。1社1社の業界やビジネスを深く知り、実現したい事業戦略に対して「人材」という観点から貢献することが部署としてのミッション。クライアントとスタッフから、いかに「ありがとう」と言われるサービスを提供し続けられるかに日々こだわっています。

失敗を乗り越えた今、ユニット長を務める上で大切にしているのは、メンバーをきちんと理解して、それぞれの意志や価値観を尊重すること。そのため、普段からフランクにコミュニケーションを取ることを意識しています。

信頼関係が生まれると、メンバーから雑談の中で「仕事のやり方をこういうふうに変えたい」と話してくれる場面が増えてくるんですよね。そして、それが組織全体をより向上させるきっかけにつながります。実際に、あるメンバーのアイデアを業務の仕組みに取り入れたときは、「意見を採用してもらえて、こんなに存在を近く感じるユニット長は初めてです」と言ってもらえてうれしかったですね。

自分ひとりだけでは、良い組織はつくれません。だからこそ、メンバーから提案をもらった際には、決してないがしろにせず真剣に受け止めてフィードバックをするようにしています。意見交換しながら、みんなで一緒に「スタッフとクライアントにどのように価値提供ができるか」を考えて実行していけるのがすごく楽しいですね。

それぞれの「らしさ」を発揮できる環境があると、裁量を持てて仕事がより面白くなるし、その分「自分で決めたことはやり切ろう」という健全なコミットメントが生まれる。ユニット経営において、そんな自由と責任のバランスを大事にしています。

CHAPTER 04
大きなビジョンを掲げながらも、個の幸せも追求したい
大きなビジョンを掲げながらも、個の幸せも追求したい

日本の雇用制度は、終身雇用や年功序列が前提だったメンバーシップ型から、業務に対して適切なスキルを持つ人材を登用するジョブ型へと変わりつつあります。

そんな中で、必要なポジションに専門性の高い人材を適材適所でマッチングできる人材派遣というサービスには大きな可能性があると感じています。これからは私たちが、日本の新しい働き方をもっともっとリードしていけるはず。目の前のクライアントとスタッフに向き合って価値を提供しつつ、未来の大きなビジョンを実現していけたらと考えています。

その一方で、私個人としての夢はいたってシンプル。親として仕事人として、どちらの自分もハッピーでいられることです。仕事と育児の両方に取り組んでいると、正直に言って「時間が足りない」と悩む場面も少なくありません。だからこそ、限られた時間の中で自分の存在価値を発揮するには何をすればいいのかと、今まで以上に優先順位を考えるようになりました。尊敬する母のように、どちらも妥協せずに幸せを追求していきたいです。

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