RECRUIT リクルートスタッフィング 2018RECRUIT リクルートスタッフィング 2018

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“データ”の力で、 「就業機会」はもっと広がる。

RSが保有する、約90万人の登録スタッフの希望条件・スキル・職歴とのべ100万件の企業からの求人依頼、さらに、4万人の稼働スタッフの仕事内容・就業情報などの稼働データは大きな財産だ。このデータをさらに活かしていくことが、これからの私たちの強みになる。登録スタッフと仕事のマッチングから、新しい事業やサービスを生み出すことまで。この貴重なデータを活用する仕組みを作るべく、指令を受けたのがカスタマーリレーション推進部の中西だった。 RSが保有する、約90万人の登録スタッフの希望条件・スキル・職歴とのべ100万件の企業からの求人依頼、さらに、4万人の稼働スタッフの仕事内容・就業情報などの稼働データは大きな財産だ。このデータをさらに活かしていくことが、これからの私たちの強みになる。登録スタッフと仕事のマッチングから、新しい事業やサービスを生み出すことまで。この貴重なデータを活用する仕組みを作るべく、指令を受けたのがカスタマーリレーション推進部の中西だった。

何万ものデータの蓄積があるから、よりニーズに合った提案ができる。

リクルートスタッフィングの日々の仕事に、蓄積されたデータを活かすこと。はじめに目指したのは、登録スタッフがよりスムーズに就業先を見つけるために過去の就業決定データを活かすことだった。
登録スタッフが希望する条件とその案件に求められる要件(経験やスキル)は必ずしも一致しない。以前のRSの仕組みでは、スタッフの登録時の希望条件を重視するあまり、その希望条件がマーケット相場と乖離していると、何回エントリーしても紹介につながらない、という不が存在した。そこで注目したのが、派遣スタッフの職歴と保有スキルのデータを軸に、実際に紹介が決定した過去データから決定可能性が高いであろう案件を推薦していく方法である。抽象的な希望ではなく、事実として積み重ねてきたことを基に紹介する就業先を検討。事務職種も、IT職種のどちらも経験しているとか、JAVAとSQLのスキルを持っているなどの、事実を基にデータを照らし合わせれば、どういう企業やどういう職種とマッチング度合いが高かったのか、システムが算出してくれるという仕組みだ。人と人の認識の違いを可能な限り除外し、過去のデータを基に紹介する仕事を提案する。これまでよりもさらに、「スムーズに決まる就業先を探したい」というスタッフのニーズに合った提案ができるようになる仕組みとして、リクルートスタッフィングがこのシステムを使える日が間近に迫っている。

選択肢を絞り込むためのデータ活用から、選択肢を広げていくためのデータ活用へ。

何万件というデータを基に、マッチング度合いの高い企業を絞りこむこともひとつの有力な方法だが、もう一段、高いレベルでのデータ活用を中西は目指していた。リクルートスタッフィングの営業担当は、徹底して派遣スタッフと企業の両方に寄り添う。そこで得られた知見をデータ化できないかと考えていたのだ。
「たとえば、『埼玉に住んでいて、丸の内近辺で、時給1600円以上で働きたい」人がいたとしますよね。それを言葉通りに受け取って、希望条件から選ぶことももちろんできます。職歴からよりマッチする企業の案件を絞り込んでいくことだって、データを活用すれば可能です。しかし、『時給は1400円に下がるけど、埼玉の自宅から徒歩圏内の企業の案件がありますよ』という提案をして、そちらを選ぶ人もいるんですよね。これはとても分かりやすい例ですが、相手が想定していない潜在的なニーズへの提案というのは、実は簡単に出来ることではないんです。ベテランのコーディネーターだけが、『この人はもしかして……』と肌感覚で感じて行う新しい選択肢の提案なんです。こういうのって、まさに経験が物を言う『職人芸』。しかし例えば、ある希望をもったスタッフに仕事を紹介する際に、過去のデータから、同じような希望条件で仕事を探す派遣スタッフが、仮に時給が下がっても自宅近くで就業すると就業満足度が高いというデータを活用することで、『職人芸』を経験の浅いコーディネーターでも提供できるように、データを活用していきたいと考えているんです」。
業界・スキル・仕事内容・就業後の稼働データなどカテゴリ分けが難しいデータ。難易度は高いが、これが本当に活用できれば、絞り込むためのデータ活用ではなく派遣スタッフの選択肢を広げるためのデータ活用になる。これこそ、「まだここにない出会い」の創出につながる、理想的なデータの使い方だと考えている。

人材派遣事業だからこそ、就業後のサポートもできるデータ活用を。

派遣スタッフが就業開始後にどういったスキルが生かせたか。同じ人材ビジネスでも人材紹介や求人媒体では得ることができないデータである。リクルートスタッフィングは人材派遣事業に携わり、派遣スタッフとクライアントに伴走し続けているからこそ、就業開始後のデータも蓄積することができる。この得難いデータの活かし方は、今後さらに拡大していけるはずだ。
いま実用化が検討されているものでは、勤怠データから、派遣スタッフのフォローのタイミングをはかる試みがある。スタッフの希望条件や仕事内容、労働時間の増減などと契約継続辞退との相関関係を過去データから読み取り、労働時間実績の状況に応じてアラートを出す。それを派遣スタッフへの適切なフォローにつなげるという算段だ。これまで何万人という派遣スタッフが毎日、何十年も蓄積してきたデータ。このデータを活用することで、リクルートスタッフィングから新たな価値が生まれる可能性を秘めているのである。

膨大なデータの中に、たくさんの新規事業の種が眠っている。

データ活用の仕組みを作ることで、人の力だけでは不可能だった正確さや、幅の広さをもった提案につながろうとしている。データの活用によって、営業担当の仕事のやり方は少しずつ変化してきているのかもしれない。しかし、「やり方は変わっても、目指す未来や生み出す価値は変わらない」と中西は語る。
「むしろ、やり方が変わったことによって、今まで掲げてきた理想を、今一度はっきりと目指すことができると考えています。これまで、ひとりの営業担当が対応できる派遣スタッフの人数やコーディネータが把握できるスタッフの希望と仕事内容の情報量には限界があった。『この人にとってベストな仕事を!』と強く思いつつ、現実が追いつかないこともあったかもしれません。しかし、データの力を借りることで、ひとりのコーディネーターができる提案はより良いものになっていく。進化していくからこそ、『就業機会の創出によって、社会に貢献する』という経営理念を本気で追いかけ続けられるんだと思います」。
現在、本格的に準備が進む新たなデータ活用の取組み。成功すれば、既存事業を強化するだけではなく、データドリブンな新規事業がここからから生まれてくる可能性もある。リクルートスタッフィングの進化を加速させる、様々な種が、これまで蓄積されてきた膨大なデータの中から数多く見つかっていくのかもしれない。

  • PROFILE

    IT戦略統括部 ITソリューション推進部 部長

    中西 敦
    2003年入社

    ※2017年3月までカスタマーリレーション推進部にて部長として活躍。インタビュー内容は、取材当時のものになります。

    人事部採用教育グループマネジャー 岩谷 顕徳

    ※2017年3月までカスタマーリレーション推進部にて部長として活躍。インタビュー内容は、取材当時のものになります。

    2003年入社。人も、仕事も、さまざまな垣根を越えられることを期待し、リクルートスタッフィングへ入社。入社後、企画スタッフとして、主にデータ・仕組み面での事業サポートをする中で、さまざまな役割の人が連携することで生まれるポテンシャルも、逆に組織や仕組みの垣根があるがゆえに実現しないジレンマも感じてきた。直近では、社内のみならず、リクルートグループの機能会社や社外の様々な「その道のプロ」たちと共に進めるプロジェクトが増え、「垣根を越えて連携することで、カスタマーの就業機会はもっと増やせる」という思いが日増しに高まっている。

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