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これからの働き方_ty_sub_1_pcリクルートスタッフィングで働く人の
テレワーク実態調査

2020年6月末、テレワークを経験した
スタッフに
アンケートを実施。
その調査結果をご紹介します。

公開日:2020/10/30

コンテンツコンテンツ_img_con

01約9割のスタッフが
テレワークを初経験約9割のスタッフがテレワークを初経験_img_sectitle_6

今回、テレワーク※1の仕事を経験したスタッフ※2に、新型コロナウイルス感染症が問題視される前にもテレワークを経験したことがあるか聞いたところ、7,093人中、「経験したことがない」と回答したスタッフが9割を超えました。「経験したことがある」と回答したスタッフはわずか8.3%にとどまり、ほとんどのスタッフが、新型コロナウイルス感染拡大の防止を機に、初めてテレワークを経験したことがわかりました。この結果からも、新型コロナウイルス感染症対策としてテレワークを導入・推進する企業が急増し、派遣業務においても一時的にテレワークが増加したことがうかがえます。

※1 在宅ワーク、サードプレイス勤務など就業先オフィス以外で働く形態を指します
※2一時的にテレワークを認められたスタッフも含みます。

Q.今までテレワークを経験したことはありましたか?

経験したことがある 8.3%、経験したことがない 91.7%(回答者数=7,093)_01_graph1

02テレワーク経験前の不安は
仕事をする環境や
コミュニケーションテレワーク経験前の不安は仕事をする環境やコミュニケーション_img_sectitle_7

初めてテレワークを経験するにあたり、どのような不安があったのか質問したところ、
最も多かった回答が「自宅の環境で仕事ができるのか(54.5%)」。さらに、「自宅でもオフィス同様の成果が出せるのか(50.2%)」「指揮命令者とのコミュニケーションがとれるか(40.5%)」と続き、自宅の情報通信環境への不安や、業務効率化とコミュニケーションへの不安が多く挙がりました。また、「見えないのでさぼっていると思われるのではないか(22.8%)」、「一人で仕事をすることで孤独になってしまうのではないか(10.1%)」など、周囲に人がいない環境で仕事をすることに対する不安を抱えていることがわかりました。

Q.テレワークを行う前に、
どのような不安があったのか、
教えてください。

自宅の環境で仕事ができるのか不安があった 54.5%、自宅でもオフィス同様の成果が出せるのか不安があった 50.2%、指揮命令者とのコミュニケーションがとれるか不安があった 40.5%、見えないのでさぼっているのではないかと思われると不安があった 22.8%、一人で仕事をすることで孤独になってしまうのではないかと不安があった 10.1%、その他 11.8%(回答者数=7,093(複数回答可))_02_graph1

03テレワーク経験者の半数が
オフィスと変わらず
働けていると回答テレワーク経験者の半数がオフィスと変わらず働けていると回答_img_sectitle_1

テレワーク実施中の業務の生産性について、オフィス勤務時と比較した感想をスタッフに聞いたところ、約6割の人は「どちらともいえない」「在宅の方が業務が進む」と回答しています。

また、業務指示のわかりやすさについても、オフィス勤務時と比較して、約6割の人が「どちらともいえない」「在宅の方がわかりやすい」と回答しています。

初めてテレワークを経験したスタッフが多い中、生産性や業務上のコミュニケーションにおいて、半数以上はオフィス勤務時と変わらずに業務が行えると感じていることがわかりました。

Q.テレワークとオフィス勤務時の
業務の生産性・業務指示について
教えてください

[生産性について] テレワークの方が業務が進む 29.9%、オフィスの方が業務が進む 38.4%、どちらともいえない 31.7% [業務指示について] オフィスの方がわかりやすい 39.1%、どちらともいえない 50.8%、テレワークの方がわかりやすい 10.1% (回答者数=7,093)_03_graph1

point経験の差により
生産性の向上に大きく影響

さらにアンケート以前にテレワークを経験したスタッフと、初めてテレワークを経験したスタッフを比較すると、以前にもテレワークを経験したスタッフの方が、「業務の進み具合」「業務指示のわかりやすさ」の両方の項目で、「テレワークの方がよい」という回答が多くなりました。経験を積むことで、テレワークが生産性の向上に与える効果も高くなることがうかがえます。

04今後もテレワークの
推進意向がある企業は
8割以上今後もテレワークの推進意向がある企業は8割以上_img_sectitle_2

スタッフに新型コロナウイルス収束後の働き方について質問したところ、78%のスタッフが「収束後、通常に戻ったあともテレワークを希望する」と回答。「テレワークを行いたくない」と回答した人は、わずか5%でした。スタッフの新しい働き方として、テレワークへの関心の高さがうかがえます。

さらに新型コロナウイルス収束後のテレワーク推進について、派遣先企業の意向を調査したところ、86.4%の企業が「収束後も推進していく」と回答し、「テレワークは認めない」と回答した企業は3%でした。企業側も、働き方改革や新型コロナウイルス感染拡大の防止対策により、働き方の見直しを要求される中、今後もテレワークを推進していく意向が高いことがわかりました。

Q. 派遣企業先がテレワーク可能な場合、
あなたの希望を教えてください

テレワークを希望する 78%、テレワークを希望しない 5%、わからない17%(回答者数=7,093)_04_graph1

Q. 現在、テレワーク導入中の派遣先企業へ
新型コロナウイルス収束後のテレワーク導入意向について

テレワークを推進する 86.4%、テレワークは認めない 3%、わからない10.6%(回答企業数=500)_04_graph2

point自宅で集中でき、
通勤のストレスフリー

スタッフにテレワークを希望する理由を聞いたところ、「通勤でのストレスや疲労感がないから」という回答が最も多く、その他、「在宅でもオフィスと同じように働けるため不都合がないから」「会社より自宅の方が集中できるから」などの声が多くあがりました。派遣先企業はテレワーク導入に関し、「モチベーションの向上」や「優秀な人材の確保」という点で期待が高いようです。

05まとめまとめ_img_sectitle_3

これまでオフィス勤務中心だったスタッフにとってテレワークは、仕事をする環境や、コミュニケーションなど、不安を感じる要素もあるようです。

しかし、実際に経験した人の回答を見ると、テレワークの方が業務が進めやすいだけでなく、通勤のストレスが解消され、スタッフにとって、利便性&柔軟性の高い働き方であることがわかりました。

さらに企業側にとっても、生産性の向上や優秀なスタッフの確保など、メリットが多いテレワークは、今後もますます広がり、浸透していくでしょう。