作業工程

障がい者メンバーの「強み」を最大限に活かすため、製造工程を細分化してひとつひとつの作業を単純化してわかりやすくし、化学薬品や大型機械等を使用せずに手作業で製品を作ります。一方で、各製品、プロフェッショナル集団の知見も借りながら、一定レベルの品質を保ち、魅力ある製品を作ることにも力を入れています。

手漉き紙製品 作業工程

  1. (1)

    原材料である酒パック紙から、アルミ箔とポリエチレンを剥がして取り除きます。

  2. (2)

    細かく断裁し、かくはん器で約5時間かくはんした材料をバケツに分けます。

  3. (3)

    材料を水に溶かして混ぜ、漉き枠で紙を漉いていきます。

  4. (4)

    漉き枠を外し、不織布をかぶせます。

  5. (5)

    バキュームローラーで水分を取ったら、枠から外してベニヤ板に貼りプレスします。

  6. (6)

    一昼夜乾燥させ、ベニヤ板から紙を外して、圧縮ローラーでプレスします。

  7. (7)

    検品・みみ取りをしたら、紙の重さごとに仕分けします。

  8. (8)

    ハンドプレスで型抜きをしたり、ハンコを押したりします。

  9. (9)

    封入作業をして完成です。

作業は全体的な流れの把握と他メンバーとの連携のため、ローテーションで行っています。また、常にサポーターがメンバーを見守り、指導する環境を整えています。手漉き紙ならではのやわらかなぬくもりは、メンバーがひとつひとつ丁寧に作業した中で生まれた風合いです。大切な方へのメッセージやちょっとした気持ちなどを書くカードや、味わいのある卓上カレンダーとして使用されています






オリジナルコーヒー 作業工程

  1. (1)

    生豆をハンドピックして、発育不良や虫食いなどの欠点豆を一粒ずつ手作業で取り除きます。

  2. (2)

    豆のもつ特性を引き出すように適切な温度・時間で焙煎します。

  3. (3)

    焙煎ごとに豆をテイスティングし、香り・味を評価するカッピングを行います。

  4. (4)

    焙煎後にもう一度ハンドピック。焦げや変形などの欠点豆を取り除くことで上質なコーヒー豆に仕上げます。

  5. (5)

    個々の豆をベストな比率でブレンドし、グラインダーで挽きます。

  6. (6)

    ドリップバッグへコーヒー粉を入れ、計量後にシーラーで圧着します。

  7. (7)

    ドリップバッグに不備がないかを検品。計量器を使用し精密に最終検量を行います。

  8. (8)

    ハンドプレスで型抜きをしたり、ハンコを押したりします。

  9. (9)

    ドリップバッグを外袋に入れ、窒素充填後シーラーで圧着して完成です。

作業中は、帽子、白衣、マスク、手袋をし、衛生面に注意しています。焙煎機など、特に注意が必要な作業にはサポーターが横に付きメンバーをサポートします。ホッと一息つきたい時やリラックスしたい時、コーヒーの芳醇な香りと味を楽しんでいただければ幸いです。

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