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イベントレポート

留学生向けの就職活動をサポート!
グループディスカッション講座with時雨会『第2回Japaningゼミ』

株式会社リクルートスタッフィング

2018年3月29日 株式会社リクルートスタッフィング

日本で学ぶ外国人留学生は、現在約27万人(平成29年5月 独立行政法人日本学生支援機構による調査)。政府は2020年には30万人の留学生の受け入れを目指す「留学生30万人計画」を推進し、企業においても外国人留学生の積極採用が進んでいる。
しかし、日本の大学・大学院を卒業した留学生の約7割が日本での就職を希望しながらも、実際に就職できるのはその約4割といわれている(平成28年2月 経済産業省による調査)。その原因の一つとなっているのが、日本独自の就職活動における慣習だ。
日本企業の人材不足と外国人留学生の就職活動のミスマッチが社会課題となる中、リクルートスタッフィングでは、2015年に外国人留学生の派遣サービス『Japaning(ジャパニン)』を開始。そして2017年9月、日本で就職活動を行う留学生たちへ「就職活動のポイント」や「成功のコツ」などのアドバイスを行う“日本ではたらく”を学ぶセミナー『Japaning ゼミ』を開催した。

▼第1回目のイベントレポートはこちら
https://www.r-staffing.co.jp/corporate/news/2017/112401.html

第2回となる今回は就活で欠かせないグループディスカッションを取り上げ、実践的な場でそのノウハウの習得を目指した。

日本で「はたらく」を体験するセミナー

2018年2月23日にリクルートスタッフィング本社で行われたグループディスカッション講座with時雨会『第2回Japaningゼミ』。就活を迎える大学3年生を中心に13人の外国人留学生が集まった。セミナーの冒頭では、株式会社リクルートスタッフィング セールススタッフィング部 インターナショナルグループ・事業企画グループマネジャーの塩澤真宏が、外国人留学生の就活の現状について説明。「日本の就活がどういうものかを早い段階で知ってもらいたい」とセミナーの趣旨を伝えていった。
「セミナーのタイトルにある「Japaning」とは、2015年に開始した外国人留学生の派遣サービスのこと。外国人留学生がより高度な日本語を使った業務を経験し、日本企業の文化を知ることができる。そんな就業環境の提供を目指したサービスです。登録者約1400人のうち、500人以上が就業決定に至り、携帯販売や百貨店内の化粧品販売業務、また外資系企業での貿易事務などさまざまなお仕事で働いています。留学生が日本企業への就職で、大きな障壁となっているのは、日本語能力や日本企業における働き方への理解が不十分なこと。でも、派遣スタッフとして実際に企業で働く経験を積むことで、文化や慣習の理解が進み、その後、就職活動をする際に大きな自信につながるのです」(塩澤)

就活の壁「グループディスカッション」のポイントを解説

本日2回目となる「Japaningゼミ」のテーマは、留学生の就活において難易度が高いとされるグループディスカッション。講座は、2つのお題に対してグループディスカッションを進めながら学んでいく実践スタイルで進んでいく。講師を務めたのは、留学生向けの日本企業の就職活動支援を行っている「時雨会」の井上雄太氏。ディスカッションを始める前に、大まかな流れや、議論の進め方の具体的なポイントから解説していった。
「グループディスカッションは『自己紹介→お題の発表→討論開始~終了(20~35分)→代表者発表~質疑』という流れで進んでいきます。ディスカッションで目指したいのは、全員一緒に通過すること。メンバーを論破して蹴落とすことがゴールではありませんし、内定にもつながりません。グループ代表者による発表後には『これに対して反対意見を持っている人は?』などと、意見する機会が回ってくることもあります。いつでも発言できるように意識しておくことが大切です」(井上氏)
ディスカッションを進める上での具体的なアドバイスに、メモを取りながら真剣に話を聞く外国人留学生たち。一連の説明が終わると、いよいよ実践が始まる。

「日本で就職を希望する約65%の留学生のうち、実際に就職できているのは半数の約3割程度。つまり残り半分の留学生は希望しても就職できていません。原因はさまざまなものがありますが、『日本語能力の不足』『日本企業で働く場合のルールを知らない』など、『留学生側の理解不足』ということが挙げられています。」

2つのお題でグループディスカッションを経験

出されたお題は、「都会と田舎、住むならどちらか」と「副業解禁に対して、賛成か反対か」。4~5人1グループで、それぞれ約20分間のディスカッションがスタートした。
1つ目のお題では「“誰”が住むのか、ターゲットを決めよう」と前提定義から話し合うグループや、まずは一人ひとり意見を書き出す時間を取ってから発表し合うグループなどさまざま。終えたあとには、全体のフィードバック、個人のフィードバックを時雨会の講師たちから受ける。「最初に都会と田舎のイメージのすり合わせを全員でした方がよかったね」「家庭を持っている人は郊外がいいという意見が出たけれど、主張するときは明確な理由を一緒に出そう」など、様々な角度からアドバイスがあった。
2つ目のお題は、今まさに社会的な議論を呼んでいる「副業解禁に対して、賛成か反対か」というもの。1回目のディスカッションで指摘されたことを次にいかそうと、留学生たちは自分のメモを見ながらのぞんでいく。最後に発表の時間があり、賛成・反対両者の意見が出され白熱した議論の様子が垣間見られた。

個別にフィードバックをもらえる機会に感謝

2回のディスカッションを経てセミナーが終了したときには、疲れをにじませつつ、晴れ晴れとした表情を浮かべる留学生たち。感想を聞いてみると、皆一様に「いい学びの機会だった」と声を揃えた。
「夏のインターンでグループディスカッションを経験したけど、何がいいのか悪いのかわからなかった。今日『あの発言はよかったよ』といったフィードバックや、自分では気づけない話し方のクセをアドバイスもしてもらえて本当によかった」「周りが全員日本人だと議論の内容はさらに複雑になる。もっと勉強しないといけないと思った」「ディスカッションのポイントがわかりやすかった。就活前に、個別のフィードバックをしてもらえて、ためになった」
これから始まる就活へ前向きに取り組もうという、留学生たちの熱心な姿勢が見られた「Japaningゼミ」。リクルートスタッフィングでは、派遣サービス「Japaning」での在学中の外国人留学生の就業機会の創出に力を入れるとともに、外国人留学生の就職活動支援を積極的に行い、企業と留学生のWin-Winの関係を作っていきたい。

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