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池澤あやかとはてな大西がソニーの上野さんに「エンジニアの働きやすい職場って?」と聞いてみた。【後編】

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連載:池澤あやかとはてな大西の「エンジニアの働きやすい職場って?」

タレントでエンジニアとしても活躍されている池澤あやかさんと、株式会社はてな チーフエンジニアの大西康裕が、エンジニアの働く環境や開発の様子、エンジニアのキャリアパスなどについてインタビューする連載です。毎回、さまざまな企業を訪問し、エンジニアの理想の働く環境について考えていきます。


池澤 というわけで後編スタートです! 前編では新規事業創出部の田中さんに「Creative Lounge」を案内していただき、上野さん、塩野さんから、社内の「NEST」「アイデアヒミツ基地」などソニーの社員の方の交流スペースをご紹介いただきました。

www.r-staffing.co.jp

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大西 とにかく見どころが満載でしたね。展示されていた昔のウォークマン、ずっと使っていました……。

池澤 次は、UX・マーケティング本部クラウド&サービスアプリ開発運用部門の上野さんにソニーのエンジニアやキャリアについてお話を伺っていきます!

上野 よろしくお願いします。

ソニーのエンジニアはとにかく「多様」 クラウド、スマホアプリ、動画、光学、塗装……

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UXプラットフォーム UX・マーケティング本部
クラウド&サービスアプリ開発運用部門1部 統括部長
Distinguished Engineer 上野吉史さん

池澤 まず、上野さんの業務内容について教えてください。

上野 UX・マーケティング本部の中の「クラウド&サービスアプリ開発運用部門」という部署で、商品とサービスをつなぐようなクラウドサービス・アプリの開発をやっています。

池澤 ソニーでもクラウドの開発ってあるんですね!

上野 ありますあります。デジタルカメラやスマートフォンでつながることができるサービス開発の統括を担当しています。開発の内容は多岐にわたるんですが、代表的なサービスが3つありまして。1つはテレビ向けの「Video & TV SideView」です。

Video & TV SideView(ビデオ&テレビサイドビュー)オフィシャルサイト | ソニー

大西 あっ、スマートフォン向けアプリですよね、使っています! 1つ前のバージョンから愛用していますし、すごく使いやすいです。ソニーさんのハードディスクレコーダーの録画予約をリモートでしたり、外から録画した番組を見たりできますよね。

池澤 へー、そうなんですか!

上野 あとの2つはニュースアプリ「News Suite」、写真・動画のクラウドサービス「PlayMemories Online」です。

大西 僕はXperiaユーザーで、その辺りのサービスをよく使っています。Webのエンジニアとしては少し近しい感じがしてきました。

上野 「UXプラットフォーム」は比較的新しくて、2012年にできました。たぶんソニーの中では一番はてなさんに近い部署だと思います。ソニーといえばやはりハードウェアのイメージが強いのかなと思いますが、大西さんはどう考えていらっしゃいましたか?

大西 どんなエンジニアがいるのか想像がつきませんでした。ハードウェアで組み込みとか、コンピュータ大好き!とか……。

池澤 半導体を開発していそうなイメージです。カメラのセンサーとか、めちゃめちゃ細かい部品を作ってそう。

上野 そういう開発もしてますしてます(笑)。おっしゃる通り、半導体を作る部署のソフトウェアエンジニアもいますし、メカ屋もいれば電気屋もいる。しかもBtoBの分野だと全く違うカルチャーだったりして、「ソニーのエンジニアはこうだ」とひと言ではいえないんですね。

池澤 エンジニアのイメージがだいぶ変わってきました。

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上野 女性のエンジニアもたくさんいますし、いろいろな国のエンジニアもいますし、ソニーのエンジニアにはものすごく多様性があるんです。画像解析や画質を良くするための開発をずーっとやっているエンジニアや、「動画のコーデックだったらあいつに聞け!」というようなスペシャリストもたくさんいる。カメラでいえば光学の専門家がいたり、塗装の専門家がいたり。専門的すぎて想像するのが難しいですよね。

池澤 塗装!

上野 カメラをぶつけた衝撃に負けず、はがれないような強固な塗装にするための材料開発、のような分野ですね。僕には全然わからないんですけど(笑)。僕の部署はクラウド技術やモバイルのプラットフォームを利用し、ソニーの各事業部を横断してつなぐようなサービスやアプリ、新規事業のサポートなどを受け持ちます。「ソニーとクラウド?」と思う方もいるかもしれませんが、製品がクラウドにつながっていくのは今や当たり前の世界になっています。例えば、「Smart B-Trainer」というランニング用のスポーツデバイス・アプリがあります。

ソニー | Smart B-Trainer

上野 GPSや心拍といった6つのセンサーが入っていて、耳に装着してジョギングすると心拍数をリアルタイムに計測します。例えば、「脂肪燃焼したい」などの目的に合わせて目標の心拍数が設定されて、お客さまがその心拍数で走りやすいように自動的に音楽を選曲・再生する、という機能があります。クラウドと連動してトレーニングのデータをちゃんと蓄積・解析し、お客さまにフィードバックします。

大西 ハードウェアのエンジニアも部署にいるんでしょうか。

上野 私の部署は、全員ソフトウェアエンジニアで、約70~80人います。プロジェクトを起こして、ネットワークサービスやアプリの開発・運用をしています。プロジェクトの数は15くらいで、それぞれの規模はそれほど大きくはないです。小さいチームで素早く回していこうとしています。

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池澤 ハードウェアのエンジニアとのつながりはありますか?

上野 ものすごくあります。例えばハンディカムやα、サイバーショット、ブラビア、Xperiaのチームなどとは本当にがっつり密にやっていますね。

大西 なかなか想像するのが難しいですね。開発言語を伺うとイメージが湧きやすそうです。

上野 クラウド系ではJavaScript、バックエンドはJavaが主流です。Go言語も使ってますね。AndroidだったらJava、iOSだったらObjective-C……最近はCordovaのプラットフォームを利用して、JavaScriptでマルチプラットフォームなアプリを作っちゃいましょう、ということもやっています。

池澤 おおー。私もCordovaを使ったことあります!

大西 JavaScript、Objective-Cなんて聞くとより近しさを感じますね!

クローズドの開発カルチャーの中から生まれる「オープンでスピード感のある開発」

上野 メーカーってソニーに限らず、要素技術を秘密裏に開発して、より高い技術をもって差異化した商品を出していくカルチャーなんですね。他より高性能なものにするために、やっぱりある程度はクローズドで開発する。

大西 メーカーさんはそういう世界ですよね。

上野 ただ、Web系の分野ではクローズドな開発だけではなかなか難しくて、我々の部署ではオープン化を目指していっています。

池澤 ギャップが大きそうですね。

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上野 ハードウェアに入っているソフトウェアの作り方ってすごい技術で、とても面白いんです。ハードウェアがどう動くかをよく理解してソフトウェアを作らないといけない。1つのハードウェアの商品を全世界同時でお客さまにお届けするということは、ソフトウェアの開発もプロセスを規律正しく、がちっと決めてやらないといけない。そこはIT系スタートアップからするとなかなか真似できないところだと思います。

池澤 世界規模……!

上野 でも、デジカメやスマホにつながっていくオープンな世界での戦いにも勝たなくてはなりません。我々はオープンな戦略をとって、使えるものはどんどん使って、コラボできることはコラボして、早く世の中に出していく。そういうことにチャレンジしている部署なんです。

大西 ソニーの中ではやっぱり結構特殊なんですか?

上野 ちょっと特殊かもしれないですね。でもこれからは、クラウド系エンジニアはもっともっと必要です。

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大西 開発スタイルはどのような感じでやっていますか?

上野 最近はアジャイル、スクラムがやっぱり多いですね。一番短いサイクルは、3週間に1回のリリースです。先ほど紹介した「Video & TV SideView」や「News Suite」、「PlayMemories Online」などは、ユーザーのフィードバックを取り入れたグロースハックをしているプロダクトです。逆にメディカル系のプロダクト開発は完全にウォーターフォールですし、ビジネスの形態によって手法を使い分ける感じです。

大西 その決定は誰がしているんでしょう。Web系の場合は技術手法を選択する最終的な責任者としてCTOを置くことが多いですが、CTO的な役割があるのでしょうか。

上野 プロジェクトに対し、最終的な技術判断をする「アーキテクト」というロールを1人置きます。大きなプロジェクトや難しいプロジェクトの場合は必ず置きますね。

池澤 プロジェクトごとなんですね。

上野 プロジェクトを起こすときに、どう運営していくかみんなできちっと話した上で決めていきます。僕はそのレビューをする立場です。「機能を早く届ける」が目標だとアジャイルのような感じになりますし、今回は品質をがっつり作り込むという場合は、少しロングスパンでウォーターフォールとのハイブリッドにしていきます。

大西 3週間のスプリントだとやや長いのかな?という感じもしますが……

上野 例えばローカライズが30言語近くある商品もありますし、ワールドワイドでサポートの人たちに向けてちゃんと「こういうものを出す」ということを伝えるところまで、3週間で回すので。

大西 それは相当早いですね!

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池澤 バージョン管理はどうされていますか?

上野 最近はGit系が多いかな? これもプロジェクトによって変わります。全部CircleCIで回しちゃうところもありますね。

大西 GitとかCircleCIとか、我々と同じような感じで親近感が湧きますね。

上野 GitHubはプライベートとパブリック、両方使っています。「https://github.com/sony」もありますよ。

Sony · GitHub

上野 OSS公開するのに決裁も必要ですが、CordovaのプラグインをOSSとして公開したりしていますよ。

大西 カルチャーをオープンな方向にしていくというのがかなり大きな意思決定ですが、どのように進めているんでしょうか。

上野 会社の規模が大きいために、事業やビジネスによってやり方が変わってきます。ただ、オープン化の波は当然、ソニーのいろいろなところで議論されています。OSSのコントリビューションについても議論があります。

池澤 GitHubでパブリックになっているものがあるのに驚きました……。

上野 ソニーのイメージに合わなくて意外でしょ?(笑)

ソニーのエンジニアの自主開発カルチャー“机の下”を会社で支援

大西 専門分野の異なるエンジニア同士の技術共有は、どのようにやっているんでしょうか?

上野 勉強したいと思っている人には会社側で多彩なプログラムを提供しています。いくつかのセグメントに分かれてさまざまな専門分野の人を交えてやります。僕はネットワーク・クラウドの基幹技術研修の委員長で、プログラムの内容を作っています。

大西 ハードウェアのエンジニアがクラウドの研修を受けたい、なんてこともありますか?

上野 ものすごくありますね! 勉強会も開催されていますし、意外と社内ハッカソンみたいなこともやるんですよ。自分の仕事以外の分野でアイデア出すとか。

大西 とはいっても全社でのハッカソンはさすがに無理そうですね。

上野 あっ、全社はさすがに無理ですね(笑)。事業体ごとに実施します。

池澤 ハードウェア部門のハッカソンってどんなことをやるんでしょう。なかなかイメージが湧かない……。

上野 すごく面白いですよ。いろいろな施策をそれぞれで作って「こういうのできたんですけど」なんて持ち寄って。もちろんソフトウェア分野のハッカソンもあります。また、最近ソニーのR&Dでは「Future Lab Program」というプログラムを開始しました。社内で開発中のコンセプトプロトタイプを核として、ユーザーの皆さまからフィードバックやインスピレーションを得ながら共創していくというプログラムです。

Sony Japan | ニュースリリース | 新たな技術・研究開発のプログラム“Future Lab Program”開始のお知らせ

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池澤 「アイデアヒミツ基地」ではサークル活動をやっているそうですが、そういうところでもエンジニア同士の交流はあるんでしょうか?

上野 エンジニアが集まってわーっと電子工作などをやっています。結構いろいろなものが生まれてくるんですよ。ソフトウェアのエンジニアだけではなく、電気屋さんもメカ屋さんも集まって何か作りましょう、有志で持ち寄りましょうという雰囲気ですね。

大西 さまざまな専門分野の方が集まるからこそ、できる幅が広そうですね。

上野 そこが結構ポイントなんです。いろいろな製品を生み出しやすい環境だと思っています。何か作ろうという場合、例えば電気屋さんが考えたらソフトウェアエンジニアがいない!とか、ソフトウェアエンジニアが考えたらこんな電気回路があったらいいのに!っていうこともあると思うんですが、呼べば専門家がいるので(笑)。盛り上がってSAPのオーディションに応募することもありますね。

池澤 自由な雰囲気なんですね。

上野 ソニーには、机の下でこっそり開発していたものが製品になってヒットする、というような自主開発のカルチャーがありました。今でも「こんなのできちゃったんだけど」なんて出してきたのをとがめるような人はいません。作ったんだったら製品に入れてみたら?という話は結構ありますし、割と寛容です。

エンジニアのキャリアを自分で切り開ける制度、そして人材育成への取り組み

大西 エンジニアに対し、どのようなキャリアパスを用意されているのでしょうか。この連載では、主にWeb系のエンジニアについてマネジメントの道に進むか、スペシャリストとして技術を極めるかの2つに焦点を当ててきたのですが、ハードウェアのエンジニアについてはなかなか想像しづらく……

上野 「ジョブグレード制」を採用していて、専門性を活用して貢献していくか、マネージャーになって貢献するか、2つのキャリアパスに分かれています。

大西 グレードはどのように決まっていくんですか?

上野 例えば6というグレードについて、専門職の6、マネジメントの6というのはこういう役割だと定義されています。もし「この分野のエキスパートになりたい」という場合はそれを宣言して、上司が部下にやってほしいこととその人がやりたいことがマッチングすればそこを伸ばしていくことができます。

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上野 あと「社内募集」という面白い制度があります。現職場ではない、新たな領域や仕事に挑戦したいと考えたときに、上司には知られずに社内で募集をかけている部署に応募することができます。合格すると異動できてしまうんです。

池澤 えっ、どうやって上司にばれないようにするんですか?

上野 応募は人事だけが知っている情報です。そこで受かったら、上司に対して「この人はここに合格したので、何ヶ月以内に異動させてください」という通知が来る、それは絶対なんです。受からなかった場合は、その情報はオープンにならない。

大西 ポジションや職種で悩む人にチャンスがあるわけですね。

上野 この制度はソニーのカルチャーそのものですね。異動してくる場合もあれば、異動されちゃう場合もあるので、上司は異動されないように魅力ある職場を作らなくちゃならない。今ではそういう制度を取り入れている会社さんもあると思いますが、ソニーではかなり昔からやっています。

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大西 エンジニアのマネジメントって、エンジニアのことをよく分かっていないと難しいですよね。エンジニア出身のマネージャーの方はかなり多いんですか?

上野 基本的には、ソフトウェア開発をやっている部署のマネージャーはソフトウェア出身のエンジニアがマネジメントします。マネジメントを目指す場合は、30代半ばでキャリアを決めてそちらに行くという人が多い気がします。専門職グレードの人が40~45歳ぐらいでいきなりマネジメントグレードになるケースはあまりないですね。40代でも専門職としてソフトウェア開発をしている人は、たくさんいますよ。

大西 グレードが上がったエンジニアは組織でどのような役割を果たすのでしょう。上野さんが認定されている「Distinguished Engineer(DE)」という制度についてもあわせて教えてください。

<Distinguished Engineer>

ソニーの重要な技術領域において、高度な専門性と技術的見識を有し、会社や組織に対して大きな貢献を果たしている技術者を全社レベルで認定。この制度により、「ソニーの技術の顔」として課題解決や技術戦略をリードする役割がソニーにとって重要であることを示し、社内に公開することで後進の技術者へのロールモデルの提示につなげていく。所属組織において課題解決に貢献するとともに、技術領域を軸にした組織間連携をリードし、人材育成を含めた幅広い貢献を果たす。


上野 Distinguished Engineerは組織にひも付くものではなく、ソニー全体で設定されている制度です。専門職グレードにおける上位の人たちを対象に認定して、事業体を超えて横でつながり、人材育成の観点で「ソニーのエンジニア」をどうすべきか考えるという課題を与えられています。僕はクラウド系のDEですが、カメラ、半導体など、ソニー内のさまざまなエンジニアがDEとして活動しています。

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池澤 他にもエンジニアに関する制度はありますか?

上野 例えば「ソニーMVP(Most Valuable Professional)認定制度」では、1年ごとにエンジニアリングで最大の価値を発揮した、アウトプットで圧倒的な成果を出したという人を顕彰しています。

http://www.sony.co.jp/SonyInfo/csr_report/employees/training/index5.html

大西 DE制度のお話など、エンジニアが人材育成に強くコミットしているように感じます。僕もエンジニアとして採用に関わっているんですが、エンジニアの育成について上野さんが考えていることをお聞かせください。

上野 組織における人材育成はとても大事なのですが、今後はもっと工学的なアプローチでエンジニアのスキルを可視化・定量化して、強みを伸ばす方がいいのか弱みを補う方がいいのか見極めたいです。組織として最大のパフォーマンスが出るように、評価とは切り離した状態で適正な人員配置や育成の仕組みを作っていこうとしています。

大西 どうしても育成と評価はセットで考えてしまいがちですよね。エンジニアがエンジニアを育てる場合、育成と評価を別にするのが自然な気はします。

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上野 人事がやっている育成プログラムもたくさんあって、自分でどんどん学んでいきたい人への機会や環境はそろっています。社内募集を使って他の部署にチャレンジして実力を試すこともできます。他の人からエンジニア人生を決められるのではなく、自分でエンジニア人生を切り開いていけますね。

大西 「ソニーのエンジニア」の中身から人事制度まで、大変幅広いお話を伺えました。「Creative Lounge」の取り組みもわくわくすることばかりでしたし、アプリもデバイスも、製品を使うのが本当に楽しみです。今日はありがとうございました。

池澤 ありがとうございました!

§ § §

池澤 漠然と抱いていた「ソニーのエンジニア」のイメージががらっと変わりました! GitHubを使っていたのには本当にびっくりしました。

大西 ハードウェアを取り扱う会社のエンジニアについて伺う機会はなかなかないのでとても楽しかったです。自分がソニー製品をよく使っていることもあり、より身近に感じられたような気がしています。エンジニアの開発への取り組みや人材育成についても、カルチャー面・制度面の双方から考えられていますよね。

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アイデアヒミツ基地の取材中のひとコマ。

池澤 連載「エンジニアの働きやすい職場って?」は、今回が最終回なんです! これまでお話を伺ってきた会社さんそれぞれ、エンジニアのことを考えた環境づくりをされていましたね。

大西 僕はエンジニアの採用や育成などについてもいろいろな立場の方にお話を聞けて、とても参考になりました。どの会社の方も試行錯誤しながら制度を整えたり、現場をもっと良くしようとしていたりして、仲間だなと心強く感じました!

池澤 皆さん、これまでご覧いただきありがとうございました!

写真:小高 雅也