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子どもの頃に憧れた仕事……それよりも、家族や友人とすごす時間を大切にしたかった

子どもの頃に、キラキラして見えた「憧れの仕事」。でもそれは自分にとって本当の「理想の仕事」になり得るのだろうか。実際には飛び込んでみないとわからない。実態を理解してはじめて、自分が本当に大切にしたいものが見えてくる――。藤原和香奈さん(38)は、さまざまな試行錯誤を経て少しずつ、仕事と生活、双方のバランスを整えてきた。

プライベートも仕事も、バランスのとれた毎日

東京近郊で夫と2人暮らし。平日は週5日、派遣スタッフとして都内で働き、仕事を終えると友人たちと夕食を共にしておしゃべりに花を咲かせる――。

株式会社三菱総合研究所にて、事務やシステム開発アシスタントの仕事をしている藤原さん。「仕事と生活のバランスには、今のところ満足していますね」と話してくれた。

休日は、仲間たちと都内にある明治・大正期の建築や、日本庭園などをめぐるのが楽しみのひとつ。またインテリアコーディネーターの資格をもっていることもあり、少し時間ができるとすぐに自宅の整理収納をあれこれ考えはじめてしまうそう。

現在は充実したライフスタイルを送る彼女だが、ここに至るまでにさまざまな試行錯誤を繰り返してきた。

「憧れの仕事」……でも、自分が大切にしたいことは?

藤原さんが「インテリア」に魅せられたのは、小学2年生のとき。佐賀県から千葉県に引っ越し、はじめてマンション暮らしを経験した。

「マンションってどこもほとんど同じ間取りなのに、友達のところに遊びに行くと、可愛くしている部屋がたくさんあって。それまでは一軒家に住んでいたので、カルチャーショックでしたね。『ずるい、私の部屋もそうしたい!』と(笑)」

以来、彼女は自然とインテリアコーディネーターに憧れるように――。当時は受験資格が25歳以上だったため、一旦就職し、その後改めてスクールに通って念願のインテリアコーディネーターになった。

しかし結果的に藤原さんは、それを自分自身の仕事にはしなかった。

「スクールの先生が、子育てもしながらバリバリと仕事もしているフリーランスのインテリアコーディネーターだったんです。とても素敵で、憧れました。でもその一方、自分にはもっと大切にしたいことがあるな……と気づいたんですよね」

インテリアコーディネーターになれば、打合せなどで平日の夜や土日にも仕事が入ることになる。でも自分は、家族や友人との時間を大切にしたい。そう考えた彼女は独立の道を選ばず、住宅関係の会社に就職することにした。

自分の時間もなかなか取れなかった、多忙な日々

しかし、勤めた会社は忙しかった。平日の夜に約束など入れられない。仕事自体には前向きに取り組んでいたものの、なかなか自分の思い描く生活に近づかなかったという。

そんなあるとき、思いがけず転機が訪れる。会社の業績低下を受けて転職を考えはじめたとき、知人から派遣スタッフとして働くことをすすめられたのだ。

「正直なところ、派遣のお仕事にいいイメージを持っていなかったんです。単純作業が多いとか、キャリアアップもできないとか……。でもすすめてくれた友人はイキイキ働いていて、調べてみると任せていただける仕事の幅も広く、条件を満たせば産休・育休などもちゃんとあることがわかりました。それなら一度、働いてみようと思ったんです」

新たな環境で、自分が果たせる役割を見つける

派遣スタッフとして働きはじめてみると、派遣の仕事に対して抱いていたイメージはガラリと変わった。

結婚・出産しても働き続けられること。自分の時間をきちんと確保して、家族や友人とすごせること。さらに大手の優良企業で働けること自体も、藤原さんは大きなメリットだと感じているそうだ。

「周りに優秀な社員の方がたくさんいるので、なんとかみなさんのレベルに追いつこう、少しでも役に立てるようになろう、と思うんです」

かつての職場では、自分の役割や責任を果たさないまま、定時にさっさと帰ってしまう人たちに疑問を持ったこともあった。だからこそ彼女は限られた時間の中で、「自分が今できる役割」を探し、最大限それを果たそうとしている。

「事務やアシスタントの仕事はもちろんですが、少しでもみなさんが仕事をしやすいように、整理収納をしたりすることもあります。本当は、職場の中にもっともっと使いやすく整理できそうな場所がまだまだあるんですよね(笑)。そんなことも少しずつ、やっていけたらいいですね」

今でも彼女は、常に小さなメジャーを持ち歩いている。かつてインテリアコーディネーターの先生から「常に持っておきなさい」と教えられたものだ。職場や自宅の整理収納をするときに、欠かせないのだという。そんな小さなシーンにも、藤原さんが積み重ねてきた時間がにじみ出ている。

勤務体系に合わせて選んだ、機能性がポイント

黒いレザーのリュックと前出のラバーソウルの靴は、今年に入ってから購入。ずっとオフィスでも使えるものを探していて、カジュアルすぎないものを選んだそう。肩こり知らず&歩きやすさが気に入っている。

可愛らしいタンブラーは夫からのプレゼントで、いつも会社に置いているもの。スープジャーとしても使えるそうだが、藤原さんは自分の好きな飲みものを入れて使っている。

「夫が料理好きなので、夫の方が私より活用していると思います(笑)土日はよく夫が手料理を作ってくれるので、2人で楽しむこともありますね」

ライター:大島 悠(おおしま ゆう)
カメラマン:坂脇 卓也(さかわき たくや)

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