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“労働力不足”で好きな仕事に就きやすくなる?「らしく」働くための選択肢を探すには

労働力不足、人工知能の進化など、日々更新される働き方に関する情報を目にして、不安を感じている方は多いのではないだろうか。これからの働き方、自分のキャリア、どんな風に考えていけばいいのだろう――?3回目となる「らしく働くための仕事術」では、「らしさオンライン」のクリエイティブディレクターであるサカタカツミが登壇。これからの職の選び方、選択肢の増やし方などを解説した。

講師:サカタカツミ
クリエイティブディレクター。合同会社シゴトトセイカツ代表。就職や転職、キャリア開発に関するウェブサービスやプロダクトのプロデュースやディレクションを数多く手がける。著書に『就職のオキテ』『会社のオキテ』。採用や個人のキャリア、スキルや組織コンディションの可視化などに関する寄稿記事や登壇も多数。

2025年に向けての働き方を知る

サカタは、リクルートワークス研究所が実施した『「2025年の働く」予測』のプロジェクトメンバーの一人。アウトプットのクリエイティブディレクションも手がけた、その当事者としての実感値として、当時の予測よりも、ほんの少し早いスピードで、状況に変化が訪れているという。

「この変化を理解して、皆さんが何をするべきか、ヒントを持ち帰っていただきたいと思っています」というサカタ。まずワークをスタート。それぞれ、隣に座っている人とペアを組み、自己紹介をするというものだ。

まず、自分の名前(ペンネームやニックネームでも可)と、どんな仕事をしているか、さらに、自分が持っているスマートフォンの機種を紹介するという。3つ目は何でもいいのだが、スマートフォンならほとんどの人が持っている、かつ、ペアを組んだ相手と、共通点や、ちょっとした説明するべきことが見つかるという目的。

それぞれ、3~4分の時間が設けられたが、初めての人に3~4分自分のことを話すのは長いと感じる人が多い様子。多くの人は自分のことを話す、という行為に慣れていないと、サカタは解説するとともに「自分にあまり話すことがない」と感じた人がいたら、「自分のアピールポイント」や「人に理解しておいて欲しいこと」などをいつも整理し、いざとなったら話ができるように改善しておくことを勧めた。

また、見ず知らずの人とのボディランゲージや、人との距離感も大事なポイント。好みによるため正解はないが、テクニックとして、相手に合わせられると、派遣スタッフが初めての職場に行く際などのコミュニケーションも取りやすくなるので覚えておいた方がいい、と話した。

自分の仕事について考えるワーク

次のワークでは、働くうえで自分に大事なことを考える時間を設けた。手元に配られたリストから、優先順位をつけて数字を書いていく。

● 単調ではなくさまざまな仕事を担当できること
● 職場への人間関係への満足度を高めること
● 業務全体を理解して仕事ができること
● 仕事を通じて成長しているという実感を持つこと
● 社内外の他人に影響を与える仕事ができること
● 今後のキャリアの見通しが開ける状態になること
● 自分で仕事のやり方を決められること
● 満足いく職務経歴を積み上げられること
● 自分の働きに対する正当な評価を得られること
● 生き生きと働いていると感じられる日々になること

さらに、「一番大切にしたいこと」について、その理由と、実現のためにやるべきことをメモ。あとで隣の人とシェアするため、説明できるようにメモすることがポイントだ。

ひとりで考える時間が終わると、隣の人とシェアをする。聞いている側は適宜フィードバック。「こうしたほうがいい」ではなく、感想にとどめることが大切なのだとか。お互いに話をしていくことで「これいいですね」「私も使おう」と、同時に頭にとどめておくとよい。

ワーク終了後、大半の人が「楽しかったか」「考えさせられたか」「相手が考えていることに感心したか」という質問に挙手をした。自分の大切にしていることを見つめ、人の意見も聴ける貴重な時間となった。このワークによって、自分の中に大切にすべきこと、また、それを表現し、相手に伝える方法を増やすということになるはずだ、と述べた。

労働力不足は何を引き起こすのか?

ワークが終わると、派遣スタッフに対して、企業の人事担当者がなにを望んでいるのかを、独自に収集したデータを元に詳細に解説。イベントに参加していたスタッフの多くは、スマートフォンを取り出して、熱心にスライドを撮影している様子が見受けられた。

続いて、サカタは今後の労働力不足について説明。働ける世代の人数はどんどん減っていくため、労働力不足による倒産や、閉店が相次ぐことが予想される。

「逆に、皆さん働く側にとってはチャンスとも考えられます。自分を活かせる方向へキャリアチェンジできる可能性が高い。『いまさら遅い』『もうやりたいことなんてできない』などと思わないほうがいいでしょう。これからは人手不足により、やりたい仕事に就ける可能性が高くなっていきます」

ただし、注意すべきは機械化。労働力が不足するところに、AIなどが代替する可能性がある。機械化と、労働力減少のスピードはどちらが早いかわからない上、機械化するより人が対応したほうが早いと判断される場合もあり、緩やかに置き換わることは間違いないが、まだまだ直近は先が読めない、と述べた。

不安を払しょくするために、サカタは次のように提案した。

「『働く』などのキーワードで検索をして、ニュースを読んでみると、最新情報が得られるので不安が解消されるかもしれません。また、『らしさオンライン』に掲載されているさまざまな事例は、自分らしい働き方をしている人たちが紹介されています。この人たちは決して特殊な能力があるとは限らない。これから、皆さんが目指すワークスタイルのヒントにして、自分と似ている人がいたら、まずチャレンジすればいいと思います」

これからは、「こうじゃなきゃいけない」「この道しかない」という考え方に縛られず、自分に合ったキャリアプランを選択していける。そんな時代になっていくのだろう。

ライター:栃尾 江美(とちお えみ)
カメラマン:坂脇 卓也(さかわき たくや)
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