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石川 愛里
INTERVIEW

「働く」を楽しむ人を増やしたい。営業職として、私が提供したい価値

フルタイム 営業職 未経験入社 仕事のやりがい・成長 表彰・活躍 職場・上司との人間関係

石川 愛里

営業職

入社1年目に新人賞、そして入社3年目には全社表彰を受賞した石川 愛里。「業績ではなく、『派遣スタッフと派遣先企業のために』を常に意識した結果だったと思います」と語ります。仕事を心から楽しみ、人の喜ぶ姿が原動力となっているという石川に、失敗を乗り越えた経験や、仕事への想いを聞きました。

CHAPTER 01
人と関わることが大好き。学生時代の原体験と入社の決め手
人と関わることが大好き。学生時代の原体験と入社の決め手

2019年4月に、新卒でリクルートスタッフィングに入社しました。入社後は営業職として、東京都中央区エリアを中心に、新規・既存顧客に対しての拡販営業を行っています。自分の介在によって、派遣スタッフや派遣先企業の方々から直接「ありがとう」のお言葉をいただけるこの仕事は、私の天職かもしれません。「出会った人とのつながりを大切にしたい」という想いが、昔から人一倍強いんです。

人と関わることが好きなのは、学生時代の原体験が大きく影響していると思います。私は、幼いころから抱えている持病の悪化を理由に、高校への進学を断念した経験があるんです。中学卒業後の1年間は、じっくりと病気療養に充てて体調を整えることに。回復してからは、アルバイトに挑戦したり、小学生の頃から続けているクラシックバレエに通ったりしながら、高等学校卒業程度認定試験(通称、高卒認定)を取得しました。

「高校へ進学しない」という選択を決めたとき、正直すごく不安でいっぱいでした。ですが、家族とアルバイトやバレエで出会った仲間たちに支えられて、楽しく毎日を過ごすことができたんです。特に、高卒認定を取得するための勉強にほぼ毎日付き合ってくれた2人の兄、そして周囲と違う選択をすることをためらわなくて良いとどんな時でも最大の味方になってくれた母には、感謝してもしきれません。

「高校生」を経験できなかった分、大学生になってからは友人と一緒に過ごせるのがとにかくうれしくて。人と関わることを楽しいと感じたり、相手に深く興味を持ったりするのは、そういった経験から来ているのではないかと思います。

リクルートスタッフィングに惹かれたのは、選考中に出会った社員の方たちに魅力を感じたからです。就職活動中は、幅広い業種の企業との出会いがありました。そのなかで、選考中に自分を良く見せようとするのにだんだんと疲れてしまって……。でも、リクルートスタッフィングは面接の場でも、とにかく「飾らないありのままの自分」を出せました。就職活動での苦労話や失敗談もじっくりと聞いてくれる企業って、なかなか珍しいと思いませんか(笑)?

話を受け止めてくれるだけではなく、「どうしてその企業を志望していたの?」とさらに深掘りをしてくれる。話しているうちに、自分でも気づけていなかった強みを引き出してくれるなと感じました。この会社なら、自分らしく伸び伸びと働ける、私がまだ知らない自分に会えるのではないかと思い、入社を決めました。

CHAPTER 02
失敗から学び、「スタッフとクライアントのために」をより意識するように
失敗から学び、「スタッフとクライアントのために」をより意識するように

入社当初の失敗はたくさんありますが、そこからの反省と学びが今の自分を形成しています。

1年目のころ、派遣スタッフの方にお仕事をご案内する際、就業条件を間違えてお伝えしてしまったことがありました。入社当時の私は、今振り返ってもまだまだ甘い部分も多く、自分の確認不足が、関わる人たちに大きな影響を与えてしまうことを実感しきれていなかったのだと思います。

当時のマネジャー内藤 由紀子さんからの「愛里はただの事務的なミスと思っているかもしれないけど、お仕事を待っている人の時間や機会を失うことにつながるとても失礼な行為だ」という言葉が胸に突き刺さりました。この仕事をする以上、私が求職者の足を引っ張ってはならない。自分が介在させていただくことで絶対にプラスの影響を与えられる人になりたいと、心から思った瞬間でした。

行動の目的や背景が自分の中に落とし込めると、絶対に同じ過ちを繰り返しません。失敗の分析・対策だけでなく「なぜこの行動が大切なのか」を考えることは、特に大きな効果があったと感じます。また、ミスをしない行動習慣が生まれたことで「派遣スタッフと派遣先企業の皆さんに、もっと喜んでもらうにはどうしたらよいか」と、プラスアルファの価値提供を常に考えられるようになったんです。

一つひとつの行動の積み重ねで、入社1年目の6月頃からは社内で月間表彰をいただけるように。周りの人の笑顔のために努力した結果を会社からも認めてもらえたのがうれしくて、どんどん仕事が楽しくなりました。

1年目で新人賞を受賞することができたのは、「派遣スタッフと派遣先企業のために」という姿勢を常に意識できていたからだと思います。業績を出すためのサポートはもちろん、いつも「誰のために仕事をするのか」という視点を常に問いかけ続けてくれた内藤さんには本当に感謝しています。

CHAPTER 03
目の前の人が喜んでくれる瞬間が、何にも代えがたい価値
目の前の人が喜んでくれる瞬間が、何にも代えがたい価値

入社3年目となった2021年度には、通期MVPを受賞することができました。前年度の実績を大きく超える就業機会を創ったことを評価してもらった結果でした。会社から与えられた目標だけではなく、毎月「先月の自分を越える」と掲げて走り切った1年間。受賞以上に、自分自身が納得のいく成果が出せたのが何よりもうれしかったです。

今でも強く記憶に残っている出来事があります。過去に心身に不調をきたしてしまい、長期間仕事に就けていなかった派遣スタッフの方に対して、復帰のサポートができたことです。なかなか就業決定に至らないという悩みを伺い、「この方がキャリアの可能性を広げられるように、なんとしてもお手伝いしたい」と思いました。

そこで頭に浮かんだのは、私が長年お付き合いをさせていただいている派遣先企業。派遣スタッフの方が20名ほど就業していて、フォロー体制がしっかりしている部署があったんです。この企業なら安心して就業いただけるかもしれないと考え、部署の現場担当者様にも相談しつつ紹介を進めていきました。

数カ月が経った頃、その派遣先企業に就業したその方から「今、働くのがすごく楽しいです。紹介してくださって本当にありがとうございます!」とお言葉をいただけて、胸が熱くなりました。目の前にいる人が働くことを楽しんでいらっしゃる姿を見られる瞬間に、この仕事をしていて良かったなあと実感します。

派遣で就業を希望される方のなかには、働くうえでの条件に制約がある場合も少なくありません。そういった方々に働く楽しさを感じてもらえることが、私たちが提供できる価値。だからこそ、スタッフのため、派遣先企業のため、お世話になっている社内の人のため、そして、自分のため、全方位でがんばりたいと思えるんです。

CHAPTER 04
介在価値を発揮して、「私だから」できる仕事を
介在価値を発揮して、「私だから」できる仕事を

派遣という雇用形態は、他の直接雇用の働き方と異なり、求職者と企業の間に派遣会社が存在します。私たちが間に入らせていただくことの価値を感じていただけなければ、何の意味もありません。

でも、私が介在させていただくことで、派遣社員を直接マネジメントしたことのないお客様へ派遣社員をご紹介し、その良さを知っていただくことができます。また、それと同時に「経験がなくて」「家庭の事情で」などさまざまな制約があってフルタイムで働けない方が、派遣という働き方によってお仕事に就ける。そんな可能性にあふれた働き方であると思っています。母がどんな私でも認めてくれたように、どんな状況、どんな働き方でも派遣スタッフ・派遣先企業と伴走できる、そんな営業担当になりたいと思っています。

4年目に入った今年度からはグループのリーダーを任され、メンバーの育成にも携わっています。2022年9月現在の目標は、社内でも「楽しく働ける人を増やす」こと。働く時間って人生の大きな部分を占めると考えていて、その時間をせっかくなら楽しく過ごしてほしいと思っているんです。

今までは派遣スタッフの方に向けて何ができるかを懸命に考え続けてきましたが、社内のメンバーにも同じように楽しく働いてほしいと思うようになりました。周りの人の役に立てていると実感できると、絶対に仕事ってもっともっと楽しくなると思うんです。

個人としても組織としても、ひとりでも多くの方が自分らしく働ける場所を創るべく、これからも営業担当として最前線で関わっていきたいと思っています。

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