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向田 友紀
INTERVIEW

50代で出会った天職。仕事や子育て、すべての人生経験が活きるキャリアサポーターという仕事との出会い

パートタイム キャリアサポーター 仕事のやりがい・成長 ワーキングマザー 職場・上司との人間関係

向田 友紀

キャリアサポーター

キャリアサポーターとして、派遣スタッフの就業サポートを行う向田 友紀。過去に銀行で勤務していた経験を活かし、金融業界の派遣先企業を担当しています。子育てがひと段落した後、誰かのためになる仕事がしたいとリクルートスタッフィング(以下、RS)を選んだ彼女が、この仕事の魅力・やりがいを語ります。

CHAPTER 01
「好き」と思える仕事を求めて、人のために働けるキャリアサポーターに
「好き」と思える仕事を求めて、人のために働けるキャリアサポーターに

これまでのキャリアの中で、もっとも長く携わったのは金融事務の仕事でした。窓口でのお客様対応や裏方の事務業務などさまざまな業務を行ってきました。正確さを求められる業務がすごく得意だったわけではありませんが、お客様の大切な資産をお預かりする責任感とやりがいを感じながら、日々過ごしていました。

やがて子どもが成長して手がかからなくなったタイミングで、これまでひそかに抱いていた「もっと人と関わる仕事をしたい」という想いを実現すべく、一念発起して営業職にチャレンジ。マンション管理を行う企業の営業職に就いたのですが、想像以上に拘束時間が長く、転職を決意。もっと好きになれる仕事はないかと悩んだ末に出会ったのが、RSでした。

RSに入社した決め手は、「ここなら、人のために働けそう」と思ったから。私は昔からムードメーカーな気質があり、友だちの悩み相談を聞いたあとに「元気が出た」とか「悩んでいたのがバカみたいだった」とか、明るい気持ちになってもらえる経験が多かったんです。

だから、誰かのために動くことに幸せを感じる性格の自分には、ぴったりな仕事なのではと感じたんです。また週4日勤務というのも魅力的でした。おかげで休日は買い物やランチをしたり、趣味の洋裁をしたり、プライベートも充実しています。

CHAPTER 02
自分の働きかけで、派遣スタッフの方が元気になる──それこそが最上級の幸せ

私が現在担当している「キャリアサポーター」は、既存の派遣先企業を担当し、そこで就業している派遣スタッフの方の就業サポートが主な仕事になります。営業職ですが、個人の業績目標はなく、時短・日短で働くメンバーが多い部署のため、サポート体制も充実しています。

現在、私は特別法人第3営業ユニット キャリアサポートグループに所属し、主に金融や保険業界の法人企業と、そこで働く約100名の派遣スタッフの方を担当させていただいています。長く金融畑にいたため、派遣先企業の業務に対して細部までイメージが持てるのは強みかなと感じていますね。

仕事をする中で嬉しいのは、こちらの働きかけによって派遣スタッフの方が元気を取り戻し、前向きになっていただけたりすること。派遣スタッフの方々とは年齢が近い方も多く、よくプライベートなお話もします。子育ての相談とか、主婦としての悩みを話していただいたときには、自分の経験をお話しすることもしばしば。「子育てってそういうことありますよね」「もう少し気楽にいきましょう」と声をかけたりしていると、これまでの育児経験も仕事に活きている気がして、とても嬉しくなります。

ほかにも、「今の仕事が向いているのかな」と悩んでいる派遣スタッフの方には、私から派遣先企業へお声かけして、ご評価をいただいたりもしています。「実はこんなところが評価されていますよ」と期待も合わせてご本人にお伝えすると、安心していただける場合も多いんです。派遣スタッフの方の雇用主は、派遣会社であるRSです。積極的に派遣スタッフの方と派遣先企業の間に入り、今の私にできることがないかを常に考える毎日です。

CHAPTER 03
あらゆる経験が活きる。酸いも甘いも知った今だからこそ共感できることも多い
あらゆる経験が活きる。酸いも甘いも知った今だからこそ共感できることも多い

私が仕事をするときにいつも意識しているのは、派遣スタッフの方と派遣先企業の間に挟まる「緩衝材」のような存在になることです。

たとえば、派遣スタッフの方から悩み相談を受けたとき。いただいた内容をそのまま派遣先企業のご担当者へ伝えるのではなく、相手にとって受け入れやすい形で言い方を工夫して提案するようにしています。そうすると、事態が丸く収まったり、良い方向へ転換していったりする場合もあります。この緩衝材がないと、お互いにストレスを感じてしまい、必要以上に事態が悪化する場合も。うまく両者の間に介在させていただくことで、スムーズにことが進む場面をたくさん見てきたので、これからも双方に寄り添いながらサポートを続けたいと思っています。

どんな人がこの仕事に向いているのかと聞かれたら、「とにかく人生経験が豊富な方」と答えます。あらゆる経験がものを言う仕事だと思うので、私と同じように、50歳を過ぎて、子育て等もひと段落して、酸いも甘いも知っているような方にはピッタリのお仕事ではないでしょうか。

それから、「人のためになりたい」という気持ちが強い方や、人に興味があるという方も向いていると思います。反対に、人に興味がない方がこの仕事に就いてしまうとつらいかもしれません。相手の人柄や想いに興味を持ち、気持ちを汲み取っていける方だと、ジョブフォローアシスタントとしての毎日を楽しめるのではないかと思いますね。

CHAPTER 04
仕事というより「大事な仲間のために行動しているだけ」という感覚

RSで働く人たちは、みなさんやる気に満ちていて素敵です。もれなくポジティブで、後ろ向きな人が本当に少ないと感じます。私自身、この歳になってもいまだに刺激を受けているし、いつも周囲のみなさんに支えられています。

やりたいことを声に出すと、すぐに耳を傾けてくれるのがRSのよいところです。仕事でできる範囲って、年齢を重ねるにつれて少しずつ狭まっていくと思います。なので、やりたいことがあれば一刻も早くやるべき。それをサポートしてくれる会社には、本当に感謝しています。

もちろん新しい領域にチャレンジする不安はあります。でも、「失敗したらどうしよう」とは考えすぎずに、一歩踏み出してみたいなと思うんです。もし何かうまくいなかないことがあっても、RSの皆ならサポートしてくれるのではないか、そんな絶対的な安心感が私のチャレンジを後押ししてくれているのだと思います。

私は派遣スタッフの方を“大切な仲間”と思っています。今の仕事に対して、「仕事」という感じがあまりしておらず、とにかく大事な仲間のために行動しているだけ、といった感覚が強いです。

50代になり「キャリアの最後くらいお仕事が楽しくなればいいな」と思って転職をしたのですが、まさかこんなにおもしろいなんて。この歳で、ようやく天職に出会えたなと思っています。これからも派遣スタッフの方々、一人ひとりに寄り添い、彼ら彼女らが前向きにやりがいを持って働ける環境づくりに励んでいきたいと思います。

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