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尾上 美由紀
INTERVIEW

人事経験を活かして自分らしく──雇用を創るジョブスタートアシスタント

パートタイム ジョブスタートアシスタント 仕事のやりがい・成長 ワーキングマザー

尾上 美由紀

ジョブスタートアシスタント

2022年1月より株式会社リクルートスタッフィング(以下、RS)のジョブスタートアシスタント (職場見学担当)として働く尾上 美由紀。職場見学に同席し、雇用創出に寄与できる現在の仕事に大きなやりがいを感じる尾上が、これまでの歩みや今後の展望を語ります。

CHAPTER 01
「縁」を感じてRSに転職。人事・教育の経験を活かして働くやりがい
「縁」を感じてRSに転職。人事・教育の経験を活かして働くやりがい

私は新卒以来、一貫して人と関わる仕事をしてきました。

新卒で入社したのは大手アパレル企業。営業部に配属になり、百貨店まわりやバイヤーとの打ち合わせの毎日でした。それからご縁があって外資系のハイブランドを展開する企業に転職。日本でブランドを拡大するタイミングでの入社だったこともあり、出張も多くとにかく忙しい毎日でしたが、人事部に異動したことをきっかけに、人財教育・採用業務に10年以上携わりました。自分が採用した新人さんが、楽しそうに生き生きと働いている姿や、仕事を通してびっくりするほど成長していく姿を近くで見ることができる採用の仕事に大変やりがいを感じていました。

その後出産などをきっかけに働き方を変更。企業に所属せず、元上司が立ち上げた人材エージェント会社で、子どもを抱えながら在宅勤務をしたり、またある時は都内のブランド店舗でスタッフ教育と販売の仕事に従事したりしていました。

そしてまもなく50歳を迎えるタイミングで、人生の節目に「もう一度好きだった人事関連の仕事に戻りたい」と考え、転職を決意したのです。転職活動を経て、いくつかの企業から内定を頂いたのですが、RSに決めた理由は主に3つあります。

まずは、何といっても自由な働き方が可能だった点。下の子はまだ小学生で、時間的にも体力的にも無理なく働けるのは大きなポイントでした。早く終わった日は上司に報告して早く帰ることもできるなど、時間調整の自由さもありがたかったですね。

次に、リクルートに縁を感じていたこと。リクルートは亡き姉が新卒入社した大好きだった会社で、30年以上前の大学生のころに私も3年間アルバイトで働いていた経験があったのです。実は、主人ともリクルートのアルバイト時代に出会いました。

最後の決め手が、バスケットボール。私たち家族はバスケットボールチーム「アルバルク東京」の大ファンで週末によく応援に行くのですが、たまたまRSがスポンサーだと知りご縁を感じてしまいました(笑)。

入社後、ジョブスタートアシスタントの仕事を始めてからは、これまでの経験が活かせることがよくわかりました。特にハイブランドの人事をしていた時には、年間450名ほどと面接し、ホリデーシーズンは1カ月で300名近くの派遣スタッフの皆さんにご協力いただいていた経験があるので、人事側の気持ちがよく理解できますね。

今までキャリアや人生のなかで、さまざまな経験をしてきました。そんな経験すべてが、いまのジョブスタートアシスタントのお仕事でこんなにも活かせるとは。正直、想像していませんでした。過去のあらゆる経験が、すべてつながったような不思議な気持ちになることもあります。

CHAPTER 02
「職場見学」を通じて、派遣スタッフと企業をつないでいく
「職場見学」を通じて、派遣スタッフと企業をつないでいく

私は2022年12月現在、東京営業統括部・港営業ユニットにて、ジョブスタートアシスタント(職場見学担当)として働いています。職場見学とは派遣スタッフの方のご希望を受け、派遣先企業から業務内容の説明をしていただいたり、実際の就業環境を確認したりする場です。いわば、求職者がはじめて就業先企業に触れる瞬間。緊張されている派遣スタッフの方にとって最大の味方になれるよう、職場見学の準備から終了後のフィードバックまでを一貫して行います。

具体的な仕事内容は、つぎのような流れです。まずは職場見学に行く前に、派遣スタッフや派遣先企業の情報・求人案件について、社内の営業から引継ぎを受けます。一概に職場見学と言っても、派遣スタッフの方、派遣先企業によって雰囲気や内容も本当にさまざま。「今日はこんなふうにご案内をしよう」「ミスマッチがないように、ここは念入りに確認しよう」など思考を巡らせながら準備をします。

職場見学当日は、本番前に派遣スタッフの方とお会いし、事前のすり合わせを実施。本番では司会進行しながら候補者のサポートのほか、質疑応答の議事録作りなど担当します。

職場見学終了後はスタッフの方の意向を確認し、派遣先企業に戻り、スタッフ意向確認をした上での、RSとしての意向をお伝えします。

最後に営業担当に一連の流れをフィードバックすると任務は完了です。現在、私は朝10時から夕方16時の実働5時間・週3日の時短勤務。通常は1日に2〜3件、多い時には4件ほどの案件を担当しています。メインの担当エリアは決まっていますが、導線によっては電車を乗り継ぎ、都内をあちこち移動する日もあります。

CHAPTER 03
派遣スタッフを全面サポート──仕事を通じて実感する成長

ジョブスタートアシスタントの仕事に携わり、もうすぐ1年が経ちます。入社間もないころは苦労もありましたが、この年齢になっても自分の成長を感じます。時々振り返ってはそんな環境に身をおけていることに幸せを感じますね。

最近では、職場見学の終了後に「お名前を聞かせてください」「プロだなと感じました」と、私よりも10歳以上先輩の派遣スタッフの方から感謝の言葉をいただけました。そんなときはいつにも増して、心が躍ります。

仕事探しは誰でも不安なもの。私にも経験があるので、その気持ちは痛いほどわかります。

人事の経験もある私ができるのは、とにかく「安心感を与えること」。緊張している派遣スタッフの方の緊張を解き、「本来の姿を出せるようにサポートすること」だと考えています。ありのままの姿を本番で出せれば、たとえご縁を作れなくても次のご紹介に向け、前向きに進んでいけると思うからです。

CHAPTER 04
変わらない良き社風&働きやすい環境で、自分らしくチャレンジしていきたい
変わらない良き社風&働きやすい環境で、自分らしくチャレンジしていきたい

ご縁を感じて入社したRS。自分で時間管理しながら、プライベートと仕事のバランスもよく、充実して働けています。リクルートは、紙ベースだった30年前と比較してシステム化が進むなど大きく変わったこともある反面、変わらない社風も感じられて嬉しかったです。

その中のひとつが、先輩の面倒見の良さと承認の文化でしょうか。できないことより、できたことに着目し、それをしっかり褒める文化も変わっていませんでした。また、仕事に情熱を持っていて「仕事が好き」「楽しく仕事がしたい」という人が多い社風も気に入っています。

仕事のやり方も働き方も十人十色。これが絶対的正解、というものはありません。私もできる限り経験やノウハウを伝えますが、自分なりに創意工夫・試行錯誤して、仕事のやり方を見つけていくのが好きな方には、特にぴったりの職場だと思います。

ジョブスタートアシスタントを通じて本当にいろいろな仕事に出会い、「世の中にはこんなにも多くの仕事があるんだ」と驚かされる毎日です。一般的に、60〜70代になると仕事が少ないというイメージがあるかもしれません。しかし「本人の意欲さえあれば、こんなにたくさんの働ける場所があるんだな」と感じます。

だからこそ、「まだ働けるよ」と同年代の友人にもよく話しますし、実際に職場見学へ60代のスタッフの方をお連れする機会も多いです。RSで働く派遣スタッフの方の最高齢は、なんと78歳だそうです。私もRSに入る前は「50歳で転職は難しいかな」と思っていましたが、そんなことはありませんでした。

つい先日も、同僚から「尾上さんって、すごい楽しそうに仕事しますよね」って言われちゃいました(笑)。仕事をしているなかで、この歳になって初めて知ることも多くて、毎日が刺激的で、本当に楽しんですよ。

さまざまなバックグラウンド・年齢・経験を持つ人たちと出会える仕事。好奇心旺盛で興味関心の強い私にはぴったりだと思います。成長実感とやりがいを感じながら、今後もひとつでも多くの雇用を創るサポートをしていきたいです。

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