私は新卒以来、一貫して人と関わる仕事をしてきました。
新卒で入社したのは大手アパレル企業。営業部に配属になり、百貨店まわりやバイヤーとの打ち合わせの毎日でした。それからご縁があって外資系のハイブランドを展開する企業に転職。日本でブランドを拡大するタイミングでの入社だったこともあり、出張も多くとにかく忙しい毎日でしたが、人事部に異動したことをきっかけに、人財教育・採用業務に10年以上携わりました。自分が採用した新人さんが、楽しそうに生き生きと働いている姿や、仕事を通してびっくりするほど成長していく姿を近くで見ることができる採用の仕事に大変やりがいを感じていました。
その後出産などをきっかけに働き方を変更。企業に所属せず、元上司が立ち上げた人材エージェント会社で、子どもを抱えながら在宅勤務をしたり、またある時は都内のブランド店舗でスタッフ教育と販売の仕事に従事したりしていました。
そしてまもなく50歳を迎えるタイミングで、人生の節目に「もう一度好きだった人事関連の仕事に戻りたい」と考え、転職を決意したのです。転職活動を経て、いくつかの企業から内定を頂いたのですが、RSに決めた理由は主に3つあります。
まずは、何といっても自由な働き方が可能だった点。下の子はまだ小学生で、時間的にも体力的にも無理なく働けるのは大きなポイントでした。早く終わった日は上司に報告して早く帰ることもできるなど、時間調整の自由さもありがたかったですね。
次に、リクルートに縁を感じていたこと。リクルートは亡き姉が新卒入社した大好きだった会社で、30年以上前の大学生のころに私も3年間アルバイトで働いていた経験があったのです。実は、主人ともリクルートのアルバイト時代に出会いました。
最後の決め手が、バスケットボール。私たち家族はバスケットボールチーム「アルバルク東京」の大ファンで週末によく応援に行くのですが、たまたまRSがスポンサーだと知りご縁を感じてしまいました(笑)。
入社後、ジョブスタートアシスタントの仕事を始めてからは、これまでの経験が活かせることがよくわかりました。特にハイブランドの人事をしていた時には、年間450名ほどと面接し、ホリデーシーズンは1カ月で300名近くの派遣スタッフの皆さんにご協力いただいていた経験があるので、人事側の気持ちがよく理解できますね。
今までキャリアや人生のなかで、さまざまな経験をしてきました。そんな経験すべてが、いまのジョブスタートアシスタントのお仕事でこんなにも活かせるとは。正直、想像していませんでした。過去のあらゆる経験が、すべてつながったような不思議な気持ちになることもあります。