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鎗田 智子
INTERVIEW

現場に根ざした対応で、新しい価値の創出を。
職場見学チームの存在意義

パートタイム ジョブスタートアシスタント 未経験入社 仕事のやりがい・成長 1年目の苦労 ワーキングマザー

鎗田 智子

営業部 ジョブスタートアシスタント

ジョブスタートアシスタントとして職場見学の実施に関わる業務を担当する鎗田 智子。2023年1月現在は職場見学チームのリーダーとして、新人研修やメンバーの質問や相談に答える毎日を送っています。かつて自身も派遣スタッフとして働いていた経験を活かし、営業とはまた違った目線で仕事への想いを語ります。

CHAPTER 01
自由度の高い働き方に惹かれて派遣スタッフに。仕事の原点は「ありがとう」の言葉
自由度の高い働き方に惹かれて派遣スタッフに。仕事の原点は「ありがとう」の言葉

私のキャリアの原点は、新卒で就職が決まらなかったことにあります。

当時、第一志望のアパレルメーカーの選考を受けていたのですが、最終面接まで進んだ後にお見送りとなってしまいました。たしかな手応えを感じていた分、ものすごく落ち込んで、そのまま就職活動を辞めてしまったんです。

ただ、卒業した後に吹っ切れた気持ちも同時にあって。「新卒という波に乗れなかったのなら、終身雇用という働き方にこだわることなく、いろんな仕事を見てみればいい!」。そう思って、派遣スタッフという形でさまざまな職に就きました。

最初は興味があったアパレル企業に行き、その次はレンタカーの予約受付けを行うコールセンターのチームリーダーのようなポジションを任せてもらいました。その後、ブライダル業界に関心を持ったことをきっかけに、コールセンターで働きながらビジネススクールに通って基礎を学び、結婚式場で営業兼プランナーとして従事していました。

結婚して子どもができたのを機に退職した後は、10年ほど家事と子育てに専念。そして子どもの手が離れてからは、ご年配の方々にスマホの操作方法を教える教室で講師をしていました。就職活動をしていた頃の自分には、思いつかないようなキャリアですね(笑)。

そんな私がリクルートスタッフィング(以下、RS)に入社をしたのは、自分の経験が活かせるかもしれないと考えたからです。

私自身、たくさんの仕事をする中で、「こんな仕事もあったのか」「こんなところに適性があったのか」と視野が広がることが多く、自分のライフスタイルに合わせて働き方を選べる、派遣という働き方の魅力を実感していました。

自分の経歴上、絶対ここに決めなきゃいけないという形ではなく、「あなたの人生、この仕事ってどう?」という見方で、もっと柔軟にいろいろな仕事をしてもいいんじゃないかと思うようになったんです。

当時の職場見学チームは、立ち上げたばかりのころ。私にとって、新しいことに飛び込むにはうってつけのタイミングでした。

CHAPTER 02
派遣スタッフとして長く働いた経験があるからこそ、相手に寄り添ったサポートができる
派遣スタッフとして長く働いた経験があるからこそ、相手に寄り添ったサポートができる

入社して初めて一人で対応した職場見学(※)は、自宅近くにある大学機関でした。その大学機関ではある研究室のアシスタント業務の求人を出されていました。

この仕事をしていなかったら、大学の研究室なんて私には一生入ることのないような場所だったと思います。世の中にはこんな仕事があったのかととても驚きましたね。知らない世界が広がっていくのは、この仕事の楽しみのひとつです。

日々の業務で大切にしていことは、派遣スタッフの方の目線に立つこと。私が当たり前だと思っていることが、スタッフの方にとってもそうだとは限りません。一人ひとりが、何を目的としてその仕事を選び、職場見学に参加していただいたのかを、いつも想像するよう心がけています。特に派遣の仕事が初めての方にとって、職場見学はどうしても緊張する場面。雑談を交えながらできるだけリラックスして確認をしていただけるように努めています。

対応させていただく中には、自分のスキルを低く見積もっている方も少なくありません。先日も「電話をかける仕事しか経験がない」とお話される派遣スタッフの方がいたのですが、電話を苦手としている人はたくさんいて、それは立派なスキルであることをお伝えたところ、表情が明るくなり自信を持ってお話していただけました。

私自身も派遣スタッフだったので共感できるのですが、周囲でバリバリと働いている人を見ると「自分にはこんな働き方しかできない」「自分にはこのスキルしかない」と、考えてしまうことがあるんです。でも、自分では気づいていないだけで、決してそんなことはないんです。自分のことを諦めないで済むように、「ちょっと目線を変えてみませんか」と助言をするようにしています。

※職場見学とは、派遣スタッフが就労場所や業務内容などを確認するために、就業先となる企業を訪ねて、業務に関する事前確認をする機会のこと

CHAPTER 03
誰より職場を知る“プロ”として発揮する職場見学チームの介在価値

私たちが職場見学の場に同行すると、営業担当の方とは違った角度から仕事や派遣スタッフの方を見るので、新しい発見や価値を生み出せることがあります。そんな瞬間はとても嬉しいですね。

たとえば、一見「単純な入力作業」として依頼されたポジションでも、現場の方にお会いし、詳細をお伺いすると実はヒューマンスキルやコミュニケーションスキルが必要な仕事だったとわかることがあります。どんな小さな情報でも何かにつながると思い、現場の感触として営業担当へフィードバックをするよう心がけています。フラットな状態でさまざまな情報を聞けることが職場見学チームの強み、そこに私たちが介在する意義があると思っています。

またこの仕事をしていてとても嬉しかったことがあります。それは、日ごろから密接に関わっていたある営業ユニット(部署)が最優秀ユニット賞(1年で最も優秀な成果を収めた部署が受賞する賞)を獲得したとき。毎年盛大に開催する全社KICK OFFで、当時のユニット長だった森 望さんがたくさんの方に感謝の言葉を伝える中「職場見学チームのみなさん、本当にありがとう!」と言ってくれたんです。役に立っていることを改めて実感し、鳥肌が立つほど満たされた気持ちになりました。食い入るようにしてスピーチを聞いていたメンバーたちと一緒に叫び合ったのを今でも覚えています。

CHAPTER 04
ジョブスタートアシスタントは、どんな人生を歩んでいきたいかを見つける絶好の機会
ジョブスタートアシスタントは、どんな人生を歩んでいきたいかを見つける絶好の機会

今後は、スキルアップや知識の習得にますます磨きをかけていきたいと考えています。スタッフの方に自信を持ってお仕事に取り組んでもらいたいと思ってはいても、自分に知識が足りないために的確な助言ができなくて、もどかしさを感じることも。スタッフの方の背中をもっと上手に押してあげられるように、キャリアコンサルタントの資格を取得するのが今の目標です。

また、チームリーダーとしてメンバーとより会話する時間を取ったり、気軽に声をかけてもらえたりする環境づくりにも注力していきたいですね。研修や職場見学が立て込むと、どうしても分刻みのスケジュールでバタバタすることも。オフィスにいる時に何気なく会話ができるようなリーダーでありたいと思っています。

最後に、ジョブスタートアシスタントとして入社を検討している方に伝えたいことがあります。私が訪問している派遣先企業の数は、年に100社以上。これだけたくさんの企業を訪ね、多くの人・仕事に出会える仕事はそうないはず。いろいろな業界や仕事、人を知ることができるジョブスタートアシスタントの仕事は、働き方だけでなく、自分がこの先どんな人生を歩んでいきたいかを見つける絶好の機会だと感じています。

“人”に興味があって、コミュニケーションを取りたいと思う気持ち、その日に出会う方一人ひとりに対して、将来のキャリアのお手伝いをしたいという気持ちがあれば、他に難しいスキルはいりません。もちろん簡単な仕事ではありませんが、日々の挑戦を楽しみにしつつ「やってみたい!」と思い立った方がいたとしたら、ぜひ恐れずに飛び込んでほしいと思います。

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