
「私は話し下手だ」というレッテルを剥がすことはできましたか?後編は、自分の思いをより詳細に伝えるための「語彙の増やし方」についてです。その方法は、とても簡単。難しい本を用意する必要はありません。ゲストは前編に引き続き、ひきたよしあきさんです。言葉のボキャブラリーを増やさなければ、仲間や同世代にしか伝わらない、とのこと。年下・年上関係なく、どの世代にも伝わる説明スキルを身につけたい方、後編もお楽しみください。
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視聴時間:約11分40秒
収録を終えて。
今回ひきたさんのお話で印象的だったのは、1点目「私は話し下手だ、というレッテル貼りをやめて、私の話は伝わらないときもある」とポジティブに構えること。2点目「自分の言葉は伝わらない。だから伝わるように努力する」というお話。
私は〇〇が下手だからという決めつけや、完璧であらねば・上手くできなければ、という思い込みは、自分に無力感を与え努力を放棄してしまう言葉であると気づきました。使う言葉を変えるだけで、脳が前向きになる情報を集めはじめたり、自分なりにできる努力をしてみる気になったりと、言葉力を上げるテクニック以前に、どんな言葉を使うかで人生への向き合い方まで変わってくるんだなと大変感動しました。
そして印象的だったこと3点目は、収録前にひきたさんが好きとおっしゃっていたスヌーピーそっくりな「優しいひきたさんの笑顔」です!(石井 てる美)
スピーチライター・コラムニスト。博報堂でCMプランナー・クリエイティブディレクターとして数々のCM作品を手がける。現在は、政治・行政・企業トップのスピーチライターとしても活躍。明治大学の講師をはじめ、小中学校、企業、行政機関などで、「言葉力を強く」するための講義を行なっている。著書は「博報堂スピーチライターが教える 短くても伝わる文章のコツ」(かんき出版)「人が動きたくなる言葉を使っていますか」(大和書房)「印象に残る・心をつかむ・YESをひき出す 『スルーされない人』の言葉力」(大和出版)など。新刊は「一瞬で心をつかみ、意見を通す対話力」(三笠書房)。

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