あらゆる分野の専門家たちをゲストにお招きし、あなたらしく働くために明日役に立つかもしれない情報を発信する「らしさラジオ」。ゲストは前回に引き続き、臨床心理士(心理学研究者)の関屋裕希さんです。

前編では、冷静な判断を取り戻す5つの対処法を教えていただきましたが、それでも怒りが収まらない場合はどうしたらいいのでしょうか。そもそも怒りの感情は、どんなときに生じるのか。怒りの「本来の役割」に注目しながら、長く続く怒りを消してしまう方法を教えていただきます。

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再生時間:約14分

収録を終えて。

今まで怒りは“悪いモノ”、“感じない方が幸せ”、と思っていましたが、怒りを感じること自体は人間として当然で、さらに長引く怒りは自分の大切なものを気づかせてくれて、理想の自分や夢への行動に向かわせる原動力となるというお話に目から鱗でした。怒りを感じた相手に「仕返す」と自分の自尊心まで下がるけれど、怒りをガソリンにして自分の大切なものを守る行動に移して「見返す」ことで怒りは昇華し自尊心も上がる、と収録後関屋さんに教えていただきました。思えば私も芸人として意地でもネタ番組に出てぎゃふんと言わせてやると息巻いていたときは怒りが根源にありました。そう考えるともっと怒りを感じて生きていきたいとさえ思いました。ただ、日々の些細な怒りは教えていただいた5つの対処法で受け流しながら。(石井 てる美)

ゲスト:関屋 裕希さん
臨床心理士。博士(心理学)。東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野 客員研究員。専門は産業精神保健(職場のメンタルヘルス)であり、おもに認知行動アプローチを活用した、従業員や管理監督者向けのストレスマネジメントプログラムの開発に従事。業種や企業規模を問わず、ストレスマネジメントに関する講演、企業の組織的なストレス対策に関するコンサルティング、執筆活動を行っている。著書に『感情の問題地図』(技術評論社)など。
パーソナリティ:石井 てる美さん
2006年東京大学工学部卒業。08年同大学院修了後、外資系コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。09年夏に退職後、芸人養成所「ワタナベコメディスクール」入学。現在、ワタナベエンターテインメント所属のお笑い芸人として活動中。「ヒラリークリントンものまね」「言いづらいことを英語っぽく言う」などのネタでお笑い番組に出演。R-1ぐらんぷり2020準々決勝進出。ラジオNIKKEI第1「シューカツHANGOUT!」パーソナリティ。著書に「キャリアを手放す勇気 東大卒・マッキンゼー経由・お笑い芸人」(日経ビジネス人文庫)。

▼これまでのラジオ

#00「らしさラジオ」ってなんだ?
#01 Excelの中で、どの関数を覚えておけば、仕事中に最強なのか?前編
#02 Excelの中で、どの関数を覚えておけば、仕事中に最強なのか?後編
#03どうすれば怒りとうまく付き合える?前編

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