抜け出すための考え方、取り入れられそうですね。後編では、「行動から気持ちを変える方法」について教えていただきます。あなたは「気持ち」と「行動」どちらが先だと思いますか?落ち込んでいるから休日は家にいる、といったことはありませんか。そんなときは、気持ちに良い変化をもたらしてくれる行動を取るといいのだとか。落ち込んだときこそ、明るい服を着る、花を飾る、好きなお酒を飲むなど。自分だけの行動リストを作ってみましょう。

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視聴時間:約11分40秒

収録を終えて。

私がネガティブな感情に追いかけられて一番苦しんでいたのは10数年前の20代半ば、会社でモーレツに働いていたとき。なかなかプレッシャーのかかる環境で、ミスをしたり少し注意をされたりすると落ち込んでいました。すぐに気持ちを切り替えられたら良かったものの、週末もそんな気持ちをずっと引きずっていました。大きなエネルギーが奪われ、さらに仕事でミスを重ね、仕事以外のことでも自信を丸ごと失っていくという悪循環に。あのころは職場のメンタルヘルスの重要性も今ほど言われていなかったり、関屋さんのご著書のようなノウハウ本もまだ世に無かったような気がします。当時の自分に今回の関屋さんのお話しをどれだけ聞かせてあげたいか。「またやっちゃった!おバカさんだにゃん♪でも次にミスしないように気を付けるぽよ。だいじょうぶい!」と耳元で囁いてあげたいです。そして、ネガティブな感情によりつい行動が億劫になってしまうことは今もありますが、そんなときこそ感情と真逆の行動を!元気なうちにリスト化しておきましょう。こう考えるとモヤモヤとおさらばして毎日穏やかに過ごすことって案外カンタンなことなのかも!?(石井 てる美)

ゲスト:関屋 裕希さん
臨床心理士。博士(心理学)。東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野 客員研究員。専門は産業精神保健(職場のメンタルヘルス)であり、おもに認知行動アプローチを活用した、従業員や管理監督者向けのストレスマネジメントプログラムの開発に従事。業種や企業規模を問わず、ストレスマネジメントに関する講演、企業の組織的なストレス対策に関するコンサルティング、執筆活動を行っている。著書に『感情の問題地図』(技術評論社)など。
パーソナリティ:石井 てる美さん
2006年東京大学工学部卒業。08年同大学院修了後、外資系コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。09年夏に退職後、芸人養成所「ワタナベコメディスクール」入学。現在、ワタナベエンターテインメント所属のお笑い芸人として活動中。「ヒラリークリントンものまね」「言いづらいことを英語っぽく言う」などのネタでお笑い番組に出演。R-1ぐらんぷり2020準々決勝進出。ラジオNIKKEI第1「シューカツHANGOUT!」パーソナリティ。著書に「キャリアを手放す勇気 東大卒・マッキンゼー経由・お笑い芸人」(日経ビジネス人文庫)。

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