「仕事の掛け持ち」と聞くと、あなたはどのようなイメージをお持ちですか。体力的に大変そう、自分の時間がなくなりそう、いつか挑戦してみたいけど自信はない…。今回は、複数の仕事を掛け持ちする3名の取材記事をご紹介します。どなたにも共通しているのは、「一つひとつの仕事に夢中になっている」。こんな働き方もあるんだ！という、新たな発見に繋がるかもしれません。
ダブルワークの頑張りは、体づくりのためのジム通いでバランスを取って
週の半分ずつ、派遣スタッフとして2つの仕事を掛け持ちしている李明姫さん（52）。仕事で頑張った分、週のうち数日はジムで体を動かし、ボディメイクに励むことで日々のバランスを取っているそう。インタビュー中も話題に事欠かず、明るく話す様子とは裏腹に、40歳くらいまではアトピーに悩んでいた李さん。仕事や体づくりに対する今の思いなどをうかがいました。
21年間の会社員生活を卒業後、仕事を掛け持ち。「自分さん」の楽しませ方は？
新卒で、地方に本社のある建設会社の東京支店に入社した長岡淳子さん（49）。21年間勤務した会社を約6年前に退職し、いまは週3日の契約社員、週2日のアルバイトなど5つの仕事を掛け持ちしながら、趣味の登山や演芸場巡りを楽しんでいるそう。当たり前のように同じ場所に通い、当たり前のように帰属意識をもって過ごしていた会社員生活を卒業した長岡さんは、第2幕目の“今”をどのように謳歌しているのでしょうか。
会社代表と派遣スタッフ。二足のわらじは、満足度が2倍に
週に4日、インテリア関連会社で派遣スタッフとして働く高橋ゆかさん（49）。併行して、モロッコ雑貨の輸入卸業を立ち上げたそう。二足のわらじ、しかも一方は「自営業」。大変なことも多いだろうと思いきや、「双方にとっていいことだらけ。無駄がありません」とたくましいお返事が。自ら事業を立ち上げた背景や今の働き方に寄せる思いを、じっくりうかがいました。
