
最近気になっていることや、学んでみたいことはありますか?今回の特集では、学んで自分を高める4名の方たちをご紹介します。
時間の使い方や、モチベーションの上げ方など、どれも参考になるものばかり。小さなこともまずははじめてみることで、就きたい仕事やなりたい自分に近づけるはずです。
働きながら大学院へ。「歯科衛生士」という枠から飛び出して世界が広がった
日中は働きながら、夕方や土曜日に大学院へ通っている仲美紗代さん(40)。もともとは短大卒だったが、通信制の大学を卒業し、大学院にチャレンジ。そのために派遣スタッフという働き方を選んだ。ほがらかな雰囲気とは裏腹に、強く芯の通った生き方。そのキャリアや思いを聞いた。
「翻訳者になりたい」目標を見つけて吹っ切れ、自信が付いてきた
「数年前までこれといったキャリアがなく、自信が持てなかった」と話す高橋亜紀子さん。これまで、派遣スタッフや直接雇用として働いてきたが、社員の人に引け目を感じたり、自分の職業を堂々と人に言えない気持ちを抱えてきたのだとか。ところが数年前に、「翻訳者」という目標を見つけ、ポジティブな気持ちで働けるようになってきた。
弁護士を目指して奮闘中!仕事での経験が、今の自分を支えてくれる
弁護士を目指す池部美希さん(36)は法科大学院(ロースクール)を修了し、司法試験を受験するが、結果は5年連続で不合格だったという。一度は勉強のペースを落としたものの、2年後には再度受験を決意。現在は派遣スタッフとして働きながら、勉強を両立させている。取材ではいきいきとした姿が印象的だったが、20代は灰色の時代だったと振り返る。
やむを得ず選んだ働き方が、諦めかけていた翻訳の道へ導いてくれた
小さな頃から海外への憧れがあったという河辺恵さん(33)。ずっと英語に携わりながら意欲的に働いていたものの、時間が足りず諦めていたことがあった。それは、翻訳の勉強をすること。ところが、派遣スタッフとしての仕事をスタートしてから、翻訳者への道が開け始めた。