後編は、電話応対時に役立つ、クッション言葉についてです。同じ意味を持つ、「恐れ入りますが」「恐縮ですが」の使い分けは、できていますか?ゲストのマナー講師・尾形圭子さんは、クッション言葉を正しく使うと、印象アップに加えて、敬語力不足をサポートする効果もあるんです、とのこと。使えて当然!という方も、単調な言い方になっていないか、同じ言葉を多用していないか、改めて確認してみましょう。前編はこちらから。

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再生時間:約16分

収録を終えて。

最近の若者は電話が嫌いと聞きますが、若者ではない私も急に掛かってくる仕事関係の電話はヒヤヒヤして、上手く話せなくなります。それが会社の窓口に掛かってきた電話だとしたらなおのことです。尾形さんと電話ロールプレイングをさせていただいて気づきましたが、電話応対に不慣れで苦手意識がある私は、つい早口になっていました。それに比べて、尾形さんの落ち着いたテンポったらありません。(あと耳心地の良い美声!)私の場合は今回に限らず、普段のラジオや舞台で話すときに早口になるのは、その場で考えながら話しているがゆえに、自信が無くて間を怖がっているときです。逆にちゃんと準備をしているときは、心に余裕があって落ち着いたテンポで話すことができます。尾形さんは「いろいろ考えるよりフレーズで覚えてしまいましょう」とおっしゃっていましたが、まさに日頃からフレーズを自分のものにして準備しておくことが、いざその場面になったときの心の余裕に繋がるのでしょう。私も電話応対で使うフレーズだけでなく、敬語やクッション言葉を改めて確認して、いざというときにも落ち着いて話せる余裕のある大人でありたいです。(石井 てる美)

ゲスト:尾形 圭子さん

株式会社ヒューマンディスカバリー・インターナショナル代表取締役。航空会社、大手書店での勤務を経て、OJTや人材育成のノウハウの知識と技術を身につける。現在は、業種を問わずさまざまな企業で、接遇・電話応対などのビジネスマナー講師、人材育成コンサルティング業務を務める。雑誌・書籍の執筆をはじめ、テレビやラジオ出演など活躍は多岐にわたる。著書に『ソツのない受け答えからクレーム対応まで 一生使える「電話のマナー」』(大和出版)、『会社では教えてもらえない 結果を出せる人のビジネスマナーのキホン』(すばる舎)などがある。監修した書籍は『新版 電話応対&敬語・話し方のビジネスマナー』(西東社)。

パーソナリティ:石井 てる美さん
2006年東京大学工学部卒業。08年同大学院修了後、外資系コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。09年夏に退職後、芸人養成所「ワタナベコメディスクール」入学。現在、ワタナベエンターテインメント所属のお笑い芸人として活動中。「ヒラリークリントンものまね」「言いづらいことを英語っぽく言う」などのネタでお笑い番組に出演。R-1ぐらんぷり2020準々決勝進出。FMFUJI”Bumpy”水曜日パーソナリティ。著書に「キャリアを手放す勇気 東大卒・マッキンゼー経由・お笑い芸人」(日経ビジネス人文庫)。

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