【2022年】6月マンスリーレポート

2022.06.14

【2022年】6月マンスリーレポート

全国の2022年4月の全国有効求人倍率は1.23倍と前月比で+0.01ポイントと微増でした。3月から4月にかけて有効求人数は241万人(前月比+0.9%)となり、有効求職者数は約195万人(前月比‐0.1%)にとどまっています。

派遣マーケットにおいては、4月に一度落ち着きをみせた事務職派遣求人件数(リクナビ派遣に掲載されている全国の事務職派遣求人件数)が5月に再び増加し、平均時給は全国的に減少しています。

5月は、新年度での新しい体制がスタートし、急な人員の補充など求人の増える時期でもあります。派遣求人においても、過去2年間の同時期と比較すると、4月に続き5月も大幅な増加となりました。派遣を含む採用マーケットは、「企業求人は回復し、求職者が減少」という傾向が続いています。労働マーケット情報に注視しながら採用計画を立て早めにアクションすることが必要となるでしょう。

【有効求人倍率】2022年4月

全国と主要都道府県における、2022年4月の有効求人倍率は以下のような結果でした。

5月31日発表 4月有効求人倍率は1.23倍

前月比較  
有効求人:0.9%増  有効求職者:0.1%減
5月31日発表 4月有効求人倍率は1.23倍

4月の全国有効求人倍率は、引き続き横ばい傾向が続き、1.23倍と前月から0.01ポイントの上昇に留まっています。
新規求人は前年同月比較で約10.1万件増(12.3%増)となりました。前年を上回るのは13ヶ月連続となり、引き続き企業の採用活動が活発になっている様子がうかがえます。

都道府県別有効求人倍率

有効求人倍率は全国的に上昇傾向となりました。大阪府は横ばい、福井と広島・福岡が一0.01~0.02の減少となっています。

【事務職 派遣求人件数】2022年5月

2022年5月時点でリクナビ派遣に掲載されている事務職の派遣求人件数をお知らせいたします。

4月 事務職の派遣求人件数は前年度の286% 前々年度の385%

4月の掲載件数36,565件に対し、5月は41,879件と増加しています。

【エリア別派遣トレンド情報】2022年5月

5月の各地域の派遣求人傾向は過去傾向と4月と比較して減少している地域が多く見られます。恐らく3月4月に多くの求人が出たことによる反動とみられますが、求人数増加傾向は暫く続きそうです。
一方、平均時給は引き続き上昇トレンドではありますが、全地域で4月と比較し下落している地域が多くなっています。

東京23区

大阪府

愛知県

福岡県

北海道・東北エリア

ーーーーー

本レポートでは毎月求人に関するトレンドを発信していきます。
内容に関して、ご不明点や疑問点がございましたら、リクルートスタッフィングまでお問い合わせください。

杉山 瑞紀

株式会社リクルートスタッフィング
総合戦略推進部


2016年に株式会社リクルートスタッフィング入社。大手金融系会社を営業として担当後、総合戦略推進部に異動。時短・日短勤務、プロフェッショナル派遣やシニア派遣など多様な働き方の推進、総合的な営業企画を担当。

派遣のご依頼はこちら お問い合わせはこちら