【2023年】9月マンスリーレポート

2023.09.14

【2023年】9月マンスリーレポート

7月の有効求人倍率は1.29倍で3ヶ月連続で前月を下回りました。厚生労働省は「物価高騰の影響を受ける一部の業種で求人を減らす動きが出ている一方で、求職活動が増えていることが要因だ」としています。物価高騰の影響で原材料の価格が上がり、製造業や建設業では求人の数を減らす動きが引き続きみられます。

派遣マーケットにおいては8月の求人数が増加しました。三大都市圏の7月度平均時給は、前年同月より36円増加の1,627円(増減率+2.3%)で、「オフィスワーク系」「IT・技術系」「クリエイティブ系」で過去最高額を更新しました。特に「企画・マーケティング」は前年同月より106円増加(増減率+5.7%)しています。SNSを使った集客をする会社が増えており、SNS運用やSEO対策、Webマーケティングのサポートといった求人が目立ちました(※)。

※参考| 2023年7月度 派遣スタッフ募集時平均時給調査【三大都市圏(関東・東海・関西)】

【有効求人倍率】2023年7月

全国と主要都道府県における、2023年7月の有効求人倍率は以下のような結果でした。

8月29日発表 7月有効求人倍率は1.29倍

7月の全国有効求人倍率は1.29倍となり、前月を0.01ポイント下回りました。

前月比較  
有効求人数:248万件(+0.0%)
有効求職者:193万人(+0.9%)

都道府県別有効求人倍率

都道府県別の有効求人倍率は以下です。
<前月比>
減少・・・北海道、宮城県、千葉県、福井県、京都府、大阪府、広島県、福岡県
上昇・・・茨城県、東京都、神奈川県、愛知県

【事務職 派遣求人件数】2023年8月

2023年8月時点でリクナビ派遣に掲載されている事務職の派遣求人件数をお知らせいたします。

8月 事務職の派遣掲載(求人)件数は前年度の96%

7月掲載件数34,765件対し、8月は43,769件と増加しています。

前月比 126%
前年比 96%

8月の派遣求人数は前月比126%で増加しました。7月から8月にかけて求人数が増えるのはここ数年の動きとしてみられますが。昨年の求人件数を超えそうな勢いで増加しています。職種によっては9月は派遣の人材不足となる可能性もあるでしょう。

【エリア別派遣トレンド情報】2023年8月

リクナビ派遣に掲載されている、オフィス職種の派遣求人件数と派遣スタッフの平均時給データをエリア別にお届けします。
派遣求人件数が全国的に増える一方で、派遣スタッフの時給に関しては、大阪府を除くエリアで、減少・横ばい傾向がみられました。

東京23区

大阪府

愛知県

福岡県

北海道・東北エリア

ーーーーー

本レポートでは毎月求人に関するトレンドを発信していきます。
内容に関して、ご不明点や疑問点がございましたら、リクルートスタッフィングまでお問い合わせください。

派遣のご依頼はこちら お問い合わせはこちら