【2021年8月】マンスリーレポート

2021.08.17

【2021年8月】マンスリーレポート

2021年7月更新の有効求人倍率や派遣求人数、エリア別トレンドを、リクルートスタッフィング総合戦略推進部の杉山がお送りいたします。今後の人材活用や人材戦略にお役立てください。

【有効求人倍率】2021年6月

全国と主要都道府県における、2021年6月の有効求人倍率は以下のような結果でした。

7月30日発表 6月有効求人倍率は1.13


【出典】厚生労働省「一般職業紹介状況」

前月比較
有効求人数:増減なし  有効求職者:3.6%減

6月の有効求人倍率は1.13を記録。1月から続いた横ばい傾向から上向いています。
新規求人数は5.4%増と、回復傾向が続きますが、増加率は4月から減少傾向です。
製造業や人材紹介業での新規求人数が伸びており、ワクチン接種などコロナ関連の突発ニーズが発生していることが要因と考えられます。

都道府県別有効求人倍率


【出典】独立行政法人労働政策研究・研修機構 「職業紹介-都道府県別有効求人倍率」

全国的には、有効求人倍率が回復した都道府県が多く見られました。 
最も回復したのは茨城県(前月比+0.1pt)、次いで長野県(前月比+0.08pt)、福島県(前月比+0.07pt)となりました。 

東京は前月と比較し、+0.03ptとなりました。

【事務職 派遣求人件数】2021年7月

2021年7月時点でリクナビ派遣に掲載されている事務職の派遣求人件数をお知らせいたします。

7月 事務職の派遣求人件数は前年度の198% 前々年度の63%


【出典】リクナビ派遣の掲載データ

2021年月6における掲載件数11,676件に対し、7月は11,659件と横ばい状況です。

【エリア別派遣トレンド情報】2021年7月

リクナビ派遣に掲載されている、オフィス職種の派遣求人件数と派遣スタッフの平均時給データをエリア別にお届けします。

東京23区

東京23区におけるでの平均スタッフ時給は、高水準だった2021年5月時点以上となり、新型コロナウイルス流行以前までに回復しています。
掲載件数は、2021年4月から横ばい状況です。

大阪府

大阪府におけるオフィス職種の平均スタッフ時給は、2021年3月以降上昇しており、7月時点で新型コロナウイルス流行以前を上回っております。
掲載件数は徐々に回復に向かっていましたが、3月以降減少傾向となっています。

愛知県

愛知県におけるオフィス職種の平均スタッフ時給は、2021年7月時点で1,392円まで回復しています。
掲載件数は徐々に回復に向かっていましたが、2021年4以降横ばい状況です。

福岡県

福岡県におけるオフィス職種での平均スタッフ時給は、2021年4月の数値までに上昇回復傾向です。
掲載件数は徐々に回復に向かっていましたが、2021年4月から減少しています。

北海道・東北エリア

北海道・東北エリアにおけるオフィス職種の平均スタッフ時給は過去最高水準を更新し続けておりましたが、6月以降下降傾向にあります。
掲載件数は徐々に回復に向かっていましたが、3月以降は例年通りの減少傾向にあります。

データ定義:株式会社リクルート 毎月発表>「リクナビ派遣」>『派遣スタッフ募集時平均時給調査』データを基に弊社にて集計・グラフ化

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本レポートでは毎月求人に関するトレンドを発信していきます。
内容に関して、ご不明点や疑問点がございましたら、リクルートスタッフィングまでお問合せください。

杉山 瑞紀

株式会社リクルートスタッフィング
総合戦略推進部


2016年に株式会社リクルートスタッフィング入社。大手金融系会社を営業として担当後、総合戦略推進部に異動。時短・日短勤務、プロフェッショナル派遣やシニア派遣など多様な働き方の推進、総合的な営業企画を担当。

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