【2023年】11月マンスリーレポート

2023.11.16

【2023年】11月マンスリーレポート

<2023年10月派遣マーケット>

10月の派遣求人数は8月から引き続き減少しています。業界別では、IT・通信・Web関連、メーカー関連、商社関連の求人の減少幅がやや大きくみられました。例年、9月から10月にかけては落ち着く時期ですが、その動きに加えてコロナ禍前の水準に近づく傾向がみられます。 また、9月からの傾向として、新NISAやふるさと納税の対応窓口など、コールセンター業務の求人ニーズが年末に向けて増加しています。限られた時間で働きたい人にとっては通勤時間が壁になることもあるため、部分的に在宅勤務を導入するなどの工夫を取り入れている企業もみられます。

<2023年9月人材マーケット>

9月の有効求人倍率は前月と同じ水準でした。原材料価格の高騰を受けて、建設業や製造業を中心に求人数が減少しています。一方で、飲食店での客足が回復していることから、「宿泊業・飲食サービス業」の新規の求人は、前年同月から増加がみられました。物価の変動を反映した働く人1人当たりの「実質賃金」は18ケ月連続で減少しとおり、物価の上昇に対して賃金の伸びが追い付いていない状況が続いています。

【事務職 派遣求人件数】2023年10月

2023年10月時点でリクナビ派遣に掲載されている事務職の派遣求人件数をお知らせいたします。

10月 事務職の派遣掲載(求人)件数は前年度の84%

9月の掲載件数41,341件に対し、10月は37,086件と減少しています。

前月比 90%  
前年同月比 84%

10月の派遣求人数は8月から引き続き減少しています。業界別では、IT・通信・Web関連、メーカー関連、商社関連の求人の減少幅がやや大きくみられました。例年、9月から10月にかけては落ち着く時期ですが、その動きに加えてコロナ禍前の水準に近づく傾向がみられます。

【エリア別派遣トレンド情報】2023年10月

リクナビ派遣に掲載されている、オフィス職種の派遣求人件数と派遣スタッフの平均時給データをエリア別にお届けします。

エリア別派遣求人件数は全体的に減少傾向、平均時給は横ばい傾向がみられました。

東京23区

大阪府

愛知県

福岡県

北海道・東北エリア

【有効求人倍率】2023年9月

全国と主要都道府県における、2023年9月の有効求人倍率は以下のような結果でした。

10月31日発表 9月有効求人倍率は1.29倍

9月の有効求人倍率1.29倍で、3ヶ月連続の同水準となりました。

前月比較
前月比較:有効求人数:0.02%減(248万件:約0.04万減) 
有効求職者:0.1%減(192万人:約0.15万減)

都道府県別有効求人倍率

都道府県別の有効求人倍率は以下です。

<前月比>
減少・・・北海道、東京都、愛知県、大阪府
上昇・・・宮城県、茨城県、福井県、京都府、広島県、福岡県
横ばい・・・千葉県、神奈川県

増減幅は小さく、全体的に横ばい傾向です。

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本レポートでは毎月求人に関するトレンドを発信していきます。
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