【2023年度上期版/テレオペレーター編】派遣依頼時に活用できる最新マーケットデータ

2024.01.29

【2023年度上期版/テレオペレーター編】派遣依頼時に活用できる最新マーケットデータ

テレオペレーターに関する、2023年度上期最新マーケットデータをお届けします。案件数、テレオペレーター職を希望する派遣スタッフの割合、平均時給など、テレオペレーターの派遣依頼をする際にぜひ参考にしてください。

【テレオペレーター】案件数推移と2023年度上期の特徴

テレオペレーター職における2021年度4月~2023年度9月までの案件数は以下のとおりです。

特徴
・毎年3月をピークに案件数が伸びる傾向がありますが、通年で募集が出ている職種です

2023年度上期の傾向
・2021年度にみられたコロナ禍後のイレギュラーな動きも落ち着き、2023年後下期は2022年度と同じようなペースで緩やかな上昇が予測されます

【テレオペレーター】案件数割合と希望する派遣スタッフの割合

テレオペレーター職の案件数は全体の8%で、一般事務・OA事務、営業事務についで案件数が多い職種です。希望する派遣スタッフも全体の18%と、他職務に比べると探しやすい職務と言えるでしょう。

テレオペレーターは、以下3点の理由からスタッフ希望が高くなりやすい職種です。
・未経験/ブランクがある人でもできる 
・幅広い年齢層が活躍できる
・残業少なく、プライベートと両立しやすい

テレオペレーター案件の応募数は、勤務曜日・時間、対応内容によって変わります。ほかの職務同様、平日のみの勤務は人気が高く集まりやすいですが、土日祝を含めたシフト型になると派遣会社が人選に苦戦することもあります。「平日+土曜のみ」「平日+日曜のみ」などに分けて募集をするといった工夫をする企業もあります。

対応内容については、「未経験OK」かつ「研修期間あり」という案件が多いため、未経験からチャレンジされる方も多くみられます。ただし、金融系や技術的な問い合わせ対応が多い案件は、難易度が高いと感じるスタッフが多く、具体的な研修期間などステップアップを事前に示しておくことで、手があがりやすくなります。

【テレオペレーター】エリア別案件数割合

都道府県別のテレオペレーター職の案件数は以下のとおりです。

東京23区では50%のテレオペレーター案件が出ており、次いで大阪府11%、福岡県9%、北海道6%と続きます。ほかの職種と比較して、通販会社の本部が複数ある福岡県、そして北海道に案件が多い点がテレオペレーターの特徴です。これは、災害対策で西日本/関東・東日本/北海道の3拠点にコールセンターを置く企業が多いためです。また、一度に大量の募集が出るケースが多く、そのときどきによって案件数の分布は変わります。

【テレオペレーター】都道府県別時給一覧

都道府県ごとのテレオペレーターの平均時給は以下のとおりです。

テレオペレーターの平均時給は、全職種平均とほぼ同額ですが、エリアによっては5%前後低くなっています。これは、テレオペレーターの案件はプロジェクトや新規事業が始まる際に大量募集がかかることが多く、特定案件の時給設定により変動を受けやすいことが要因と考えられます。

また、研修期間と実稼働時期で金額が変わる案件も多く、実稼働時期の設定は、平均よりも高くなっていることが多いようです。

なお、派遣スタッフの時給は派遣会社と派遣スタッフとの合意に基づいて決まるため、あくまで他エリア・職種との比較として参照ください(「派遣料金」とは別になります)。

【テレオペレーター】案件レベル目安

リクルートスタッフィングではテレオペレーターの案件レベルを4段階にわけています。依頼する業務だけではなく、判断を求められるレベルや、知識・経験などを複合的に判断します。そのため、案件依頼時に何の業務をどのように行ってもらうのか、社員からの指示はどこまであるのかなど、ヒアリングを行います。レベルがあがれば、該当スタッフが少なくなるため依頼段階で業務レベルの調整を行うこともあります

レベル4:
・顧客からの電話対応業務(市場調査・入会登録・注文受付、問い合わせ対応等)
・顧客向けに電話をかけ、サービス案内や市場調査などをおこなう業務

レベル3:
上記業務に加え
・NW知識を必要としないテクニカルサポート・ヘルプデスク 
・判断の分岐が多く、また専門知識をもった対応が必要な業務

レベル2:
・エスカレーションを受けて対応するような業務、スーパーバイザー

レベル1:
・高度な専門知識を要し、かつ、エスカレーションを受けて対応するような業務、スーパーバイザー

【テレオペレーター】派遣依頼するときのコツ

テレオペレーターの派遣を依頼する際は、以下の点を明確にして派遣会社に伝えておくとよいでしょう。

・受電/架電の割合
・PC操作について
・研修体制と立ち上がりまでのイメージ
・クレームの有無とエスカレーション体制
・1日の受電/架電の件数
・その他、設備や持ち込みについて

派遣依頼時のポイントについての詳細はこちら記事を参考にしてください。

【テレオペレーター編】派遣依頼時に伝えるとよいポイント

まとめ

テレオペレーターに関する派遣の最新マーケットデータをお届けしました。変わらない傾向値もありますが、状況は常に変化しますので、派遣依頼の際はリクルートスタッフィングの担当者にぜひご相談ください。

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