【IT・エンジニア職編】派遣依頼時に伝えるとよいポイント
派遣を依頼するときに、「何を伝えたらいいのか」「なぜそんなことまで伝えなければならないのか」と疑問に思われることがあるかと思います。リクルートスタッフィングでは、ミスマッチを防ぎ、より企業のニーズや職場環境に合った派遣社員をご紹介するため、派遣スタッフが着目する点を中心に細かくヒアリングをさせていただいています。<派遣依頼時に担当者に伝えるとよいポイントシリーズ>では、職種別に派遣依頼時に伝えていただきたい点をお伝えします。ぜひご参考にしてください。
全職種共通のヒアリング項目はこちらをご覧ください。
今回は【IT・エンジニア職】に関して、特に確認させていただきたいポイントをご紹介します。
派遣のIT・エンジニア職とは?
IT・エンジニア職といっても、業種は多岐にわたります。代表的なものをご紹介します。
職種 | 業務例 |
PMO | ・プロジェクト支援 ・リソース・コスト管理や調整 ・進捗管理・課題の抽出 ・環境整備 |
開発 |
・要件ヒアリング ・詳細設計 ・実装 ・テスト ・導入 ・データ分析 |
ネットワークインフラ |
・インフラ運用保守 ・設備設置・撤去・交換等 ・通信検証 ・障害対応 |
サーバー保守 |
・運用保守 ・サーバーの監視 ・アラート対応 ・脆弱性診断 ・サーバー設定、データ処理 ・テクニカルサポート |
アプリ開発 |
・コンテンツ制作 ・ゲームなどアプリの構築 ・イベントの組み立て |
サポート:ヘルプデスク |
・IT問い合わせ対応 ・IT資産管理 ・申請書対応 ・PCライフサイクル補佐(PC返却処理など) ・サーバーの監視 |
営業に伝えるとよいポイントとその背景
具体的な業務内容のほか、IT・エンジニア職の派遣依頼時に、営業に伝えるとよいポイントは以下の6点です。
- リモート(在宅)勤務割合
- 勤務体系、自由度がきく範囲
- 残業時間
- チーム構成と派遣スタッフの立ち位置
- 依頼背景
- 身につくスキル
リモート(在宅)勤務割合
IT・エンジニア職を希望するスタッフのなかには、リモート(在宅)勤務を希望する方が多くいます。そのため、リモート勤務は可能か、出社頻度はどのくらいかを明記しておくと応募しやすくなります。
勤務体系、自由度がきく範囲
IT・エンジニア職を希望するスタッフには、家庭やプライベートとの両立を重視している方も多いため、勤務の自由度を優先する傾向があります。そのため、勤務開始時間を遅めにしたり、時短勤務にしたり、労働条件を柔軟に設定できることはアピールポイントとなります。
残業時間
上記に加え、残業についても気にされる方が多いため、残業の有無、平均残業時間もお知らせください。また、残業依頼をしたときに、「本日の残業が難しければ、翌日の〇時までの対応で大丈夫です」など、に適切に指示を出していただける環境かどうかも重要なポイントです 。
チーム構成と派遣スタッフの立ち位置
IT・エンジニア職の多くは、何名かのチーム体制をとって進めることが一般的かと思います。メンバー構成やそれぞれのスキルなどチームの全体像に加え、リーダーとしてプロジェクトを進めるのか、補佐的な立場か、派遣スタッフがチームの中でどのような立ち位置になるのかをお伝えいただくと、人選が行いやすくなります。
依頼背景
プロジェクトの立ち上げから関わることになるのか、既存プロジェクトに途中からジョインする形になるのか、いずれも得意・不得意を感じるスタッフがいるため、依頼背景をお知らせください。また、長期プロジェクトになる予定か、期限付きの案件であるのかも大切です。
身につくスキル
IT・エンジニア職を望む派遣スタッフのなかには、「業務をとおしてスキルアップをしたい」と望んでいる方も多くいます。そのため、仕事中に身につくスキルなどがあれば、応募が集まるポイントにもなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は【IT・エンジニア職】に関して、リクルートスタッフィングが派遣先企業のご担当者にお聞きしたいヒアリングポイントをまとめさせていただきました。
上記のポイントを伝えていただくことでよりマッチした派遣スタッフが安定的に就業できる可能性が高くなります。
ぜひ今後の派遣依頼時にお役立てください。