【医療事務編】派遣依頼時に伝えるとよいポイント

目次
全職種共通のヒアリング項目はこちらをご覧ください。
今回は【医療事務職】に関して、とくに確認させていただきたいポイントをご紹介します。
医療事務といってもさまざま
医療事務といっても、病院の規模、外来の種類、使用するシステム、対応レベルなどによって、求められる経験やスキルが変わります。
そのため、可能な限りミスマッチが起こらないようにヒアリングさせていただくポイントとその背景をお伝えします。
営業に伝えるとよいポイントとその背景
医療事務の派遣依頼時に、営業に伝えるとよいポイントは以下の6点です。
- 病院の規模
- 従事する科
- PC操作/使用システム、PCスキルレベルなど
- レセプト業務やクラーク業務の有無
- チームの体制と立ち上がりまでのイメージ
- そのほか、仕事環境について
病院の規模
病院にも、専門病院や総合病院などさまざまな形態がありますが、対応する患者数や1日の来院数などの情報があると、業務をイメージするひとつの目安になります。
予約制で時間管理が重要なクリニックや、来院数が多くスピード感をもった対応が求められる総合病院とでは、大きく特性が異なりますので、あらかじめ病院の規模をお伝えいただくことで、より適した方を紹介することができます。
従事する科
内科・精神科・外科・歯科・整形外科など、科によって患者の層や求められる対応も変わるかと思います。身体的なサポートや踏み込んだコミュニケーションなど、派遣スタッフが従事することになる科で必要なスキルについて事前にお伝えください。
PC操作/使用システム、PCスキルレベルなど
電子カルテを使用して患者の管理をしている病院が多いかと思いますが、そのほかにExcelやOffice(オフィス)系のソフトを使用する場合は、事前にお伝えください。
医療事務の経験はあっても、専用システム以外の操作経験がない派遣スタッフもいます。
レセプト業務やクラーク業務の有無
医療事務の業務として、病院の外来受付を想像される方が多いので、クラーク業務やレセプト業務が含まれる場合には、事前にお伝えください。とくにクラーク業務については、重い診断に直面することに抵抗を感じる方もいます。
チームの体制と立ち上がりまでのイメージ
「ひとりで対応するのか/複数で対応するのか」「レセプト業務やクラーク業務の際、困ったことがあったとき、近くに聞ける人がいるのか」、といった点は派遣スタッフがよく着目するポイントです。 チームの体制に関して事前情報があると、派遣スタッフ自身が自分にも遂行可能な業務であるかイメージがしやすくなります。
そのほか、仕事環境について
以下は細かい点ですが、医療事務職に関して派遣スタッフからよく問い合わせが寄せられる内容です。
お昼の窓口について
クリニックなどの場合は、お昼休憩時間は窓口自体を閉めているケースもあるかと思いますが、「休憩時間にオンオフの切り替えができる環境か」といった点も含めて、窓口の営業時間に着目する派遣スタッフは多くいます。
緊急時の連絡について
携帯電話・スマートフォンの使用に関しては、禁止している病院が多いかと思います。しかし、子どもがいる派遣スタッフの場合、学校や幼稚園、保育園から緊急の連絡があった場合に職場に電話が入っても問題ないかを気にする方が多くいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は【医療事務職】に関して、リクルートスタッフィングが派遣先企業のご担当者にお聞きしたいヒアリングポイントをまとめさせていただきました。
細かな点まで情報を整理して伝えるには、手間がかかるかもしれませんが、派遣会社に上記のポイントを伝えていただくことでよりマッチした派遣スタッフをご紹介でき、安定的に就業できる可能性が高くなります。
ぜひ今後の派遣依頼時にお役立てください。