【2023年】10月マンスリーレポート

2023.10.18

【2023年】10月マンスリーレポート

<9月 派遣マーケット> 8月に増加した事務職における派遣求人数は9月、落ち着きがみられました。

<8月 有効求人倍率> 3ヶ月連続で低下していた有効求人倍率は、8月1.29倍と前の月と同じ水準になりました。 物価高騰の影響から、パートから正社員を目指すなどの転職活動の動きもみられます。また、東京都の有効求人倍率は41年ぶりに1.8倍を超え、この動きは派遣の人手不足にも影響を及ぼすと考えられます。

【事務職 派遣求人件数】2023年9月

2023年9月時点でリクナビ派遣に掲載されている事務職の派遣求人件数をお知らせいたします。

9月 事務職の派遣掲載(求人)件数は前年度の95%

8月の掲載件数43,769件に対し、9月は41,341件と減少しています。

前月比 94%  
前年比 95%

8月から9月にかけての派遣求人件数は、前年度と同じ動きを見せ、少し落ち着きを見せました。とくに2023年度は、7月から8月の伸びが大きかったため反動での戻りともとらえられます。新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、経済活動がほぼ正常化したなか、サービス業界などが求人を増やす半面、原材料費や光熱費などの高騰が影響している製造業や建設業の求人が減少し業種間で大きな温度差が出ています。

【エリア別派遣トレンド情報】2023年9月

リクナビ派遣に掲載されている、オフィス職種の派遣求人件数と派遣スタッフの平均時給データをエリア別にお届けします。

エリア別派遣求人件数は、全体的に横ばい、もしくは微増微減といった動きでした。平均時給は愛知県 ・大阪府、北海道・東北エリアは上昇、東京都、福岡では減少と、エリアによって差がありますが、全体的に元に戻るような動きがみられました。

東京23区

大阪府

愛知県

福岡県

北海道・東北エリア

【有効求人倍率】2023年8月

全国と主要都道府県における、2023年8月の有効求人倍率は以下のような結果でした。

9月29日発表 8月有効求人倍率は1.29倍

8月の有効求人倍率1.29倍となり、前月と同水準となりました。

前月比較
有効求人数:248万件(+0.1%)  
有効求職者:192万人(-0.2%)

都道府県別有効求人倍率

都道府県別の有効求人倍率は以下です。

<前月比>
上昇・・・北海道、千葉県、東京都、京都府、大阪府
減少・・・宮城県、茨城県、愛知県、広島県、福岡県
横ばい・・・ 神奈川県、福井県

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本レポートでは毎月求人に関するトレンドを発信していきます。
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