【2023年】12月マンスリーレポート

<2023年11月派遣マーケット>
例年どおり11月の派遣求人数は全体的に減少がみられたものの、エリア別の派遣料金は上昇傾向が見られました。年末に向けて不足が深刻な販売職の時給が高くなっているようです。
<2023年10月人材マーケット>
10月の有効求人倍率は1.30倍で横ばい傾向が続いています。 「宿泊」「飲食医療」「福祉」などで新規求人数増加がみられ、原材料の価格が高騰している影響などから、「製造業」「建設業」の新規求人数減少がみられました。 人手不足割合は正社員で52.1% 非正社員も30.9%と高止まりが続いており、とくに2024年問題が迫る建設業と物流業では、約7割の企業が人手不足を感じています(2023年10月調査:帝国データバンク)。さらに、建設業では資材価格、物流業ではエネルギー価格の上昇などによって収益が圧迫され、人件費削減から人手不足問題が加速化されそうです。
目次
【事務職 派遣求人件数】2023年11月
2023年11月時点でリクナビ派遣に掲載されている事務職の派遣求人件数をお知らせいたします。
11月 事務職の派遣掲載(求人)件数は前年度の82%
10月の掲載件数37,086件に対し、11月は33,916件と減少しています。
前月比 91%
前年比 82%
11月の派遣求人数は例年どおり減少傾向でした。
業界別に前月と比較するとIT・通信・Web関連が微増、運輸関連で大幅な求人の減少がみられました。
2022年1月における減少の反動でその後大幅な増加が見られた運輸関連の事務職ですが、7月をピークに減少が続いています。
【エリア別派遣トレンド情報】2023年11月
リクナビ派遣に掲載されている、オフィス職種の派遣求人件数と派遣スタッフの平均時給データをエリア別にお届けします。
派遣求人件数は、愛知県のみ上昇し、ほかはすべて減少しました。一方、平均時給はすべての地域で上昇しています。
東京23区
大阪府
愛知県
福岡県
北海道・東北エリア
【有効求人倍率】2023年10月
全国と主要都道府県における、2023年10月の有効求人倍率は以下のような結果でした。
令和5年12月01日発表 10月有効求人倍率は1.30倍
10月の有効求人倍率は1.30倍となり、前月を0.01ポイント上回りました。
前月比較
有効求人数:248万件(0.004%増)
有効求職者:191万人(0.3%減)
都道府県別有効求人倍率
都道府県別の有効求人倍率は以下です。
<前月比>
減少:宮城県、千葉県、京都府
横ばい: 茨城県、大阪府、広島県
上昇: 北海道、東京都、神奈川県、福井県、愛知県、福岡県
ーーーーー
本レポートでは毎月求人に関するトレンドを発信していきます。
内容に関して、ご不明点や疑問点がございましたら、リクルートスタッフィングまでお問い合わせください。