【2024年】6月マンスリーレポート
<2024年5月派遣マーケット>
2024年5月の派遣求人数は前月比71%と大幅に減少しました。2023年度3月の大幅な伸びに対して4月の減少幅が少なかった反動と考えられます。産業別でみると減少幅がもっとも大きかったのは運輸関連で、前月比35%でした。前月からは大きく減ったものの、前年同月より高い水準を維持しており、6月以降も昨年度と同水準または若干上回る水準で推移していくと予測されます。
<2024年4月人材マーケット>
2024年4月の有効求人倍率は1.26倍となり、前の月を0.02ポイント下回りました。新規求人を産業別にみると、製造業(7.8%減)、教育,学習支援業(7.4%減)、宿泊業,飲食サービス業(6.3%減)などで昨年同月比減少となり、厚生労働省は「円安や物価高騰の影響を受ける製造業などで求人を減らす動きが出ているとみられる」としています。
参考: 一般職業紹介状況(令和6年4月分)|厚生労働省
【事務職 派遣求人数】2024年5月
2024年5月時点でリクナビ派遣に掲載されている事務職の派遣求人件数をお知らせいたします。
4月の掲載件数55,016件に対し、5月は39,284件と減少しています。
前月比 71%
前年比 114%
【全職種 産業別派遣求人数】2024年5月
2024年5月時点でリクナビ派遣に掲載されている産業別の派遣求人件数をお知らせいたします。
掲載件数上位3業種
メーカー関連 | 9,192件 |
流通・サービス関連 | 8,533件 |
IT・通信・Web関連 | 7,440件 |
前月比減少率上位3業種
運輸関連 | 35.2% |
食品関連 | 57.3% |
広告・マスコミ(テレビ・出版・ラジオなど)関連 | 73.1% |
【エリア別派遣トレンド情報】2024年5月
リクナビ派遣に掲載されている、オフィス職種の派遣求人件数と派遣スタッフの平均時給データをエリア別にお届けします。
求人件数は福岡県以外のエリアで減少、一方平均時給は福岡県以外のエリアで上昇がみられました。
<前月比>
求人件数
上昇・・・福岡県
減少・・・東京23区、大阪府、愛知県、北海道・東北エリア
平均時給
上昇・・・東京23区、大阪府、愛知県、北海道・東北エリア
横ばい・・・福岡県
東京23区
大阪府
愛知県
福岡県
北海道・東北エリア
【有効求人倍率】2024年4月
2024年4月有効求人倍率は1.26倍
有効求人数:241万 (前月比98.70%)
有効求職者:191万人(前月比99.75%)
4月の全国有効求人倍率は、1.26倍となり、前月を0.02ポイント下回りました。
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本レポートでは毎月求人に関するトレンドを発信していきます。
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