【2024年】7月マンスリーレポート

2024.07.11

【2024年】7月マンスリーレポート

<2024年6月派遣マーケット>

2024年6月の派遣求人数は前月比95%とやや減少しました。4月から5月にかけては大きな減少がみられましたが、5月から6月にかけての動きは例年どおり小さく、昨年度の水準に引き戻されるような形になりました。 派遣求人数産業別にみると、先月大幅に減少した運輸関連は前月比132.5%、食品関連は124.1%と若干の戻りがみられました。

<2024年5月人材マーケット>

2024年5月の全国有効求人倍率は、1.24倍となり、2ヵ月連続で前月を下回りました。有効求人数はほぼ横ばいであった一方で、有効求職者数は約2ポイント増加しています。賃上げ機運の高まりを受け、より良い待遇を求めて転職を考える人が増加しているとみられています。 新規求人数を産業別にみると、製造業で7.4%減、建設業で3.4%減と大きく減少がみられました。厚生労働省は「円安や物価高による原材料費の高騰の影響で製造業や建設業では人手不足の状況が続くにもかかわらず、新しい求人を出せない状況が続いている。去年5月は新型コロナが5類に移行し、求人が増加した時期だったため前年比で見れば全体でもマイナスとなっている」としています。

参考: 一般職業紹介状況(令和6年5月分)|厚生労働省

【事務職 派遣求人数】2024年6月

2024年6月時点でリクナビ派遣に掲載されている事務職の派遣求人件数をお知らせいたします。

5月の掲載件数39,284件に対し、6月は37,437件と減少しています。

前月比 95%
前年比 104%

【全職種 産業別派遣求人数】2024年6月

2024年6月時点でリクナビ派遣に掲載されている産業別の派遣求人件数をお知らせいたします。

掲載件数上位3業種

メーカー関連 8,202件
流通・サービス関連 7,692件
IT・通信・Web関連 6,659件

前月比増加率上位3業種

運輸関連 132.5%
食品関連 124.1%
医療・介護関連 105.8%

前月比減少率上位3業種

商社関連 86.5%
旅行・航空・ホテル関連 89.4%
メーカー関連 90.6%

【エリア別派遣トレンド情報】2024年6月

リクナビ派遣に掲載されている、オフィス職種の派遣求人件数と派遣スタッフの平均時給データをエリア別にお届けします。

求人件数は福岡県以外のエリアで減少、一方平均時給は福岡県以外のエリアで上昇がみられました。

<前月比>
求人件数
上昇・・・東京23区
減少・・・大阪府、愛知県、福岡県、北海道・東北エリア

平均時給
上昇・・・東京23区、大阪府、愛知県、福岡県
減少・・・北海道・東北エリア

東京23区

大阪府

愛知県

福岡県

北海道・東北エリア

【有効求人倍率】2024年5月

2024年5月有効求人倍率は1.24倍

5月の全国有効求人倍率は、1.24倍となり、前月を0.02ポイント下回りました。 

有効求人数:241万(前月比100.13%)
有効求職者:194万人(前月比101.93%)

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本レポートでは毎月求人に関するトレンドを発信していきます。
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