【2022年】8月マンスリーレポート

2022.08.09

【2022年】8月マンスリーレポート

2022年6月の全国有効求人倍率は1.27倍、前月比+0.03ポイントと微増でした。6月の有効求人数は249万人(前月比+1.7%)、有効求職者数は約197万人(前月比+0.03%)となっています。

お盆休み・夏季休暇により、例年企業活動自体が止まりやすい7月8月の派遣マーケットにおいては、求人件数は緩やかな増加傾向から横ばいに変化し、平均時給は全国的に低下しています。ただし、派遣求人件数は、過去2年間の同時期と比較すると高止まりの傾向が見られます。

派遣を含む採用マーケットは、採用活動を再開する企業も増える一方、求職者が減少するトレンドは変わらず、労働マーケット情報に注視しながら採用計画を立て早めに対策を講じることが必要となります。

【有効求人倍率】2022年6月

全国と主要都道府県における、2022年6月の有効求人倍率は以下のような結果でした。

7月29日発表 6月有効求人倍率は1.27倍

前月比較  
有効求人:1.7%増  有効求職者:0.03%増

6月の全国有効求人倍率は、1.27倍となり、前月を0.03ポイント上回りました。 
新規求人は前年同月比較で約11.7万件増(17.2%増)となっています。
6月の新規求人(原数値)は前年同月と比較すると約9.5万件増(12.0%増)となりました。
前年を上回るのは15ヶ月連続となり、引き続き企業の採用活動が活発になっています。

都道府県別有効求人倍率

都道府県別に有効求人倍率をみると、有効求人倍率は全国的に上昇傾向となりました。
東京・愛知・北海道は横ばい、その他の地域は 0.02~0.05の増加となりました。

【事務職 派遣求人件数】2022年7月

2022年7月時点でリクナビ派遣に掲載されている事務職の派遣求人件数をお知らせいたします。

7月 事務職の派遣求人件数は前年度の271% 前々年度の529%

6月の掲載件数42,975件に対し、7月は41,381件と微減しています。
過去の傾向からすると、お盆休み・夏季休暇の時期は採用活動が停滞しやすい時期であるため7月は案件が落ち着く時期に入ってきます。今年もその傾向がみられるものの、2021年の下期同様の案件数で高止まりしている状態です。

【エリア別派遣トレンド情報】2022年7月

リクナビ派遣に掲載されている、オフィス職種の派遣求人件数と派遣スタッフの平均時給データをエリア別にお届けします。

全体的には、6月から7月にかけて案件数が減少している傾向にありますが、大阪・福岡エリアでは6月から7月にかけて掲載件数が伸びています。両エリアは有効求人倍率が1.2以下と他エリアに比べると低いものの、回復基調にあるのか、今後の動きを注視したいと思います。

東京23区

大阪府

愛知県

福岡県

北海道・東北エリア

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本レポートでは毎月求人に関するトレンドを発信していきます。
内容に関して、ご不明点や疑問点がございましたら、リクルートスタッフィングまでお問い合わせください。

杉山 瑞紀

株式会社リクルートスタッフィング
総合戦略推進部


2016年に株式会社リクルートスタッフィング入社。大手金融系会社を営業として担当後、総合戦略推進部に異動。時短・日短勤務、プロフェッショナル派遣やシニア派遣など多様な働き方の推進、総合的な営業企画を担当。

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