【2022年】10月マンスリーレポート
8月の全国有効求人倍率は1.32倍と、1月から9ヶ月連続上昇しました。新型コロナウイルスの感染者が減少傾向になったこともあり、国内外からの旅行やインバウンドが再開されています。インバウンド需要再開に向け、求人件数は上がり基調、求職者数は緩やかに下降基調であることも有効求人倍率を押し上げる要因となっており、この傾向はしばらく続く見込みです。
経済の活性化に伴い企業の活動が活発になり、人手不足がしばらく続く可能性があります。
目次
【有効求人倍率】2022年8月
全国と主要都道府県における、2022年8月の有効求人倍率は以下のような結果でした。
9月30日発表 8月有効求人倍率は1.32倍
前月比較
有効求人数:253万人(0.6%増)
有効求職者:192万人(1.5%減)
8月の全国有効求人倍率は1.32倍となり、前月を0.03ポイント上回りました。
都道府県別有効求人倍率
都道府県別に有効求人倍率をみると、有効求人倍率は全国的に上昇傾向となりました。愛知県のみ横ばいです。
【事務職 派遣求人件数】2022年9月
2022年9月時点でリクナビ派遣に掲載されている事務職の派遣求人件数をお知らせいたします。
9月 事務職の派遣求人件数は前年度の151% 前々年度の508%
8月の掲載件数45,763件に対し、9月は43,399件と微減しております。
例年10月から下半期がスタートするため、9月に採用を行う企業が多い傾向にありますが、9月は全体的に減少傾向です。
継続的な人手不足の影響もあり、採用を前倒しして計画的に採用活動を行っているのではないかと考えられます。
【エリア別派遣トレンド情報】2022年9月
リクナビ派遣に掲載されている、オフィス職種の派遣求人件数と派遣スタッフの平均時給データをエリア別にお届けします。
平均時給は、東京・福岡は横ばい、愛知が減少、大阪、北海道・東北エリアは上昇しており、エリアごとに違いが見られます。
掲載件数は、東京、北海道・東北エリアで微増、その他の地域の掲載件数は減少しています。
東京23区
大阪府
愛知県
福岡県
北海道・東北エリア
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本レポートでは毎月求人に関するトレンドを発信していきます。
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