【2023年】5月マンスリーレポート

3月の有効求人倍率は1.32倍で、3ヶ月連続の減少となりました。産業別にみると、生活関連サービス業・娯楽業、宿泊業・飲食サービス業、卸売業・小売業などで増加、製造業、建設業、運輸業・郵便業など で減少が見られました。
新規求人件数は前年同月比較で約0.4万件減少し、前年を下回るのは22ヶ月ぶりとなりました。企業の採用活動は少し鈍化傾向にあるようです。
派遣マーケットに関しては、4月は例年どおりの動きがみられ、全国的に求人数が減少しました。東京23区を中心にコロナ禍前の水準に戻りつつあるようです。また、三大都市圏(関東・東海・関西)の平均時給は過去最高額を更新し、派遣料金は値上げ傾向がみられます(※)。
※参考| ジョブズリサーチセンター(JBRC)「2023年3月度の派遣スタッフ募集時平均時給調査」
目次
【有効求人倍率】2023年3月
全国と主要都道府県における、2023年3月の有効求人倍率は以下のような結果でした。
4月28日発表 3月有効求人倍率は1.32倍
前月比較
有効求人数:252万件(1.5%減)
有効求職者:191万人(0.2%増)
3月の有効求人倍率は1.32倍で、前月に比べて0.02ポイント低下しました。
都道府県別有効求人倍率
都道府県別の有効求人倍率は以下です。
東京都、大阪府は微増、その他エリアは横ばい、微減しています。
【事務職 派遣求人件数】2023年4月
2023年4月時点でリクナビ派遣に掲載されている事務職の派遣求人件数をお知らせいたします。
4月 事務職の派遣掲載(求人)件数は前年度の98%
3月掲載件数52,888件対し、4月は35,669件と減少しています。
前月比 86%
前年比 98%
例年どおり4月の派遣求人数には落ち着きが見られ、前年同月とほぼ同じ数になっています。
【エリア別派遣トレンド情報】2023年4月
リクナビ派遣に掲載されている、オフィス職種の派遣求人件数と派遣スタッフの平均時給データをエリア別にお届けします。
全国的に派遣求人件数は減少、平均時給は上昇傾向が見られました。
コロナ禍の影響を受け2019年末以降激減したり、反動で高騰したりとイレギュラーな動きを見せていた派遣求人件数ですが、
主要エリア(東京23区、大阪府、愛知県、福岡県、北海道・東北)の掲載件数はコロナ禍の影響を受ける2019年同月比96%となり、落ち着きを見せています。
東京23区
大阪府
愛知県
福岡県
北海道・東北エリア
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