【2023年】6月マンスリーレポート
4月の有効求人倍率は1.32倍で、3月と同じ水準でした。 厚生労働省によれば、人件費の上昇や原材料費の高騰により企業の求人が抑えられたことに加え、賃上げへの期待感などから求職を控える動きもみられ、求人・求職ともに下がり、横ばいになったのではないかとのことです。経済活動はさらに活性化し、一部では人材不足が続くと予想されます。
派遣マーケットにおいては、例年どおり落ち着いた動きが見られました。 ただし、人材確保が急務であるIT・技術系など、一部の求人は引き続き上昇しています。 有効求人倍率にも落ち着きが見られていることから、派遣マーケットにおいてもコロナ禍の影響による一時的な需要もおちつき、今後はコロナ禍前の水準に落ち着いていく動きも考えられるでしょう。
目次
【有効求人倍率】2023年4月
全国と主要都道府県における、2023年4月の有効求人倍率は以下のような結果でした。
5月30日発表 4月有効求人倍率は1.32倍
4月の有効求人倍率は1.32倍で前月と同水準でした。
前月比較
有効求人数:250万件(0.6%減)
有効求職者:190万人(0.7%減)
都道府県別有効求人倍率
都道府県別の有効求人倍率は以下です。
減少:北海道、茨城県、愛知県
横ばい:宮城県、千葉県、神奈川県、京都府、広島県、福岡県
上昇:東京都、福井県、大阪府
【事務職 派遣求人件数】2023年5月
2023年5月時点でリクナビ派遣に掲載されている事務職の派遣求人件数をお知らせいたします。
5月 事務職の派遣掲載(求人)件数は前年度の82%
4月掲載件数35,669件対し、5月は34,356件と減少しています。
前月比 96%
前年比 82%
例年どおり、5月の派遣求人数には落ち着きが見られました。
6月以降、コロナ禍の影響による一時的な需要もおちつき、コロナ禍前の水準に落ち着いていく動きも考えられます。
【エリア別派遣トレンド情報】2023年5月
リクナビ派遣に掲載されている、オフィス職種の派遣求人件数と派遣スタッフの平均時給データをエリア別にお届けします。
派遣求人件数は、大阪府のみ増加し、全国的に減少傾向がみられました。
一方、平均時給は愛知県以外のすべてのエリアで上昇しています。
東京23区
大阪府
愛知県
福岡県
北海道・東北エリア
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