【2023年】7月マンスリーレポート

2023.07.18

【2023年】7月マンスリーレポート

5月の有効求人倍率1.31倍で前月を0.01ポイント下回りました。 原材料価格の高騰により、製造業や建設業で求人を減らす動きが続き、全体の求人倍率の低下に影響しているようです。 コロナ禍で打撃を受けたインバウンド(訪日客)など観光需要が急回復するなか、宿泊業界が働き手確保に苦慮しています。 今後も人材不足は続く見通しで、人材の確保のため賃上げや、賃上げ原資確保のための値上げもみられ始めています。

派遣マーケットにおいては、派遣スタッフ募集時平均時給に引き続き上昇傾向がみられました。とくに、IT・技術系では6ヶ月連続で過去最高額を記録しています。IT・技術系では、回路設計などの専門技術系、医療介護・教育系では、臨床検査技師や放射線技師などの専門職の短期募集が活発化しました。また、訪問介護など介護福祉士の募集も増加するなど、専門職の派遣募集が増加したことで、平均時給を引き上げたと考えられます(※)。

※参考| 2023年5月度 派遣スタッフ募集時平均時給調査【三大都市圏(関東・東海・関西)】

【有効求人倍率】2023年5月

全国と主要都道府県における、2023年5月の有効求人倍率は以下のような結果でした。

6月30日発表 5月有効求人倍率は1.31倍

5月の有効求人倍率は1.31倍で前月を0.01ポイント下回りました。

前月比較  
有効求人数:0.7%減(約1.7万減) 
有効求職者:0.1%増(約0.1万増)

都道府県別有効求人倍率

都道府県別の有効求人倍率は以下です。
<前月比>
減少…北海道、宮城県、茨城県、千葉県、東京都、大阪府、広島県、福岡県
横ばい…福井県、愛知県
上昇…神奈川県、京都府

【事務職 派遣求人件数】2023年6月

2023年6月時点でリクナビ派遣に掲載されている事務職の派遣求人件数をお知らせいたします。

6月 事務職の派遣掲載(求人)件数は前年度の84%

5月掲載件数34,356件対し、6月は36,017件と減少しています。

前月比 105%
前年比 84%

例年どおり、6月の派遣求人数には落ち着きが見られました。
今後コロナ禍の影響による一時的な需要もおさまり、コロナ禍前の水準に落ち着いていく動きも考えられます。

【エリア別派遣トレンド情報】2023年6月

リクナビ派遣に掲載されている、オフィス職種の派遣求人件数と派遣スタッフの平均時給データをエリア別にお届けします。
派遣求人件数は、東京23区・愛知県・福岡県で微増がみられましたが、全国的に横ばい傾向です。
一方、平均時給はすべての地域で上昇しています。

東京23区

大阪府

愛知県

福岡県

北海道・東北エリア

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