【経理事務編】派遣依頼時に伝えるとよいポイント
目次
全職種共通のヒアリング項目はこちらをご覧ください。
今回は【経理事務職】に関して、とくに確認させていただきたいポイントをご紹介します。
経理事務といってもさまざま
経理事務といっても、使用するシステム、処理件数、業務範囲、対応レベルなどがさまざまであるため、 求められる経験やスキルも依頼いただく内容によって変わります。
そのため、なるべくミスマッチが起こらないようにヒアリングさせていただくポイントとその背景をお伝えします。
営業に伝えるとよいポイントとその背景
経理事務の派遣依頼時に、営業に伝えるとよいポイントは以下の7点です。
- 担当業務範囲
- 業務割合
- 使用するシステム
- 必要なOAスキル
- 処理件数
- 繁忙のタイミング(各締め日)
- 現金(約束手形)の取り扱いの有無
担当業務範囲
同じ経理事務の仕事でも、「仕訳や売掛金管理などの日常経理をしてほしい」「月次や年次決算にも必要に応じて関わってほしい」など、派遣スタッフが担当することになる業務範囲について詳細にお伝えいただくことで、より適した方をご紹介することができます。
業務割合
たとえば日常経理として「仕訳や売掛金管理、経費精算などをお願いしたい」といった際でも、それぞれの業務がどのような割合であるのかは、企業によって違いがあるかと思います。
派遣スタッフにも、「売掛金管理メインの仕事だとスキルアップに繋がらない」「売掛金メインの仕事なら、これまでの経験が活かせる」など、さまざまな希望があるため、派遣スタッフの志向性とのミスマッチを防ぐためにも、業務割合のヒアリングは重要になります。
使用するシステム
経理業務には市販の会計ソフトなど汎用性のあるシステムを使用している企業も多いかと思います。使用経験のあるシステムが応募先の企業でも使用されている場合は、派遣スタッフの安心感に繋がります。
必要なOAスキル
「集計はExcel」「登録は自社の基幹システム」など、業務で使用することになるOAについてお知らせください。スキルマッチングの観点でも重要な点になります。
1日あたりの処理件数
1日またはひとりあたりの処理件数を事前に確認することで、派遣スタッフは、これまで自分が対応してきた件数と照らし合わせて、業務のボリューム感をイメージすることができます。
大量の処理件数を捌いていくことに長けている方、スピード感よりも正確性を持って業務遂行できる方など、派遣スタッフの特徴もさまざまであるため、具体的な件数をお伺いさせていただくことでより良いマッチングに繋がります。
繁忙のタイミング(各締め日)
経理事務職の業務では、それぞれの処理に締め日があるかと思います。締め日前には繁忙になるといったケースが多いかと思いますが、派遣スタッフのなかにはプライベートと仕事との両立を重要視している方もいるため繁忙のタイミング(各締め日)についてお伺いさせてください。
現金(約束手形)の取り扱いの有無
「現金(約束手形)の取り扱いには抵抗がある」という方もいますので、もしそのような業務を派遣スタッフが担当する可能性がある場合は事前にお知らせください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は【経理事務職】に関して、リクルートスタッフィングが派遣先企業のご担当者にお聞きしたいヒアリングポイントをまとめさせていただきました。
細かな点まで情報を整理して伝えるには、手間がかかるかもしれませんが、派遣会社に上記のポイントを伝えていただくことでよりマッチした派遣スタッフが安定的に就業できる可能性が高くなります。
ぜひ今後の派遣依頼時にお役立てください。
また、そのほかの職種別ヒアリングポイントはこちらをご覧ください。