
人付き合いが苦手、という人は案外少なくない
「わたしはコミュニケーションには自信がある」と豪語する人は別にして、人付き合いが苦手であるという人は少なくないでしょう。飲み会に参加するといった、人との直接的な交流はもちろんのこと、電話での会話やメールのやり取り、インターネット上での関わりなど、人と付き合うシーンは日常生活の中で枚挙に暇がありません。苦手という一言で人付き合いを避けて通ることは、ちょっとできそうにないですよね。
今回ご紹介する書籍『大人の伝え方ノート』は、サブタイトルに、一言で「人間関係」はガラッと変わる!と書かれています。中には、人付き合いを上手くやっていくためのノウハウがぎっしり詰まっています。例えば、初めての場所でもスムーズに溶け込むための一言。異動や転勤、転職などで、新しい人間関係を築かなければならない、そんなときに言わないほうがいい一言と、オススメの一言がそれぞれ書かれているのです。
伝え方を間違えると誤解を生み、トラブルの元にも
人間関係を上手く築くことができないと、コミュニケーションを取る中で誤解が生じてしまって、トラブルの元にもなりかねません。相手のことが理解できないという状況だけでなく、なによりも自分の本意が相手に伝わらないということが多く発生してしまうのです。自分も相手も、考えていることや伝えなければならないことが意図通りに伝わっているのか・いないのかがわからないと、それは不安になるはずです。
今までよりも少し伝え方を変えるだけで、自分の意図したことが少なくとも誤解がないように相手に理解してもらえる。そういう伝達のためのテクニックをたくさん知っているというだけで、ちょっとした安心感につながってくる。コミュニケーションは得意とはいえないけれども、少なくとも苦手ではない、という心持ちになるだけで、職場の中での立ち居振る舞いが楽になると思うのです。そんな気がしませんか?
言い淀み方にもバリエーションを持つ、それも大事
大人の伝え方のテクニックの例をもう一つご紹介。言葉がすらすらと出ないで口籠もってしまう、いわゆる、言い淀む状態になることはよくありますよね。例えば、話をしている中でつい「えー」と発してつないでしまう。これ、一つの音、つまり「えー」というつなぎ方ばかりをしていると、相手にはそれが気になるのだとか。そんな時には「えー」だけでなく「あー」とか「そのー」とか「あのー」とバリエーションを作るのも一つの手だと。
ちょっと面白いですよね。それでも気になる場合には、言い淀んでしまう前に口を閉じてしまうという解決策も提示されています。ということで、今回ご紹介した『大人の伝え方ノート』の著者の矢野香さんは、「らしさオフライン」や「らしさラジオ」にもご登壇・ご出演いただいています。今回の書籍が気になるという方は、以下の記事もぜひともチェックしてみてください。
言葉以外の非言語表現で印象が劇的に変わる!スピーチコンサルタントがレクチャー
いつもたくさんのコメントをありがとうございます。今回も書籍のプレゼントを用意しています!
前回ご紹介した『実践!50歳からのライフシフト術』プレゼントへのご応募ありがとうございました。応募フォームからいただくたくさんのメッセージを読んでいると、らしく働くためにいろいろなことに力を注ぎ、日々頑張っている皆さんの姿が伝わってきます。そんな皆さんに寄り添っていくようなコンテンツを企画して、少しずつでもお届けできればと思っています。今後ともよろしくお願います。
さて、今回ご紹介した『大人の伝え方ノート』も、このコラムをお読みいただいた皆さんに抽選でプレゼントしたいと思います。書籍の腰帯には赤い文字で『損な話し方・得な話し方97』と銘打たれています。それだけ多くの伝え方のテクニック、ぜひとも手に入れてください。たくさんのご応募をお待ちしています。
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たくさんのご応募ありがとうございました。
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これまでのコラム
第0回「読書とは読まなくていいというその真意とは?」
第1回「すべての仕事は「問い」からはじまるのか?」
第2回 「世界一速く結果を出す」ためにできることとは?
第3回 職場で発生する「問題」への対処法はあるのか?
第4回 「即決される」資料を作成することはできるか?
第5回 湧き上がってきた「感情」の持つ意味を知っていますか?
第6回 どんな職場でも「求められる人」に、本当になれるのか?
第7回 「良い文章を書くため」に必要なことを知っていますか?
第8回 ビジネス社会で頻出する言葉を理解しておく大切な意味とは?
第9回 人生100年時代といわれて不安だ、というあなたのために。