
Excelにイライラしている人は意外に多い
以前、らしさオンラインではお馴染みの四禮静子さんと食事をしているときに「私は、WordやExcelで、ほんの少しだけ知識があれば、いまの仕事が何倍も楽になることをどうしても伝えたくて、この本を書いたのよ」と、ご自身の著書である『スペースキーで見た目を整えるのはやめなさい』と『エクセル方眼紙で文書を作るのはやめなさい』を執筆した理由を教えてくれました。
この二冊のタイトルを読むだけで「あー、そういえば、やめなさいといわれていることをやっているな、私」という人は多いかもしれません。ExcelやWordを使って作業を依頼されたとして、そのアプリケーションを使うための知識が断片的なことが理由で、結果として仕事が思うように進まずにイライラというケースは意外に多いはずなのです。今回はそんな四禮さんの本、ではなくて、吉田拳さんの著書『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』をご紹介します。
四禮さんについては、こちらの動画をぜひご覧ください!
表と図の挿入・編集に時間をかけていませんか?「もっと早く知りたかった」が満載です
スペースキーで見た目を整えていませんか?ドキッとした方はこちら
Excelぐらい、まあなんとかなるよって言ってませんか?
こちらもらしさオンラインでお馴染みの吉田拳さんの一冊。腰帯にもありますが日本で一番売れているExcelの本です。吉田さんの執筆動機もまた、四禮さんと同じで、ビジネスの現場における実務を効率化するために、知っておくべきことを学んで、それを活かしてサクサクと仕事を終わらせましょう、という一言に尽きてしまうようです。そのために必要なエッセンスを無駄なく一冊に詰め込んである、そんな感じでしょうか。
「でもなー、いまでもExcelなんて、なんとかなっているし。学ぶほどのことはないんじゃないかな」という人も意外に多いのではないでしょうか。しかし、吉田さんは、そんな人の業務でも99パーセント効率化できる可能性があると、おっしゃっています。実際、この本に書かれていることを実践しただけで「30分かかっていた作業が数秒で終わった」とか「2日かかっていた作業が5分に短縮した」という声が上がるそうです。そのテクニックやノウハウがどういうものなのか、というのは本書を読んでいただくとして、そんなに効率化するなら、学ばない手はありませんよね。
著者が「前向きな怠惰」を推奨する理由
本書の巻頭に「最小限の時間で、即戦力になるための知識が身につく」ことを主眼として執筆したと、吉田さんは書いています。そして、時間のかかる面倒な作業があったとしたら、まちがってもそこにすばらしい根性を発揮してはいけない、とも述べています。そういう場合は根性を見せるのではなく、いかに楽をするための方法を考えるのか、その視点が大事だと説いています。それを「前向きな怠惰」と名づけて、ぜひ実践するべきだと。スマートに楽をする、日々の仕事の中に取り入れたい、そんな視点なはずです。
さて、今回ご紹介した『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』もぜひプレゼントしたいと思います。前向きな怠惰、その発想を自分のものにしたいという方は、応募してみてください。また、著者の吉田拳さんは、らしさオンラインに何度もご登場いただいています。以下のリンクからご覧いただければ、今回ご紹介した本のエッセンスが垣間見えると思います。まずはそこからスタートしてみるのも、おすすめです。
「なぜExcelが大切?」を再確認し、できることの幅を広げよう
Excelの中で、どの関数を覚えておけば、仕事中に最強なのか?前編
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これまでのコラム
第0回「読書とは読まなくていいというその真意とは?」
第1回「すべての仕事は「問い」からはじまるのか?」
第2回 「世界一速く結果を出す」ためにできることとは?
第3回 職場で発生する「問題」への対処法はあるのか?
第4回 「即決される」資料を作成することはできるか?
第5回 湧き上がってきた「感情」の持つ意味を知っていますか?
第6回 どんな職場でも「求められる人」に、本当になれるのか?
第7回 「良い文章を書くため」に必要なことを知っていますか?
第8回 ビジネス社会で頻出する言葉を理解しておく大切な意味とは?
第9回 人生100年時代といわれて不安だ、というあなたのために。
第10回 人付き合いは難しい、と悩むあなたにオススメの一冊。