世の中は今『お片づけ』がブームです
油断すると身の回りにモノがあふれてしまう。そんな贅沢とも思える悩みを持っている人が増えているようで、世の中は今、お片づけブームのようです。
モノが少ない暮らしをしようという提案、一つでも部屋からモノを捨てるノウハウ、手元にこれ以上モノが増えないための技術など、ネットなどでもこの類のコンテンツが溢れています。読んでいると「これを機会に頑張って片づけよう」と思うのですが、なかなかままなりませんよね。
一方で、そういうコンテンツを読んでいると「あー、これってビジネスの現場でもよくあるなぁ」と思うこともしばしば。
課題(=目の前の散らかりよう)を先送りしない、できること(=いっぺんにやらないで)からやる、片づいていると探しものの時間がなくなるなど、仕事をしていると遭遇しそうなシーンの連続。
ということで、今回は『ビジネスの現場におけるノウハウが自宅の片づけにも応用できないか』というお話。
整理整頓、この言葉の意味を理解していますか?
今回ご紹介する書籍『実践!オフィスの効率化ファイリング(著者:長野ゆかさん)』では、事務職の方なら身につけておきたいオフィスファイリングの基本から、パソコン内のファイル管理まで、とてもわかりやすく紹介されています。
特に第2章の『モノも書類も!片づけの基本』は必見で、片づけを進めるためには、まず言葉の定義を正しくすることだとして、整理や収納という耳慣れた言葉も、誰もが理解しやすく解説しています。
例を挙げると『片づけピラミッド』と題して、一般的な片づけについて、その段階と意味を説明しています。
掃除=ほこりや汚れを落とすことと定義し、ピラミッドの最上段に置き、その下に向かって、片づけ、整頓、収納、整理と、積み上げていきます。
整理整頓という言葉があるので、混同しがちですが本書では、整頓とは見た目を美しく整えること、整理とは不必要なモノを取り除いたり分けたりすること、と定義づけています。わかりやすいですよね。
▼著者の長野ゆかさんには、以前、動画で「ファイリング技術」を解説いただきました。こちらも併せてぜひ!
1年で約3日も探し物をしているとしたら?
片づいていない状態だと探し物をする時間が増えてしまう。
考えれば当たり前で、ビジネスの現場ではよく起きていることを、本書では『罪深い時間』だと表現しています。1日で20分も探していたら、1年240日で約80時間も探し物に費やすことになるのだと。確かに膨大な時間ですよね。
オフィスでも自宅でも片づいていないことが原因で探し物に追われていると考えたら、「もったいなさすぎる」という気になっても不思議ではありません。
ということで、無駄な時間を過ごさないためにも、本書を読んで、整理と整頓のノウハウを一から身につけることを、強くお勧めしたいと思っています。
書籍のプレゼントを用意しています!
今回ご紹介した書籍『実践!オフィスの効率化ファイリング』を抽選でプレゼント。皆さんのご応募をお待ちしています。
たくさんのご応募ありがとうございました。
■注意事項
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これまでのコラム
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第1回「すべての仕事は「問い」からはじまるのか?」
第2回 「世界一速く結果を出す」ためにできることとは?
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第10回 人付き合いは難しい、と悩むあなたにオススメの一冊。
第11回 Excelで困っているあなたは必読の一冊!
第12回 秘書ではない、あなただからこそ秘書力を!
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