
なにごともどんぶり勘定が一番危ないらしい
今回、ご紹介する書籍は『書けば貯まる!共働きにピッタリな一生モノの家計管理』です。以前、らしさオンラインにて著者の塚越菜々子さんのセミナー参加者を募集したところ、史上最多のご応募をいただきました。
お金に関するテーマは、皆さんにとって重要な関心事なのだなと、改めて驚いた記憶があります。人生百年時代、確かにお金は大切になってきますよね。
通常の書籍よりも大判のサイズである本書は、家計の状態を把握し、健全かどうかをチェックして、今後必要となるお金の中身までが、自分自身で書き込みながら整理ができるようになっています。
もちろん、整理をするためのポイントも、わかりやすく丁寧に解説されていますから、家計の状態が、それこそ、どんぶり勘定ではなく、くっきりと理解できるようになります。
要は家計とそれに伴う資産の可視化なのですが、見えることはとても重要。お金に関する不安の多くは自分自身がすべての詳細に把握できていないことによって起きるようです。
確かに、いまの状態を知ってしまうことは、ある意味で怖いですし、実際に整理しようと思うと骨が折れます。が、知ることによって、どのように対処すればいいのか、これからなにをすべきかが見えてきます。
漠然とした不安から、対処法が考えられる不安へと進化することで、将来への心配が少し和らぐ、そんな感じでしょうか。
キャリアプランに悩んでいるあなたにオススメ!
ここまで読んでピンときた人も多いかもしれませんが、実はこの管理の仕方って、キャリアの棚卸しをする方法と似ている部分が多くあります。
いまの状態を書き出して整理をし、自分が持っているスキルや資格などを可視化する。そして、未来予想図から充足できている経験やスキルと、いまのままでは足りない部分を見つけ出し、計画を立てて獲得していく。そっくりですよね。そして、それをやっていない状態だと将来が不安なことも同じ。
どんぶり勘定が危ないという点も、とても似ています。長く働くことを求められる時代になったいま、漠然と「こんな感じで働いていたらオッケーかな」という状態では不安になっても仕方ありません。
将来の不安を少しでも和らげるために、いまするべきことはなにか。その方法を見つけるためには、ぼんやりと頭の中で考えるだけでは、なかなか答えは見つかりません。まずは可視化してみる。そこからスタートすることが大切なのです。
といっても、先にある不安を解消するために、自分自身の状態をあからさまにするのはとても勇気が必要なことです。ただ、お金の問題は待ってくれません。
この記事を読んで「とても気になった」「確かに心配かも」と思ったあなたは、ぜひ手に取って読む、いや、本の中に書き込みをして、将来への不安の種になっているお金について、しっかりと向き合ってみてください。
著者の塚越菜々子さんのセミナーは、以下でもご紹介しています。
▼お金が貯まらないのは「仕組み」のせいだった?
今回も書籍のプレゼントを用意しています!
ということで、今回ご紹介した『書けば貯まる!共働きにピッタリな一生モノの家計管理』を、抽選でプレゼント。皆さんのご応募をお待ちしています。
たくさんのご応募ありがとうございました。
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